イタリアの旅!遺跡&パワースポット&宮殿めぐり
11日目
12月29日
さてっ、
前日は、夜スーパーがみ~んな締まっていて
お買い物ができなかったのと
年末年始にそなえまして・・・
朝は、Babri(バーリー)という街の大型スーパー
まみちゃんが
カートを押していくと
ん?
店員さんに話しかけた・・?
『これ、犬のカートだよ』
ええっ!?
ああ!!
ほんと!犬のマークだ~。
あははは~
さすが海外
こんなのもあるんだね。
海外のスーパーって楽しい~。
全てがダイナミック。
この黄色い食べ物は、
瓜とメロンの中間みたいな味で
おいしかったよ〜。
グラム売りっていいよねっ
日本もそうあってほしいな。
ワインは、正直なんだかわからないので
ジャケットが気にいったものを買うスタイル。(笑)
あっ!そうそう
これね、お土産にもおすすめのリゾット。
お湯を入れて
グツグツするだけなの。
とっても簡単だから
簡単にご飯を済ませたい時もいいし
お土産にも渡しやすいよ。
私はポルチーニのリゾットが好きです。
さてっ、
スーパーで食材を買ったところで・・・
アルベロベッロ Alberobello という街へ~
わぁ~いっ
Trulli トゥルッリ がいっぱい。
まるで絵本の世界
とってもメルヘンでしょ。
トゥルッリは、
名前も形もかわいい
とんがりぼうしの家のこと。
私、畑の中とか、自然の山の斜面に
トゥルッリがいっぱいあるのかと思ったら
じぇんじぇん~
普通の街中にあったよ。(笑)
トゥルリというのは
白く塗られた壁の上に、平たい石灰岩を積み上げた造りで
接着剤を使っていないんですって。
これ、お部屋ごとに屋根があるそうで
ちょんちょんと、とんがり屋根が繋がって、
一軒になっているみたい。
元々は、住居ですが
今は、世界遺産になって人気が高まり
カフェや飲食店、お土産屋さん、ホテルなど活用されています。
・・・って
何でこんな形?というと
15世紀ごろ(ナポリ王国時代)
この街の支配者が、
ナポリ王国の税金から逃れるためだったとか?
みちこ『調査が来たら、村の家を全部壊して、支配者は税金逃れをしていたの。
毎回、毎回 家を全部壊されて。
そのうち、壊されても、すぐに再建できるように、すぐにバラバラ〜と崩しては、また積み上げれば家が再建できるような こんな家を考えたそうよ〜。
まぁ、諸説あるみたいだけどね。笑』
税金対策が・・・
こんな可愛いおうちなんて~。
さっ、お土産やさんを左右見ながら
街を散策。
・・・と!!
おやっ!?
なぜか日本語のお店がある!!
『陽子の家』
ちょっと気になります。
日本人がいるということよね?
・
・
・
『こんにちは~』
『こんにちは〜』
迎えてくれたのはイタリア人
でも日本語をしゃべれる~。(笑)
御夫婦でやっている
お土産やさん。
きっと、日本人なら
このお店見つけたらきちゃうはずです。
陽子さんは、明るい雰囲気で
とても商売上手〜。
この地域で作っているチーズ
トリフ塩など、試食させてくれまーす。
お店の屋上からの景色は
トゥルリの屋根がいっぱい。
不思議な白い紋様がある~。
何か意味はありそうだね。
魔除け・・・、とか??
可愛い造り。
おみやげも買って、満足満足。
さてっ、陽子さんおすすめ!という
お店を紹介いただいたので
ランチを食べにレッツゴーゴーッ。
Ristorante Trullo dei Sapori
席料2ユーロかかるけど・・・
トマトとオリーブオイルのバランスが最高
素朴なサラダですが~
このムール貝、小さめでぷりぷりしていて
これは、止まらないほど
めっちゃおいしいよ。
モンサンミッシェルのムール貝のように
小さい身の中に、うまみと甘味がギュッ。
ちょこっと
塩味が強いスープだけど
このお店は記憶に残るお店っ
みちこ『随分変わったわね~。
私が、25年前くらいに来たときとは、全然違う。
こんなにお店はなかったのよ。数軒って感じで。
昔は、外に洗濯ものがほしてあったりしたのよ。
今は道もきれいになっているしね~。びっくり。』
世界遺産になって人気上昇
土産物やさん、レストラン、カフェなど
賑わいすぎて
素朴な雰囲気は殆どない。(笑)
昔ながらの風情かぁ・・・。
今は完全観光地という感じで
ある意味ディズニーランドの一角にいるような感じで
トゥルッリが、造りももののようにも
みえてきちゃう。
生活感は、感じられないな~。
世界遺産になって
綺麗になったこともあるけれど
整えられた分
失った雰囲気もあるってことか。
みちこ『鄙びた感じがいいから
うまく整備してくれるといいのにね。』
うんうん、そうだねっ。
あら、ここは、人がほとんどいないね。
こんな道もあったんだ~。
みちこ『お土産屋さんは照明があるから明るいけど
生活空間のトゥルッリは、中に入ると薄暗い感じなの。
ヨーロッパの人は、目の玉の色も違うでしょ。
日本人より暗い部屋や、暗いのがよくみえるんですって。
そのかわりに、ヨーロッパの人は、明るいほうが辛いそうよ。』
ほぉ~。
見てまわるだけで
可愛い街でした。
お昼時間あわせて2時間半くらいいたかな。
さてっ、つづいては~
みちこさんが行きたかった街
ロコロトンド Locorotondo へ。
ここは、遠くからみると
白亜の城のようで、
イトリアの谷を見下ろす最も美しいバルコニー
と呼ばれているとか。
街の中に入ってくると
パーキングには車がいっぱい。
道路脇に停まっている車は
近くの住居者用だったりであいてない。
イタリアで、駐車場にいれる時には
駐車場が空きそうなら、
サッと、運転手以外がおりて
立って陣地をとっておかないと
脇からスッと入られてしまうそうなの。
日本のように
順番、という感じでもないみたい。
『車がいっぱいでとまれないね~』
うろうろ
うろうろ
みちこ『私おりて、みてくるよ。』
まみ『はーい、ありがとう。』
・・・っと
みちこさんが車を降りたものの
私達の後ろにも車がいて
停まっていられないので
ぐる~と。
あらあら
パーキングからでなきゃいけない感じに!!
まみ『あ、あそこあいてるね。』
すぐ近くの道路沿いに
停められるスペースを発見。
まみ『こことめよっか?』
『うんうん』
そんなタイミングで、
みちこさんから電話
『もしもし、場所取ったよ~。駐車場。』
『えええ?!そうなの?
じゃいくね。まってて~。』
あらためて駐車場に戻ろうとするものの
ぐるぐる道を回され
あらあらあらーっ
びっくり、街を出されちゃう~。
いやーーん。
・・・っと、再び電話。
みちこ『ねぇ、どこ?
今ひかれそうになっちゃったの~
すごいのよ~、こっちの人。』
『え?!大丈夫???』
みちこ『ノーッ!!!』←車をとめてる
ぶはっ
ぶははは~
ごめん、ごめんよ~
笑っちゃだめだけどさ
でも、いつも仁王立ちの、みちこちゃん。
ほんと、仁王様みたいなキャラだから
絶対負けないのに
ノーーッ!!とか
可愛い声だすんだもん。(笑)
こういうギャップに
私は弱い。
魅力はやっぱりギャップだな。
って
そうじゃないそうじゃない。
『まってて~、ひろいにいく~。』
もはや、
ミッションはパーキング探しから、
みちこちゃん拾いになる。
・・・っていうか
パーキングの場所が
ぐるぐるまわされすぎて、わからなくなっちゃった。
再び電話。
『ねぇ、みちこさんがいる場所の
写メおくって』
と送られてきたものは
現在地がちょ~アップすぎて、どこかわからない。(笑)
ぶはははは~
まみ『これ、現代でなかったら、
お母さん探せないよね。』
『本当だね~。』
もう一度、現在地の写メを
おくってもらい
地域の写真から、
ナビに設定。
あぁ~、ついたぁ~~~、いたぁ~~。
みちこさん発見
ミッション成功。
・・・ってことで
パーキングはうまっており
道路沿いにとめたものの
高台からの景色は、微妙・・・。
私達、この旅中
かなりの絶景みてまわってるからね。(笑)
あっ!!
『さっき、私達ぐる~っと道をまわされたんだけど
その時、偶然、地球の歩き方にのっていた写真の場所
通ったの。
そっちいく?』
みちこ『そうね~』
・・・というわけで
さっきは、無駄に道をまわされたのか
その場所のお知らせをもらったのか
よくわからないけど
ここがその景色です~。
暗くてみえないと思うけど
手前にトュルッリがあって
後ろが、
とロコロトンドの街並み。
夜景になっちゃったけど・・・
まぁ、なんとか
到着できたってことで。(笑)
写真を撮ったら
今日の観光は終了。
ホテルへ。
ここまでの道のりは
だだっ広い、草原、畑を抜けたと思ったら
狭い道の、広い庭つきの高級住宅地を通り
すべてが真っ暗で
心細くなる道のりだったよ~。
このホテルの部屋
玄関あけたらすぐベット。(笑)
せまい~
ベットが3つの部屋は
1つのベットは、ソファーベットなことも。
すごく沈むから背中が辛いの~。
(まみちゃんとみちこさん
キングサイズのベットに一緒に寝ることに)
しかも、ベットカバーに
髪の毛がについてる~~。
いやぁ~ん。
『どれどれ?本当だ。
それ、ともちゃん、写メとって。
ちゃんとこういうこと、言わないといけないの。
日本人だからいいって思われちゃだめだから。』
はいっ!!
(頼もしいわぁ。まみちゃん。)
さてっ、夕食は・・・
車で、隣の街
チェーリエ メッサーピカ Ceglie Messapica にある
Cibus にいきまーす。
イタリアは、路上駐車が本当に多い~。
イタリアの運転は
縦列駐車ができないと
車をとめることもできないよぉ。
私、日本だと車の運転、全く問題ないけど
大きい車、左ハンドル
色々なれないから、イタリアは緊張する~。
っと
車が置ける所を探していると
『あっ、そこ、空いてる?!』
みちこ『降りて取っておくね』
あぁ!!
まって・・・
という声はとどかず
ブブーーッ!!!!
後ろからクラクション。
これじゃ、ここにいれられない
先に進むしかない~
みちこちゃん、ごめーん
昼間のデジャブが・・・。(苦笑)
いや、これ、進んじゃダメなやつだ。
また、一方通行で、ぐるぐる回されちゃう。
まみ『戻ろうとしないで
とりあえず、ここ、停められる所にとめて歩こう。』
うん!
という、まみちゃんの判断が正解。
大した距離じゃなかった。
よかった~
・・・というわけで
ちょっと分かりづらかったけど
Cibus 無事到着。
かわいい~お店。
調理法や、味わいなど詳しく説明してくださる
いわゆる、高級店の接客だけど
でも金額はそこまで高くないという
とても良きお店です。
この地域の
家庭料理をオシャレにだしているみたい。
いままでたべた、
イタリア料理と違って
一つの料理の中に
いろんな味わいと、食感がある
こだわりのお料理が並ぶ。
前菜盛りあわせ いっぱいだっ!
この手前のお肉は
ドンキー(ロバ)
きゃぁ~。
まぁ、特に臭みはなかったけど
私は、食べなれた、牛鶏豚がやっぱりいいみたい。(笑)
食ツウな方に
おすすめしたいお店でしたっ。