★福井県のパワースポット★

 

 

さっ、つづいては~

 

神棚に挨拶をしているとき

ふと、思い立ち

出かけてきました

 

福井県の旅~。クラッカー

 

 

 

久しぶりの

突然、1泊2日の旅。

 

 

 

新幹線ひかりにのり

米原駅から特急電車しらさぎに乗り換え

10時ぴったり福井駅到着。

 

 

福井駅からは
レンタカーで車をかりて・・・

 

どこにいこう??

 

 

っという前に

 

お~なかすいちゃった~~DASH!

ってなわけで

 

Google先生で調べてでてきた

けんぞう蕎麦さんへ

 

すごい~

人気店だ。

 

オープン1分前にきたのに、

店内は、ほぼ満席。

十割蕎麦の越前おろし蕎麦

 

だいこんの頭部分の辛味だいこんと
普通の大根おろしのそば

 

両方ついたセット

3玉で1900円くらい。


って!!!

 

びっくりするほど

辛味大根から~い

苦いほどから~い。


私は、普通の大根おろしのお蕎麦が

お好み〜です〜

(最初だから、両方食べられてよかったけど。笑)

 

普通のおろし蕎麦だと660円。

次回はそっちにしよう。(笑)

 


蕎麦の香りがする

しっかりした固目のお蕎麦でしたっ。ラブラブ

そして~

曹洞宗 大本山永平寺へ。ぶーぶー

 

御本尊

釈迦如来

 

住所

福井県吉田郡永平寺町志比5−15

0776-63-3102

 

地図はこちら

 

 

 

永平寺の駐車場はないので

 

道路沿いにあるお土産やさんに

停めさせていただくか

(有料だけどだいたい500円くらい)

 

5分ほど歩いた所にある

公共の有料駐車場に停めるか、かな。

 

 

お土産やさんだと、

お土産を買うと駐車場無料の所もあるよ。

 

私は、帰りにごま豆腐を買う予定だったので

お土産屋さんに停めさせていただきました。ドキドキ

早速、永平寺について・・・

 

 

永平寺は、寛元2年に道元禅師に開かれた

坐禅修行の道場。

深山幽谷の地に、大小70余りの建物が並びます。

 

道元禅師は、京都で生まれ、比叡山に出家、

後に中国へ。

帰国後は、京都深草にて興聖寺を建立

そして、越前の国に永平寺を開かれました。

わぁ、緑の苔がいっぱい~


参道からしっとり潤う
少し甘い、すいかみたいな香りの空気

 

やさしい・・・。キラキラキラキラ

左手には

小川がながれ

右手には

天地観音菩薩がお出迎え

 

 

ん?!

あ、永平寺、ひろいですね〜。

寺院の建物を伽藍といいますが

僧侶が修行をする清浄な場所という意味もあるそう。

 

特に主要な伽藍を

ここでは、七堂伽藍(しちどうがらん)といって

法堂(はつとう)、仏殿(ぶつでん)、僧堂(そうどう)、庫院(くいん)、山門(さんもん)、東司(とうす)、浴室(よくしつ)をさし

 

中でも、僧堂、東司、浴室は

修行の上で大切な場所なんですって。ひらめき電球

鮮やかな緑の世界。

 

水分たっぷり

やさしく柔らかい空気が充満してる。

 

苔が育つのがよくわかるわ~。ニコニコ

 

 

ふひぃ~


しゅるしゅる力が抜けて

日常のふんばりで固まった体を

 

ぜ~んぶ、溶かしてくれそう・・・。キラキラ

あら、右手には

ちゃんとした川があった~。

 

境内全体
水の音が響いていて

知らず知らずのうちに五感が開いていく。

 

福井の山の大地でろ過された水は

とっても優しい。

 

観音様のような

慈悲、優しさ、清らかな包容力があって

ここ、全体が、パワースポットだね。

 

 

 

橋を渡っていくと

 

稲荷堂、天照大神宮、金毘羅堂など

祀られているけれど

おや?!

 

橋の手前には

少々男らしいお姿の


一葉観音さまが。

観世音菩薩は、世音を観じて慈悲の手を垂れられる菩薩で、機に臨み変に應じて種々の相を現わされる。

昔、道元禅師が仏法を求め大海を渡られたとき、大時化に遭って難儀をされた。

船上で端坐し観音経を念誦されると、浪の上にこの一葉観音が妙相を現わされた。

やがて浪も鎮まり平穏無事に航海されたということから、後の人々が旅の安全を願い、又人生行路の平安を願う信仰となり、一葉観音講中の方々の発願によってこの尊像が出来今日に至っている。

広すぎて、

どこからどういけばいいのかな?

 

…っと思ったけど
あ、ここですね。
 

 

拝観料500円をおさめて、

レッツゴーッねこへび

吉祥閣

 

ここは回廊でつながっているそうで

靴をぬいでスリッパに。

 

 

そうそう

 

私、今日ね、

先祖供養お願いするつもりできたの。


私の母方は

曹洞宗

 

やっぱり本山にきたら

おねがいしたい!って思って。

先祖様も喜んでいただけそうです~。ニコニコ



ということで


母方のご先祖様と水子さんのご供養を

お願いすると

2万円

 


ひょー。

 

 

ただ、先祖供養のお金って

現実的にはお寺の様々なことに

使われるんでしょうけど

 

わたしね、先祖さまにも届くお金

という風に感じていて。

 

あの世で、現実的なお金が必要?

 

っていわれちゃうと

うん、そうだよね・・・

 

って、

うまく説明できないんだけど

 

でも、何か違う形で

役に立っている感じがするんだ~。

 

 

お坊さんにあげていただく

お経もその一つです。

 

 

 

 

さてっ、

 

先祖供養は

13時から。

 

それまで、七堂伽藍を拝観します。ひらめき電球

東司→僧堂→仏殿→法堂→大庫院→浴室→山門って感じかな。

 

今回写真をあまり撮らなかったので

パンフレットで。

東司(とうす) お手洗い

 

正面には烏枢沙摩明王が祀られており

道元禅師は『正法眼蔵』の中において

用を足すことは足すことは大切な修行であり、

作法に従い、み仏として行わなければならないと説かれます。

傘松閣(さんしょうかく)

 

絵天井の間

156畳敷き、230枚の美しい色彩画が天井に飾られています。

 

花鳥風月

季節の花がうつくしい天井画

 

正面には、
七福神の布袋さん像

富士山の絵もあり


おっとり、心安らぐ線香の香りが漂う

いい空間。



美しい、お城の中みたい・・・。
 

お寺もいいですねぇ。

 


一つ一つ丁寧に作られた空間を

味わううちに、

 

悠久を旅する

ゆったりした気持ちになっていく。


 

戦闘態勢とは真逆

緩やかな流れにホッコリ

 


心臓の音を聞くような気持ちで、
静かに外を眺めながら

内を眺める

 

 

わたしの静かな豊かさの充電時間。

全部、回廊で繋がってるんだね。

 

ほこり一つ

おちてない。

 

毎日雲水の方々が

修行で磨いているそうだよ。


 

感謝

感謝キラキラ

つづいては~

僧堂(雲堂)

 

雲水が教えに従い坐禅、食事、睡眠をとる

修行の場所

 

大切な道場

三黙道場(さんもくどうじょう)の一つです。

 

 

だから

 

しーー。

 

 

正面には雲堂の額がかけられており

堂内中央には智慧の象徴、文殊菩薩が安置。

 

坐禅のできる『単』と呼ばれる席が

約90人分設けられています。

そして

仏殿(ぶつでん)

 

中央には曹洞宗の御本尊であるお釈迦さまが祀られ

向かって右側から

過去(阿弥陀如来)、現在、未来(弥勒菩薩)の

三世を現しています。

 

また正面上に祈祷の額が掲げられているように

昼や晩のおつとめでは

世界平和や万民安楽をお祈りしているそう。

 

 


はぁぁあ・・・。アップ

 


崇高な気、清らかな空間。


頭が冴えていく。

 

体の気で濁ったストレスは

雲散霧消

 

静かに手をあわせていると

軽やかな気持ちに変わっていく。

 


ほどよく薄暗く

高い位置にいらっしゃる釈迦如来と

静かに向き合える感じが、いいなぁ。

 


わたしの心、内側、頭の中に
スーッと、透明な光が通っていくみたい。

 

 

光が通ると

今の自分の状態が

よく感じられる。

 


今、疲れているのはここかぁ

あ、最近あんなことあったなぁ

 


現在、過去の自分の整理

 

それと・・・

 

これから未来へのいい循環を

助けてくださる空間。


 

 

日々、世界平和や万民安楽を祈られる力

そのものが

 

私達の心も、

平和、安楽に導いてくださるんだね。キラキラ

こちらは

承陽殿(じょうようでん)

 

道元禅師を奉祀する御真廟で

永平寺歴代住職の位牌もあります。

 

承陽は仏法を承け、伝えるという意味があり

日本曹洞宗の発祥の根源として

曹洞宗の聖地というべき場所。

 

 

 

っというわけで

曹洞宗の方、とくに永平寺おすすめですね!

 

 

 

 

そんでもって~

 

山の斜面沿いの回廊を通り

一番高い位置にあるのが

 

法堂(はつとう)です。

 

住持が法を説く道場。

正面外にはそれを表す『法王法』の額が

掲げられています。

 

中央には、聖観世音菩薩がお祀りされており

現在は、説法の他にも朝課などの

各種法要儀式が行われているそう。

 

 

 

ここは堂内には

入れないけれど

 


はぁあぁぁぁ・・・・アップキラキラキラキラキラキラ

 


聖観音さまの空間、別世界。
 

見た目は、

とてもシックな色使いのお堂だけど
神々しくて、優しい華やかな気が広がってる。

 

色でいえば・・・

ゴールドとあわいピンク色かな。
 

この七塔伽藍の中で

一番天高く清らかなやわらかくやさしい気。

 


 

ほんわか。

ほんわか。

 


観音様の慈悲の光をあびると
自分にも優しく

他人にも優しい目になってくるから

 

不思議。

 

 

心が固く厳しくストイックになってるときも、

調和、整えてくださる感じするなぁ。

 


ここ、いいなぁ、ずっといたい
魂が安らぐ、愛情たっぷりのお堂です。ラブラブ

つづいては

大庫院(だいくいん)と浴室(よくしつ)

大庫院(だいくいん)

一階には食事を司る典座寮があり

正面には韋駄尊天(いだそんてん)が祀られています。

 

道元禅師は食事を作る側の心構えとして『典座教訓』を

いただく側の心構えとして『赴粥飯法』をお書きになられたそう。

 

 

韋駄尊天といえば
伽藍や厨房を守る天部の仏様。

 

グッと丹田に力が入りような強い気

守る力があります~!!

 

 

足が素早い、ということで有名な仏様ですが

雲水の方々が作るお食事

冷めずおいしくいただけそうですね。(笑)

 

 

 

そして

浴室(よくしつ)

 

 

ここも中には入れないですが

 

正面には、跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)が祀られています。

 

沐浴(ゆあみ)する者千人なりとも、

その場浄きこと元の如し

 

の言葉の通り、自分だけ良ければいいのではなく

湯を大切に扱い、次に入る人に心を配り入浴します。

入浴は身も心も清浄となるための修行なのです。

 

 

 

・・・って

 

禅宗のこういった教えは

古き日本人の精神に近いもの、感じますね。

 

水回りって

きれいに使うことで

場もエネルギーも汚れずに

清らかに保てるもの。

 

 

次に使うのが

自分でも他人でも

 

きれいに使ったあとの連鎖も

よくなるはず

 

 


トイレのスリッパを整えるとかさ


そういう小さなことに気づく

自分でいたいなぁ。

さぁさぁ

 

回廊をぐるんと周って

下がってきた所あるのが

 

山門です。

七堂伽藍の中で最も古い寛延2年(1749年)の造立。

両側に仏教の守り神、四天王が安置。

 

山門楼上は、釈迦牟尼佛を中心に

羅漢堂には、十六羅漢、五百羅漢などが祀られており、

毎日修行僧が楼上に登り、お経をあげています。

こちら山門から外を見た景色

そして、山門の中がこちら。

 

写真がきれちゃったけど

吉祥の額が上に見えるよ。

 

 

永平寺で修行に訪れ、修行を終える時

通れる山門。

 

2月は雲水(お坊さんの修行をする人)が、

訪れるそうなの。

 

禅宗の中でも永平寺の修行は厳しいそうだから

その、覚悟をもって入るんですね。

中雀門(ちゅうじゃくもん)がみえます。

 

サラサラ

 

さわやかな風がぬける造りで

きもちいい。

四天王は仏教の東西南北を守る存在。

訴えかけられる強い力があります~。

 

 

さて、

 

七塔伽藍をお参りしたところで

先祖供養です。

祠堂殿 舎利殿

 

ここでは宗教問わず、

一般の人の納骨や供養の法要ができるの。

奥は、舎利殿になっていて、地蔵菩薩が祀られています。

 

 

・・・っというわけで

 

私はこちらに向かいます~。

 

 

って、あら?

 

ぐるっと周ってきたら

この場所分からなくなっちゃった。

あっ!雲水さんだ!!

 

 

『あの、先祖供養申し込んだのですが

待合室の場所がわからなくなっちゃって。宇宙人


『はい、こちらになります』

 

 

とてもやわらかい物腰で

案内してくださるお坊さん。

 

あそこです

みたいな案内ではなくて

とても丁寧。


その柔らかさに心救われる。
 

 

禅の修行って

私内容知らないけれど

 

一つ一つの作法や教えが

丁寧、厳しくあるんだろうなぁ。

 

 

 



先祖供養に通された

祠堂殿は

 

たくさんのご位牌があり

薄暗く落ち着いた空間。

 

 

若い雲水の方々

真ん中に僧侶が来られると

 

空気がかわり

 

厳かな雰囲気の中
般若心経とはまた違ったお経が

丁寧に読み上げられました。

 

 

いいお経だったよ・・・。キラキラ

そうそうひらめき電球

 

この他にも

瑠璃聖宝閣(るりしょうぽうかく)

 

展示室と収蔵庫をかねた宝物館があって

 

国宝の普勧坐禅儀をはじめ

重要文化財や書、絵画、書籍、器物など

永平寺に伝わる宝物数千点他、古文書も収められていますので

 

お時間があればぜひ。ニコニコ

というわけで

 

清らかな空気が流れる聖地で

 

一つ一つ毎日丁寧に

雲水の方々によってお掃除された

洗練された空間で

仏様と向き合い

 

その透明感の中で

自分を感じられる

 

素敵なお寺でした。

 

 


どこか素朴で

心がやすらぐお寺

有名でも観光地っぽくない所も魅力です。

ときどき、自分が何をしたいのか

見えそうで見えなくて


迷ったり

もんもんとしたとき

 

周りに翻弄されて

自分が埋まらなく定まらない。

 

 

 

そんなとき


日常から遠く離れた

神聖な場所に訪れ

 

その空気に触れると


日常でぐるぐるすることを

だめだだめだ

忘れようとか

 

そういうことじゃなく

 

無理なくス~ッと抜けていき
 

何も余計なことを考えてない時間が

自分に生まれてくる。

 

 

それが、

魂(自分自身)と通じる

大切な時間。
 

 

 

大事なのは

きっと、自分がこれだ!

ということにエネルギーを注ぐこと。

 


それが散漫してると

自分の力も散漫しちゃうから

 

意識を集中させるために

余計なことを捨てること

 

それも、大事なのかなぁって・・・

 

 

 

自分の中心にある

大切なことを感じられた

 

お寺さんでした。宇宙人キラキラ