看板も地図も時計ない場所で

ふわっと

看板も地図も時計もない場所で
お気に入りの空を探していると

いつの間にか地面も木々も電線も斜めになって
わたしという存在もあなたとの境界線も忘れる


どこなのか
いつなのか

あなたは
わたしは


そういうことが全く意識に上らなくなって
木の葉や電線と一緒に風に揺られている時

ふわっとそこはかとなく感じる何か
それが欲しくて空に逢いに行くんだ


ゆっくり咲くのも、いいよね

梅雨明け当日の朝

あの頃はまだ 茎の中で眠っていて
桜の甘酸っぱい匂いも 夢の中の幻

追い立てられるように 一斉に咲き出した友
あなたの隣は 怒涛のように川が流れていた

花火のように咲ききって もう面影すらなくなった
友の顔も知らず ゆっくりと目を覚ますとそこは夏

新緑は深緑に変わり わたしは傘を家に置く
隙間からそっと顔を出し 青い空を見上げる


光がやわらかいと、影もやわらかい。でも…

やさしさかもしれない

光がやわらかい 影もやわらかい
淡い色のあわい ひとり見惚れる

不意に友が飛んできて 花をふわっと抱きしめた
ポケットからカメラを出す前に 隣の花に飛んだ

そうだよね 蜂みたいに早い蝶もいるんだった
目覚まし時計もないのに スイッチが繋がった

花びらが大きい やさしさかもしれない
目を合わせない やさしさかもしれない



この記事を読んで下さっているあなたへ
 
本日の三部作は

「ふわっと」
「梅雨明け当日の朝」
「やさしさかもしれない」

でしたうさぎクッキー


東の空は、ようやく梅雨明け
今年も、あっという間でした

過ぎてからでないと、名前はつけられないですね
「梅雨明け」も、いろんな出来事の意味なんかも

こどもの頃のお金の印象は最悪で
夫婦喧嘩の種にしかみえなかった

「あなたたち(こども)がいるからお金がないの」
「おとうさんがファミリー(企業の社員)だから」


そんなのばっかりだったし、雨漏りする社宅で

シャワーはゴムホースだし、大学は奨学金貧乏


そういう中で育ったわたしにとって、好きな時に

好きなモノと交換できるお金は、やっぱりすごい




動きの速い友、遅い友がいると感じるのは

「自分のいつも」という基準があるからで


実体があるわけではなく

あくまでわたしの感じ方


自分の感じ方もその時その時で変わるし

人様と同じことはほぼないと思っていい


それぞれの感じ方をそのままいさせてくれる

自然の中を歩いているととてもホッとします




それはそうと!

昨日は久しぶりにレーネンさんの本を読み返して
発刊からもう一年も経ったんだと…ビックリです

 

宇宙(大自然・神)が計画したのか

わたしたちの集合意識が望んだのか

 

わたし自身の魂が「宇宙の計画」という名の

フィルムを選んだのか、それはわかりません

 

 

どういう由来で、起きたのかがわからなくても

支配と所有の時代を終わらせたい気持ちは確か

 

コロナウィルスであろうと嫌いな人であろうと

互いの経験を尊重し合える世界を望んでいます

 

 

起きることはすべて、バランスの表現であり

すべてはただの経験でしかなく、それにどう対処するかだけ

 

今、地球で大切なことは、すべての生命がそうある、いる

その権利をリスペクトすることによって

新型コロナウィルスの役目は終わっていく

 

それぞれの人が、自分ならしないと思っても

人がバランスのためにしている経験をさせてあげることで

新型コロナウィルスが存続できない基礎をつくっていく

 
ー同著「訳者あとがき」より引用ー
 
 
猫が舌を出して伸びていることも
わたしが並んで愛でていることも
 
コロナウィルスがそこにいることも
全体のバランスにおいて必要なこと
 
 
そういう眼で、全体をみることができたらいいな
都合のいいものを集めて、笑顔になるのではなく
 
元はみんな、同じ材料でできていて
ひとつの生命を営んでいるのだから
 
 
 

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虹の写真持ってる?
 
はい、持っています😊
今朝も虹色撮りました
 

 
蜘蛛の巣が風に揺られて
光が差すと虹色に見える
 
色は、風と光とからだがあって
ようやく認識できる幻なのです
 
 
数日前、たまたま虹の記事を書きました
くっきりではないけど、綺麗な虹でした
 
透明な波と粒に、色がついて見えるって、不思議ですね
ネコ先生と並んで見上げても、同じ虹が見えないなんて
 
 
昨日の夕方、彩雲に映った虹
太陽が、フーセンガムみたい
 
マスクしていると、フーセンガムは膨らませられない
久しく噛んでいないけど、今思うとすごい発明でした

 

 

 
本日のテーマ曲は

Nils Frahm - 4'33''

 (Late Night Tales Cover version)

 

太陽が沈む時 虹が消える時

いつも静かで あっという間

 

見えない故郷に 吸い込まれてゆく

あるいは 自らの意志で帰ってゆく

 

 

あるいは 神の思し召し

あるいは いのちの定め

 

胸の奥と 見えない故郷は ○でひとつ

目を閉じれば 未知の道が みえてくる

 

 

 

青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線

 

★意味なし付録:本日のネコ先生

あくびする前の顔って、世界共通なのかしら

終わったわ、いつでもどうぞ(きりり)
 
の巻
 
青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線
 
 
 
★追伸:わたしの半分へ

4年前、ブログの世界の見知らぬ人と
どう距離を取るのか、わからなかった

初めてのSNS、あなたとの公開交換日記
浮かれ過ぎて、自分を大切にできなかった


ねぇHIRO

今更種明かしだけど、この詩は隊長へのお礼
ネットストーカーのことを、相談していたの

しつこく後追いしてきて、気持ち悪かった
真似する人は、どうしても好きになれない

嫌なものは嫌だし、かと言って相手は変えられない
だったら自分が強くなって、飛び立つしかないよね


本当に勉強になった
好き嫌いがわかって

嫌いがあるから好きがわかる
経験できて、良かったと思う



ではでは
今日もお仕事ガンバロウ☆