大したことは書いておりませんが、やはり、アレルギーのある方は読まないようよろしくお願いいたします。
私の体は女性ホルモン錠を長く服用して居る為に、性衝動が起こりません。それは肉体的だけでなく、精神的にも特に沸き立つ感情は有りません。
それを多く、中でも男性方は「それで幸せなの?」とお思いかもしれませんが、私、元々、男性的な性衝動がとても嫌だったので、今の私はとても幸せなのです。(@^▽゜@)ゞ
ですが、私の心と言うものは、どうも人の温もりを求めてしまうものでして...それは程よく愛を諦めた私には、無数の形のひとつとして、やはり性的な形としての繋がりを期待してしまうのでした。:p
そうは言え、性衝動が無い私にはどうもイメージが湧かず、なんとかハーレークィーン並みの妄想で片付けておりました。これがまた良くて、最上のシチュエーションと時に冒険、そして極上の口付けが私の至福でした。妄想ですけど...
しかし、ある時、私は現実で、とある動画を見付けました。ひと先ず、見えるのは動かない画像一枚で、いつもなら「パケット食うから動画は見ません」と無視するのですが、その日だけはそれが私の心を離さなかったのです。
きっと、私の性的アンテナがビビッと受信してしまったのです。
私は躊躇いながらも...クリック。
動画は大したものではありませんでした。女性がその麗しい股を開き、後ろ姿の男性が男性器を挿入する平凡なもの。しかし、事後、精液が女の子の浴びせられるのですが、そのひと滴が額に当たり、ぽんと跳ね返ったのです。するとその女性が照れるように笑い出したのです。
私は思わず「可愛い...」と声に出してしまいました。
男性が可愛らしい女の子に一目惚れするように、私も、笑顔に溢れた触れ合いの姿に、一目惚れしてしまったのです。
それからの私は、そんな動画を次から次へと探し捲り、見捲りし、もうくたくたに成るほどでした。馬鹿です。もう、本気でお馬鹿です。(´*ω*`)
当然、私には勃起に繋がる性衝動は起こりません。ですが、私の体は性的な刺激に反応したようで、多分、男性ホルモンを作り出していたのだと思います。それは私の体いっぱいの女性ホルモンと喧嘩し合ってしまい、ホルモンのバランスを失って、ある意味の更年期障害の状態に成ってしまいました。もう、ひどく疲れました。毎夕に成るとぐったり疲弊して、ある日は、吐き気がしたほどです。
ω<。)...
ああ...そうしてまた私は疲労で倒れるのでした。
今は正直、性交渉をしたくて堪りません。
心が寂しい?どうなんでしょう。
私は性同一性障害に気付き、向き合おうと決めて、その日から、朝、起きると、今日一日はどんな日だろうとわくわくします。特に何にもない日でも、体調が悪くても、私は一日の終わりに充実で満ち溢れています。眠る時、明日が楽しみで堪りません。
素晴らしい日々。まさにです。
どのような形であれ、私に好意や愛を感じる人と体を合わせること、それは、どんな気持ちなのか、今までの私では、可能性すらなかった、そんな期待...
わくわくしなくてなんなのさ。
私は体で人と対話をしたい。...セックス依存症だったりして。衝動無いのに。
何でもしてみたい。可能性の全てを試したい。それこそ、倫理の壁を超越したトランスジェンダーの本分と言うものです。
...私だけです。
変態なのかなあ?昔から男性的性衝動の他にボンテージやSMにさえ、その芸術性に心惹かれる私がおりました。人はそう言うものを恥ずかしさや倫理観、宗教観で解き放ちません。時には目さえ背けます。
私もでした。
しかし、今の私は、頭の回路が切れてしまったかの様に...正直です。隠すものは無く、守るものも有りません。恥に怯えず、全裸で歩き、道端で性交渉さえ出来るほどです。さすがにしませんけどね。...(;ノ^∀^)ノ
この品の無い話をここまで読んだ方は居ないと思いますが、ごめんなさいね。
ましてやトランスの話だもんね。興味無いよね...
誤解はしないでね。普段からこんな事を考えているわけでは有りません。多くのトランスジェンダーはホルモンによって性的興味を理性的に見ています。ポルノにさえ唾を飲み込むことは有りません。
...でも可愛いのよ、顔を一面、白濁な液体にまみれさせながら、笑顔で男性を見上げる女の子、信頼と恥ずかしさの狭間で熱をもって赤らむ頬と体...あん、私の体で無く、私の心が疼きます。
...すみません。
ただ、どうしても、私自身がセックスをしている想像が全く出来ません。見たいのに、したいのに、する気がないみたい。
そう感じます。
故に日々が充実しています。貞淑な妻が老後にバイタリティに溢れるように。
( ̄□ ̄;)!!が~ん...
時々、憧れと共に想い巡らす事は有ります。女性としての性交渉と言うものを。
行為としてでは無く、その充実感と暖かみ、そしてささやかに流れる愛の調べ。
つくづく私の心は無垢な少女の様に美化された幻想の中に在ります。
私はまごう事無く、性同一性障害です。故に性交渉をしたことが有りません。する機会がなかったのではなく、男性として沸き上がる性欲に向き合うなら、女性と話をしていたかった。素敵な男性なら、ただ、抱き締めてくれていたら、それで良かった。性衝動なんぞ、楽になる為の自慰で充分でしたから。
私を満足させるであろう女性としての性交渉は、こんな私をどのように駆らせるのか、楽しみです。
大人に成り損ねたピーターパン子ちゃんは、飛ぶ事が出来るでしょうか?
でも、なんだろう。最近、肌艶良くなったみたい。顔色が明るくなり、ぼんやり有ったくすみも薄らいでいるように思えます。セックスが美容に良いなんて男性に都合の良い話を聞いていましたが、本当かも。しかし、たかが動画を見た程度なんですけど...ねえ。
ホルモンの力なのかも。
気のせい?
うんにゃ。"想う"はきっと奇跡を起こすのです。
...やっぱり私、寂しいのかも。これは私の心の自慰ですね。:p
酷い写真です。外出時に女の子ふたりに「...ねえ、あれだよね」と指を指されて笑われて、ちょっとしょげながら帰宅したその瞬間です。髪はぼさぼさ、化粧はどろどろ。でも、これが私です。
おブスなトランスジェンダーなだけで、あなたと変わらないんだよ。

え?普通じゃない?それは...私だけですから...