アテンド会社にコンタクト開始しました。
相談する事も無いので、早速、日付の決定段階に。
さすがに早急過ぎて私のゆったり脳内波長がオロオロしています。
でも止まる理由も無いし、ま～いいよね。
時間はかかりそうです。アテンドによっては「2ヶ月は見て」と記していますが、私のアテンドさんは3ヶ月との記載。
手術前14日はホルモンを停止と聞いていたけれど、ここは1ヶ月。
3ヶ月前からは煙草にお酒は止めないととも。私はどちらもホルモン服用の際に完全に止めたもん。
まだまだ手間はかかります。中でも手間がかかるアテンドさん、選んじゃったかな？
でもひと先ずは日付が決まったら、英文診断書を貰いに行かないと。先生「いつでも書くからね」と言ってくれているし、行くだけよん。
はあ...貯蓄、消えちゃうなあ。
でも、人生を手に入れるの。
実は父には内緒です。"女性として生きる事"の手前で遮られてしまったから、その為に嫌な言い合いをしてしまったから、もうあんな不毛ないさかいはしたくないの。
私の人生は私のもの。
母には言い訳をレクチャーしたし、私は勝手にやっちゃったって事さ。
病院はヤンヒーにしたいと思っています。ガモンホスピタルの時間をかけて整形に取り組む良い評判は聞いていますが、ヤンヒーだってMtF整形実施数No1ですもん。
ガモンは通院型で、最後の日まで先生に会えます。比べ、ヤンヒーは総合病院なので患部や患部外のトラブルにも対応がしっかりしています。ただ、多分ですが、退院後は問題が起こらない限り放置だと思います。
どちらが良いかは好みですね。
悩みました。
でも、元からヤンヒー前提だったから、決めちゃいました。
ただ、ちいちゃな難問が。
ヤンヒーで反転法を行う場合、男性器の写真を送らなければならないそうです...
う～...見せるのは気にならないのですが、写真とは...
私さあ...嫌いなんだ、自分の男性器。性衝動が異様なほど起こって、私にとって不快にしか感じられなかった"あの感覚"を、ただ取り去りたくて自慰行為を頻繁にしなければならなかった。
それがあまりに辛かったから。その忌まわしきものだから。
当然、自慰とは言え、慰めには全く成っていなかったし。
でも、それが、私の新しい"形"を作ってくれる。だから、尊ばなくちゃ。
でも...
萎縮し、くたくたな男性器が写真だけで、手術不能とされてしまったら嫌だなあ...
と悩みながらも"送信"。
しばらくして返信が。
「10月の13日手術です」との報。
やったぁ～！
今までの人生、一度とすらまともに進まなかった私の人生が、初めて順調に進んでる。
私は踊り明かそうばかりに浮かれました。天にも昇ろう至福の時。
しかし、それも30分。
予感はある意味、的中してしまいました。
再度の連絡が入り「私の陰嚢(精巣を覆う皮膚)では女性器の形成が難しい恐れがある」との事。
男性器の長さに余裕が無かったことも問題で、きっと手術中の様々な事態にリカバリが出来ないと言うことなのでしょう...
私は今、ぐったりしています。
ヤンヒーはオーソドックスな反転法しかしない。比べてガンモは腹部の皮膚を流用して膣形成をする新方式が出来ます。
...私の予定は大きく狂いそうです。
きっとガンモで性別適合手術を行うことに成ります。
まだ分かりませんが、もしかするとS字結腸法しか出来ないなんて事も有り得ます。
体に負担をかけたくないよ。
私、相当に体力無いもの。
今、自分を祝うつもりで買ったディズニーアニメの「塔の上のラプンツェル」を観ています。
あんなラプンツェルのような女の子に成りたいの。感情に真っ直ぐで正直な女の子。元気一杯で人の為に輝く髪の力を投げ出すの。
愛されたい。愛したい。そんな"関係"に向き合いたい。そして、抱いてもらいたい。
その為にはヤンヒーは無理らしい。
私はいつもうまくいかない。
でも思うんだ。これで、もう厄は払った。
あとは最高の明日へ生きるだけ。