今でも時々、笑われる。思い込みも有るかもね。
でも、そう言う時は少しだけ顔を伏せがちになる。
空は今日も綺麗、美しい花木は季節を彩り、野良猫は平等に私にも甘える。
私の世界は嘲笑以外にもたくさんある。
トランスジェンダー、頑張れ(*>∇<)ノ
みんなも頑張れ(*´▽`)v
私。前回の続き。
血の繋がりも特別な縁も無いけれど、可愛いBebeの”おばさん”に成ったからには、誇って貰えるおばさんに成らないとね。
「あんな"おばさん"が居て良かった」って思って貰える人間に成るんだ。
子供って凄いね。こんなにも愛されたい、好かれたいって思わされてしまうんだもの。
あの子は私だけじゃない、全てのトランスジェンダーの子。そう告げた。
アンナは嫌がらなかったよ。
珠のような可愛い子。
会える日を楽しみに♪(○´∀`人´∀`○)
話は変わって私のコスプレ話。
気持ちだけが逸りながらなかなか手に入れられなかった履物を購入。

じゃ~ん。深爪中、恥ずかし。
これで、次回のコスプレが見えてきました。ただ、私の足サイズは25.5cm~26cmは有るのですが、探してみて、なかなか無い。なんとか見つけても鼻緒がきつい。
間が狭いので指が入らないのです。
それに板の先の方が細く成っている物が多く、幅広の私の足では左右から足が落っこちてしまいます。
写真のものは24cm程度なのですが、指が入れ易くて履き心地もいい。ただしさすがの24cm、足が左右どころか360度方向からこぼれ落ちています。
かかと辺りが少し痛いかな...でも見栄え優先。洒落っ気も無いけれど、指は楽なので満足満足♪
お店で履き合わせをしている時、実はすね毛を処理していなかったので、周囲に対して、ばれやしないかとドキドキ照れ照れしちゃいました。
見える所だけだもんね~整えているのは。:p
そんなだから女子中学生に笑われちゃうんだわね。あの日はメイクもファンデーションをブラシでささ~っとしかしていかなかったからね。
お陰で最近、厚化粧気味に…私、永久脱毛して無いから”髭”もね~まだ生える。随分、疎らでも、ざらっとしちゃう。
女の道は遠い。
コスプレの日には全開で女の子ぶってやってくるわ。つい「私、女だし、女装さんらには負けてられないわ」と思いがちですが「私こそ女装男子」と思って、肩肘張らずに舞い踊ってくるつもりです。
あとは、肌着をどうするかと、巫女服の形を改造しなくてはいけないかと言うことです。まだ模すキャラクターも決まってない。
ペースが遅くなっているので、頑張らないと。もう適当にはしていられませぬ。
性別適合手術絡みのこと。
先日、ふと、クリトリス辺りに不思議な違和感を感じました。痛みのように感じる時もありました。
よくよく見てみると、何と無く、私のクリトリス...小さくなっているような…
そうなんです。タイでは陰径が腫れあがっていたのに割れ目から飛び出していたくらいだったのですから、半分くらいに縮んだ陰径に隠れてしまうほどの私の今のクリトリス、どうなんだろう。
しばらく考えました。
もしかすると男性器が女性ホルモンで萎縮するなら、クリトリスも萎縮するのではないか...と。
「いけない、このままでは無くなってしまう」私は焦り、再度確認。
すると何と無く赤らんでいて、先端が白みがかっているように見えました。
私は抗生塗布薬を塗布、そして女性ホルモンの服用を止めました。
それから4日。
クリトリスの赤らみは無くなり、何と無くでは有りますが、少し太くなったようにも感じます。痛みっぽい不快感も無くなり、ひとまず、胸を撫で下ろしております。
...しかし、どうしよう。
女性ホルモンを摂れないと、体が枯れて行く…
女肉は少し減ってもいいけれど、胸の膨らみは無くなっちゃ駄目。
苦悩し悶え、5日目、服用してしまいました。
少し、量を減らしてみようと思います。
胸も皮膚は伸びたろうし、中身が減っても垂れるだけよ。大好きなアデル・ヘネルちゃんも見事な垂れ乳ですから、それで良いのだ。:p
...世の男性はそうでもない?
そうこうしていたら女性ホルモンが偏ったせいなのか、徐々に体調が崩れ、毎日、酷い熱りが襲います。
少し体を動かしたりすると、帰宅して直ぐに貧血にでもなったように体調が悪くなる...そんな状態に。
今日もぐったりです。女性ホルモンは日1回エストロゲン系を1.25mgとピル系スーシーを1錠だけ。
でも全く"ほてり"が無くならない。
そんな中でも幾つかの愛らしい出来事も。
運動不足は嫌なので、外出はよくしました。
出掛ける時に稀に顔を合わせるお向かいさん。今までは笑顔で挨拶し、時には花や天気の話をしたもの。でも、最近は顔すら合わせない。
飼い犬のコーギー犬だけは無垢な瞳を向けてくれるけれど、ご主人様はそっぽ向き。
一昨日のこと。
近所に、周辺でも有名な"人付き合いの苦手な奥さん"が居ます。人嫌いではないようですが、どうも挨拶しながらも目を合わせないし、笑顔も上手く作れない。そんな方。
でも、私が徒歩で買い物に出ようとすると丁度、彼女が帰宅しました。
私は「こんにちは」と挨拶しました。
すると彼女、いつものように細い声で「...こんにちは」と言いながら、いつものように横目でこちらをちらり。
その直後、彼女は私を二度見しました。そしてそのまま家へ入って行きました。
彼女が私を真っ正面から見たのは初めてでした。
実は私、そこそこ薄着で出掛けたのです。当然、胸の膨らみはしっかり分かるし、何より、体のラインはなかなかの丸みを帯びた女作り。
買い物から戻り、買い過ぎて抱える荷物に苦闘していると、目の端に動くものが。
影。すると二階で布団を取り込もうとしているさっきの彼女。
見上げてみたら、彼女、今まで見た事も無い笑顔で「こんにちは」と言ってくれました。
私はにっこり微笑み、よたよたと家路に就きました。
トランスジェンダーとして胸を張って生きるように成って嬉しかった事は、今まで擦れ違うことしか出来なかった人とのたくさんの出会いや触れ合いが経験出来ることです。
買い物に行って挨拶出来る人なんてそう居ないもの。でも今は違う。初めての人とも顔見知りのように挨拶をし、話もする。
一昨日には道端で見知らぬおじさんに手を振られて、そのまま井戸端会議。おじさん、よほど楽しかったのか、すっごい笑顔で"ほくほく"しているのが伝わってきて、こちらこそ"ほくほく"でした。
昨日も外国人の青年が砂糖と塩が分からないで弱っていたのを機に、買い物を手伝ってあげて...なんて事も。
こういう触れ合いは何より素晴らしいです。
体調の悪さなんて、軽々と何処かへ飛んでいってしまいます。
人生は悲しい事、辛い事ばかり。でも驚きもたくさん。捨てたもんじゃない。
誰かと生きる。
それは素敵なこと。
私は時々、映画「クラッシュ」を思い出します。幾つかの"驚き"が込められた映画です。
ある男性は家族を愛しています。子供には見えない防弾マントをあげて、ヒーローに憧れる子に愛を配ります。
ただし、外国人の店主には苦情三昧。
その店主は、頑張っていますが、様々な問題に怒りと憤りを溜めていきます。彼は銃を持っていて、息子は不安を隠せません。
ある日、思わぬ事に...
そこで起こる事は誰かを案じて生まれた、幾つかの"愛"や"いたわり"によって、更なる思わぬ事を引き起こします。
人は人を責めます。人は人を蔑みます。
ある差別の話。
でも事故が起こります。
横転し燃料の漏れる車。中で身動きが取れないのは黒人女性、そして手を差し伸べるのは白人男性。二人はある夜に出会っていて、それはあまりに不快な巡り合わせでした。
人は人を嫌う時があります。でも、貴方が苦境に陥った時、貴方を救い出してくれるのは貴方が嫌った、その人で無いとは限らない。
"良かれ"に躊躇わない人生を。蔑まない人生を。
それは時に胸を痛めるかもしれないけれど、きっと良いものが育まれている筈です。
※映画「クラッシュ」に興味を持たれた方へ。
デヴィッド・クローネンバーグ監督による「クラッシュ」と間違えないように。
こちらは強烈なフェチの話です。
交通事故を起こし骨折し血塗れの中で性交渉をする男女を見てしまった事から倒錯に堕ちていく男の話です。
...まあ...私はこちらも好きなんですけれどね:p

"ほてり"にしょぼくれた、私。

鞄、買っちゃった♪高いものじゃないですけれどね(^∀^;)