世界が常に、春の日溜まりのようでありますように。

うさぎさん。寝転んでみたら"ズートピア"のジュディに成る夢が叶いました❤
はぁ...私、"のぼせ"は治まり始めているようですが、体が女性ホルモンと共に活動する事を受け入れ、再始動でもしようとしているのか、始終、頭痛や倦怠感が付きまといます。
今更ながら、更に体力も落ちているようで、とても疲れやすい毎日を送っております。
ホルモン治療は"骨"や様々な"臓器"、精神に影響を及ぼすと言います。
精神に関しては、稀ですが、気持ち以上に体が寂しさや悲観に陥る事があります。声を震わせ、ぶわぁっと泣いて、1分できょとんとしています。
なんか自分ながらに面白い。
でも、男性は面倒くさがるのかなあ...
体に及ぼす影響は少し怖くも有ります。
時々、長く生きないかも...と思う事も。
太く短くしか無理かしら?それでもいい。
暖かい日も増えました。
私は川原の野良猫ちゃんに会いに行く機会が増えましたが、悲しい事に市役所が猫を捕らえて保健所に送っているとの話を聞きました。
やはり馴染みの猫ちゃんたちが次々と姿を消しています。悲しくて堪りません。
誰にも危害を加えていないのに…穏やかな子達なのにぃ...
猫族な私が猫ちゃんを養えればいいのですが、今は実家に身を寄せているから出来ません。。゚(゚´Д`゚)゚。あ~ん...

お気に入りのひとり。プリュムちゃんです。私の腕の中でお眠りしそうです。この後、かたわらでぐ~すか眠ってました。

か~わい~でしょ?
Bon♪(*´▽`)v
大好きな女優さんであり、大好きな女性のアデルちゃん。"Adèle Haenel"
フランス語は一部の例外を除き、初めのHは発音しないので、名前はヘネルでは無く、エネルのようです。グーグル検索したら”エネル”と書かれていて、ショックでした。
う~...基本的なミスをしてしまいました。
改め。
近日、アデル・エネルちゃんの映画「午後8時の訪問者」が公開されます。
あまり大きな公開ではないでしょうし、私は多分、Blu-rayに期待して待つかも...と思っていますが、私の大好きなアデル・エネルちゃんの映画です。アデルちゃんの”表情を失ったまま涙を流す”妙味に共感し、涙して欲しいです。
この映画、すっごく興味深い作品です。
小さな診療場の医師が診療時間を過ぎて現れた少女に「もう時間を過ぎているから出なくていいわ」と処理してしまいます。
翌日、その少女が死んでしまったと知らされた女医は罪悪感と後悔を抱え、必死で「誰か」そして「何故か」を探し、追い求める、そんな話です。
女医は「あの少女の顔が頭から離れない」「名前も分からないまま埋葬するなんて」と、後悔に苦悩します。
私もね、悔やみがあります。先日、お向かいさんが家の鍵が入らないと愚痴っているのが聞こえたのですが、家に入ってしまいました。
タイで長歩きした時の、言葉が悪いですが"もの乞い"の方に緊急時用の僅かなお金しか持っていなかったからと、分け与えないで来てしまったこと。
あの後、"もし"が有ったら...と考えると、胸の奥がぞわぞわしてしまいます。
はあ...
人の心って優しいよね。得るもの失うものを考えず、誰かの事を助けたり想ったりする。なのに私は酷だった。今でもあまりに不甲斐ない。ダメダメなんです。
完璧に生きなくてもいい。ただ「まあ、いいか」はもう嫌なの。
これを書きながら、目が...潤む…堪りません…アデルちゃん、またぼろぼろ泣いてます。
私もぼろんぼろん泣くからね。面倒くさい女の子なのです。いひひ:p
そのアデル・エネルちゃん。なんと、女性のパートナーと人生を共にしているそうです。
女優として明確に認知される事となった「水の中のつぼみ」と言う思春期の同性愛的感情を描いた素晴らしい作品で、その脚本・監督をした女性です。
私、すっごく浮き浮きして舞い上がっちゃった。
私にも私の人生にも全く関係無い事だけれど、アデルちゃんがLGBT♪(´∀`*)ε` )
私、興奮で悶絶しております。
日曜日。
私の実家の在る千葉では、知事選挙がありました。
しかしあいにくの雨。
雨天になると何と無く頭痛が起こり易く、この日も例に違わず頭痛に苛まれ。
それでも夕刻、雨の中、徒歩で投票に行って参りました。
投票所は静まり返っていて、雨の音だけが響いていました。係りの人が5人、そっと来訪者に顔を向けます。
私はちょっと気負いしながら、何故か軽くスキップするように軽快に入室しました。
だって、ちょっとわくわくしていたから。
前回の選挙では投票する人がいっせいに集っていて、私は紛れ揉まれ、投票用紙配布員さんが思わず「女性」ボタンを押してくれる奇跡に出会う事が出来ました。
さあて、今回はどうなりますか...
まあ...
しっかり男性名での確認をされ、私、ひとりでは"つうかあ"と話は通っちゃう。
投票用紙は「男性」ボタンでういんと出てくる空しき現実...
ううう...全力化粧3重塗りで、長髪もしっかり下ろして女ぶり全快で行ったのにぃい~。
...しかし。Σ(; ゚Д゚)☆
投票用紙を受け取って、書く場所に行くと、そっと耳に入る囁き声…
「ねえ...男性でいいんだよね」
ふふふ。
投票を終えると、にっこり笑みを振り撒いて、地上5センチ浮き浮きして帰って参りました。
ちょっとだけ「男性」ボタンに涙ひとしずく、でも、私の帰り道は、笑顔で浮き浮き晴れ模様。.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.
とある映画を観ました。
「ブルックリンの恋人たち」です。
「プラダを来た悪魔」や「プリティ・プリンセス」のアン・ハサウェイが主演し、製作もした映画です。
内容は、とあるストリートミュージシャンの青年が交通事故にあい、昏睡状態に陥ります。彼の喧嘩別れした姉は、弟の為に彼の生活の痕跡から、目を覚まさせる鍵を探そうとします。弟はあるミュージシャンに憧れていたようなので会いに行くのですが...
この映画、そこそこの低予算。映像も語りもそれほど達者じゃない。でも、姉の献身さ、そして憧れのミュージシャンがする"いたわり"が、なんとも愛らしいのです。
視聴後、とても胸が暖かくなりました。優しいラブソングに酔いしれた気分です。
視聴後、母は私にこう言いました。
「彼女があんなにも弟の為に出来る事が素敵だった。胸を打たれるよね。私にも出来るかしら」
と。
映画は私達はがお座なりにしている単純なことを思い出させてくれます。
誰かの為に。
やっぱりそんな生き方は素敵なんだ。
映画「ペイフォワード、可能の王国」を観た時、私が幼いながら感じたものは、やっぱり間違っていない。
映画「聖者の眠る街」では、交差点で強制的に車の窓拭きをしてお金を貰う、そんなその日暮らしのホームレスが、流れ着いた無垢な青年を自分の生活もままならないのに肩を貸す。彼の"力"を知ると、初めこそ欲を見せますが、彼の人生を救いたいと願うようになります。しかし全くの非力なホームレス。その嘆きは胸を打ちます。
映画「きっと忘れない」では卒業論文をホームレスに取られてしまった大学生が、返して貰う為に彼にシャワーやひと時の"寒くない"生活を与えます。次第に芽生える絆。ホームレスは大学の授業に潜り込み、とある教授に語ります。「アメリカの憲法の意義とは、変えられること」その言葉に込められた想いは、学生達の心を強く揺り動かします。
映画で学生達は変わります。世界を救うために生きるようになったり、手にした資産を捨てたりはしない。でも、あの日々を、きっと忘れないで生きる。無駄にしないで素敵に生きる筈。
ここまでは前振り。
実はある映画の予告に泣いちゃったから。
それはケン・ローチ監督の作品「わたしは、ダニエル・ブレイク」です。
病気で人生を歩めなくなった男、就職相談所で見掛けたとある不遇な親子に手を差し伸べる事で人生が色みを取り戻します。
多分、そのくらいの映画。
でも私は泣いちゃった。予告でね♪
ケン・ローチと言う監督さん、私はあまり好きではありませんでした。
好きでは無いせいで全部を観ていないので思い込みだったらごめんなさい。でも、いつも冷めた目で、例え温かみを描いても、必ず突き放す。そんな映画を作る。
「やさしくキスをして」なんて異人種の愛の難しさを描いていましたが、ホラー級のおぞましさで奪ってくる。
でも、引退を表明しながら、これだけはと復帰して撮った1本は、あまりに育みに満ちた映画みたい。
私はすごく嬉しかった。
予告のモノローグ「隣の誰かを助けるだけで、人生は変えられる」
この言葉だけで、私は少なくとも今日は幸せよ。
ちょっと検索してみたら、それほどキツい映画ばかり撮っているわけでも無いみたい:p
「天使の分け前」も前向きでしたわ。
ケン・ローチさん、ごめんなさい。(^∀^;)