性別適合手術のアテンドさんとのんびり二人三脚開始 | まりのブログ

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性同一性障害者の私が、思いのままに生きるために頑張って生きてます。
性別適合手術をしてから2年になりました。
私はトランスジェンダーとして誇りを持って生きてます

私の性別適合手術でエスコートしてくれるアテンドさんへの入金(保証金と航空代金)を済ませ、これで契約開始です。
ひゃ~始まってしまいました。
私の全てが変わる日まで...2ヶ月を切っています。
これから私のアテンドさんと触れあって寄り添って行くのですが、逐一、良かった点と悪かった点を記していきます。
それを見て、もし、同じアテンドさんを利用したいと思うなら、アテンドさんを紹介します。タイに行って、良かったなら、記載もします。
感謝を込めて書ける事を願っています。

もうアテンドさんを決めなくちゃいけないと、最後のふたつの候補で決めかねていた時に、思わぬ偶然で見付けたので、運命と信じて詳しく読まずに即決してしまいました。
確かに改めてHPを読んで行くと、決して良いことばかりは書いておりません。「電圧変換器は持参して」とか、地味に面倒くさい。他の多くは提供有るんだもん。
携帯を充電したかったのに。噂だと日本の大概の機械は電圧に余裕があり、タイの電圧に対応していると聞いていたのですが、どうなのでしょう?
同時期に来ている人に借りればいいかな...なんて甘い考えも。:p
と、そんな時、アテンドさんから連絡が。航空券の予約を間違ってしまったとの事。
大丈夫らしいのですが、慌てたようで、2度もメールが来ていました。
さて。どうなる事やら。まだ追加報告は有りません。
大丈夫なの?ちょっと不安?そう言いながら、お馬鹿頭の私は呑気に待っているのでした。
利用した方達の感想では、通訳の質が高く、タイでの寄り添いがとても丁寧で親密なので、楽でした、と言うアテンドさんなので、行けちゃえば大丈夫かな、と気楽にしております。
振り込み後の連絡も有りましたし(パニック気味でしたが...)人間らしさが感じられて、感触は悪く有りません。
ま。タイでひとりぽつん...は無さそうです。私、やっぱりぼけ~っとしているようで、飛行機時間や日付に"?"が有っても、ま、なんとかなるよね、であまり読まないで過ごしてしまいました。
ちょっと良くないかも。後でメールしとこ。

追記:
メールで確認したところ、航空券に関しては大丈夫との事です。
ただ、そこに休日が入ってしまったせいか、24時間以上経過した現在、追加連絡無し。まだ契約確認書が来ていない以上、逐一の進行を知りたいのが待ち人の心理。
呑気は良いけれど、ルーズは駄目よ。
お勧めしたいけれど、もう少し先かなあ。


さて。女性ホルモンを手術のひと月前から止めなくてはならないのですが、私はもう控えることにしました。男性器の委縮を止める為と体の調子を上げる為です。
始めてから1週間くらい。
そのせいでか、軽い更年期障害が再発しました。現在は楽に成りましたが、久しぶりのあの熱りには、倦怠感満々でした。
それからお腹の三段腹が二段腹に成りました。:p
痩せたのか太ったのかはさっぱり分かりません。体重は減少傾向なので、期待したいけれど、顔に丸みが少なくなったようにも思えます。声まで低くなったような...
こんなに戻る?ちょっと怖いです。
エストロゲンだけ入れておけばと思っていましたが、私は男性型脱毛が有るので、慌ててピル系ホルモン薬を服用再開しました。
これは数少ない発毛効果が有るので、依存しています。
少なくとも手術前ひと月とその後2週間はホルモンを体に入れられません。風邪薬もダメなくらいなのです。
これは薬に含まれる血小板の働きを鈍らせる要素を体に残さない為なんですね。血が止まらなくなったりしたら大変ですから。
でも、そんなに長い間、女性ホルモンを入れられないと、私、男に戻ってしまうかも。たかが一週間で女性化の減退を感じてしまうのですもん。
心、折れます。
でも、そう言えば、男性器が少しだけ存在感を増してきた気がしています。ジーンズで居ると、つんと盛り上がります。しばらく無かったんですよね。始終、冷水に入った時のようでしたから。
今はちょっとばかりだらっとしています。:p


今日はお盆として、故人達に会いに行きました。
じっくり、私の新たな人生を祝福して下さいと手術の報告を兼ねて、神様に近いところから祈ってと図々しくもお願いして来ました。
本当は直接伝えたかった。
父方の祖父は2人も愛人を作って、小さなBarを作って3人で暮らしていた強者。子を愛し切れなかった後悔からか孫の私には優しかった。父とその兄弟は愛人さんたちを毛嫌いしていたけれど、私は好きだった。あの人達の優しい笑顔を忘れない。
あの人達なら私を心から受け入れてくれたかもしれない。
...みんな優しかった記憶ばかり。
中でも、一番に母方の祖母に伝えたかったなあ。
プロレス好きだった性格のハッキリした、でもあまりに優しかった祖母。何だって受け入れてくれたはず。
...いけない。涙が溢れてきました。

お墓参りを終え、親族の加護を携え、2ヶ月後にタイへ旅立つ事を改めて胸に抱いております。
いつもなら体調を崩すお墓参りですが、今日は元気に為して来ました。
風が良いのか、お線香の火がよく燃えて、"あちち"言っていました。
「大変な人生ぞ、覚悟しなさい」と喝を入れられた様な気分でした。悪戯好きの祖父ならやりそうだなあ...なんて。
別れ際「また来るね」と告げたら塔婆がカタカタと音を立てたので「いつもありがとう」と告げてきました。


さて。来る8月14日に東京ビッグサイトで催されている「コミックマーケット」に赴きます。
コスプレやって参ります♥にひひ