夏の終わりはいつも子どもの宿題が気がかりだった
昨年までのわたしだったら
お盆を過ぎたころからイライラしてきて
言いたくないけど宿題を促すように
チクチクと言ってしまっていた
今年はそのイライラが全くない夏
なんて軽やかなのでしょう
8月も下旬だというのに
中学生の宿題は手つかずだった
宿題をやらない子どもの様子は今年も例年通りだが
わたしはまったく気にならない
子育て歴21年
わたしも成長したもんだ
宿題を早く終わらせてのんびりするか
毎日少しずつ進めるか
ギリギリになって一気にやるか
それはその人の趣味である
(なんならやらなくても良い)
子どもが言った
「宿題が終わっちゃうと夏も終わっちゃう気がするから
8月31日の23:59に終わらせるの」
そうだったのかー
なんて斬新なの
ゆく夏を惜しんでいたのね?
わたしにはない発想だ
実際には、思いのほか早く進んでしまって
時間調整をしつつ22時ごろ寝ました
なんにも言わなくてもできる子なんじゃん
宿題をいつまでもやらない「子」が問題なんじゃない。
問題なのは、それが問題だと思っている「わたし」だったのです