人生のいとまの、あくびくらいな話:p | まりのブログ

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性同一性障害者の私が、思いのままに生きるために頑張って生きてます。
性別適合手術をしてから2年になりました。
私はトランスジェンダーとして誇りを持って生きてます

週末、知人とお酒の場に行きました。

ご存知の通り、私はお酒を飲まない宣言をしています。ですが、そう言う場に行くと、どうしても「付き合い」と言う言葉でお酒を口にする事を要求されてしまうものです。

例外無く、昨日もそう言う状況が起こりまして、私はお酒を飲まないと立場が悪い状況に

ただ自分の事を切々と説明しても、苦いものが残ってしまうものです。

私はこう告げました。

「私が口にする酒は結婚の時の杯だけ、女に成ろうと決めたその日から、初めてで最後の酒にしたいの」と。

女性ホルモン錠を服用しているので肝臓に相当な負荷が掛かっています。私は愛してくれる人と出会えたら、その人と一日でも多くの時間を共に生きたい。それも健康的にね。だから、絶対に肝炎になんてなってはいけないのです。

これは私の精一杯の愛です。ヽ(´▽`)/ えへへ。

よく「断れない」ような事態に陥ると思います。なかなか断れないものですし、断ると仲間外れに成ってしまう事もありますよね。

私も長い間、断れなかった~。最近はこの想いの強さで乗り切っています。そしてそれを話題にしてしまいます。

今回も愛と病の話で乗り切りました。

私の言葉が届いたって言うのも有ります。人ってやっぱり優しいものです。ただ、何かを願ったり断ったりしたら、その倍以上する事が有ると覚悟しなくちゃいけませんよ。私は記憶に残すほどはしゃぎます。

飲酒は有りましたが、高校の頃の私の暴走振りは語り継がれているほどです。未成年の飲酒告白は聞かなかった事に

昨晩、アルコールは一滴も口にしませんでした。そんな私は私を誇らしい。

そして別れ際に忘れちゃいけない。「ありがとう」。

「ごめんね」より「ありがとう」は良いです。

私は「ありがとう」が好きです。言われて嫌な気持ちには成らないし、言うのに躊躇う事も有りませんしね。

 

うううでもお酒好きだったんだよ~。溺れるほどではないけれど、梅酒にウイスキー、カクテル、ワインにウォッカまで飲みました。

煙草も然り、「止める」のは全て「愛」への意志力です。

「相手が居ないじゃん」って?

明日はわかんないじゃん。:p

 

 

 

最近、顔が更に真ん丸に成って来ました。8kgもの体重増加は2kg減少しているので、太った訳では無いと思います。

顔が長いので、横に顔が広がると男っ気が消えると信じて喜んでいます。写真を見比べるとそこそこ別人と言っていいくらいの変貌です。

そんな変わって来た私を絶対に見間違えない子が居ます。

とある野良猫ちゃんです。

あまえたがりの「かれん」ちゃんです。私以外の人には例え近付いても体を擦り付けるだけなのですが、私だけは足を登って来ます。そして膝の上に座り込んだり、肩に乗ったり、先日なんてベレー帽で隠れた耳をほじくり出してべろんべろん舐められました。お鼻のキスなんて当前です。

数週間会わなくても、暑くてぐったりな日でも、私にだけは全力の愛をぶつけて来ます。

もう結婚しないと、いけないくらいです。

なので、私、お嫁にいきます。おおお、相手居ましたよ❤

でも「かれん」ちゃん、女の子なんですけどね。前にも書いたね:p

 

ほんとに時々、ちょっとだけ、私でも結婚の事を考えます。

何かって、ほら、やっぱりドレスとかドレスとかドレスとか。

ウィンドウショッピングをしていて時々、綺麗な純白のドレスを見掛けると、思わず立ち止まってしまいます。

そんなに結婚願望は無いんですよ。男の責任は放棄しちゃったし、女の責任には応える覚悟は有りますけど、結婚に対してイメージが湧かなくって

それでも焦がれだけは制限有りません。

私はもし誰かに告白されたら「結婚しません」と言うつもりです(うわ、過信)。だって子供の居る幸せな家庭を築いて欲しいですから。

「それでもいい」って言われて付き合って、ある日、突然の告白をされちゃう。でも私は「出来ないって言ったじゃああああん」って泣き喚くだけしか出来ないそんな夢を何度か見ました。:p

夢って最高。こんな私でも愛してくれる人が居るんだから。

でも、この世の中にはできない事なんて無いと思うんです。そりゃあ「あの人と」と言うような特定の条件に関しては、ほぼ「不可能」ですが、私の長い間の願いをほぼ叶えられたもん。私、生殖能力以外は女の子に成れたもん。

あんまり言うと怒られちゃうかもしれないので「女の子みたい」にしておきませう。

そうよ、もひとつの悲願だって叶うかもしれないじゃない。

その為には街に出ねば、世界に出ねば!昨日と同じだったなあなんて日は要らないのです。素晴らしい一日を目差して毎日を駆けめぐります。

ちょっとだけドレスの夢も見たいです。でも、私に似合うドレスなんて有るのかなあ。

 

 

女性ホルモン錠服用開始から179日目。ほぼ6ヶ月になりました。長くも有り、あっと言う間の半年でした。

そして人生最高の6ヶ月でした。親に否定されて喧嘩した事も、友達を失った事も、笑われた事も、全てが素晴らしい記憶です。