★沖縄県 久米島の旅 パワースポット巡り★

 

 

久米島 3日目

 

 

『おっはよ~ございま~す宇宙人

 

 

Tom and Rimi’sに泊まって

ほんとよかった。

 

ぐっすりこんっ音譜音譜

 

 

いい波動の所で寝ると、

朝の目覚めが違う。

 

シャキッとして

頭、肩、足元、心も

 

みーんな調子いい。

 

 

うれいしいわ~ラブラブ

 

 

『ともこさん

朝ごはんもうできるよ~。』

 

 

リミさんの声に

ルンルンで椅子に座ると・・・

にゃぁ~~んと

かわいい・・・。ラブラブ!音譜音譜

 

 

やっぱり、久米島にきたら

ここ、また泊まろ~~。ドキドキ

『ともこさん

久米島の神様、あらかきの杜案内するね。』

 

『うんうん。宇宙人

 

 

朝食後は、

リミさんと朝の散歩。

 

 

・・・っと

ほんと、宿から歩いて

10秒ほどだった。

 

 

上江洲御嶽(うえずうたき)

あらかきの杜

 

地図はこちら

 

あらかき村のコシアテ(腰当て)

村を抱き護る神のまします杜。

『あらかきのもり』『あらかきのみや』『あらかきのいなみね』

などと謡われた。

 

 

 

こりゃ・・・

すごい。

 

完全茂み。(笑)

 

 

『ここ前はね、入れたんだよ。

整備する話もあったけどね、今はこんな感じ。

 

この上には、石が積んであってね

ガイドさんも案内していたんだけど

いまはどうかな?

 

ハブが怖いから入らないでって感じ。(笑)』

 

 

うん

もちろん、入らない・・・。

 

 

 

でもさ

神様もこのほうがいいのかな。

 

荒らされないしね。

 

 

 

ぐる~

ぐるぐるぐる~

 

上の方から、強い生気、

力が届いてくる。

 

 

『詳しいことは、話す人で違ったりもするから

島のガイドさんに聞くといいよ~。』

 

 

久米島の大切な聖地。

偶然にも挨拶できてよかった。キラキラキラキラ

 

 

ありがとう

リミさん

 

ありがとう

神様。

 

 

 

さっ、

 

昨日申込したのがこれ。パー

 

 

ヤジャーガマ洞窟へ

ガイドさんに案内いただくの。

 

 

※ヤジャーガマ洞窟へは

ガイドさんの案内を強くおすすめます。

真っ暗で危ないのと、

ガイドさんの個性ならではの面白さと発見があるから。ニコニコ

 

 

『ともこさん、僕もいっていい?

ガイドさんの話、聞きたい。』

 

 

『えっ?

いいよ~。行く?一緒に。宇宙人

 

 

『いく!』

 

 

っということで

トムさんも一緒に。(笑)

 

 

いってきまーーーす。音譜

久米島ホタル館で

ガイドさんと待ち合わせ。

 

沖縄県島尻郡久米島町字大田420

098-896-7100

 

地図はこちら

 

 

長靴と懐中電灯をお借りして・・・

 

ガイドさんの車で

レッツゴー。


ヤジヤーガマ洞窟

 

地図はこちら

 

ヤジャーガマ遺跡は、久米島では最大の鍾乳洞で全長 800mを測る。
開口部は3ヶ所あり、開口部から光が届く範囲には貝塚が確認できる。

遺跡は、洞窟内に展開しているため後世の攪乱が少なく、保存状態の良い遺跡である。
当遺跡からの出土遺物は、貝塚時代後期系の土器とグスク時代初期の土器や貝製品、徳之島産の類須恵器、それに炭化麦、炭化米などが多様に出土し、貝塚時代後期からグスク時代への移行期を知る上で重要な遺跡である。

 

 

 

『実はまだ、

この地図の先にも洞窟は続いていて

 

最後は、人間が入れないくらい細くなり

海中洞窟みたくなっているそうです。』

 

 

っと、ガイドさん。

 

 

久米島町から

危ないから、途中までねっ。

 

・・・ってことに

なっているそう。

 

 

 

ヤジャーガマでは

 

風葬墓や

昔の人が住んでいた跡を見て

 

生き物は・・・

 

おきなわこきくがしらこうもり

おおげじ

くめかまどうまなどなどに

 

出会えるそうです。ひらめき電球

この原っぱも

昔は駐車場だったけど

 

この下は、鍾乳洞の空洞になっているから

スコンとぬけたら危ない

 

ということで

今はその手前から駐車場になっているそう。

 

 

 

階段を

 

トントントン

トントントン

 

わぁ、ジャングル・・・だぁ・・・ビックリマーク

 

 

『あっ、

カタツムリがいますね。

 

おもろやまたかまいまい

久米島しかいないものです。』

 

 

瞬時に生き物がわかる

ガイドさん

 

これだけでも、めちゃ、詳しいことがわかる。(笑)

 

 

あら?洞窟の手前に

お金があるよ。

 

 

『左手は、拝み処なので、下の石は乗らないでくださいね。

奥はお墓になっています。』

 

 

大きな洞窟・・・

 

 

『ユタのような人が、占いしたりお祈りしたりします。

 

家族に病気があると、昔はわからなかったので、

ユタのような拝む人に、

先祖にきいてもらうということをしていました。

 

沖縄は、祖先崇拝ですね。』

 

 

 

奥には、骨壺が見える。

 

あれ?割れてる??

 

 

 

『本来は蓋がされているけど

蓋がないってことは

誰かが一回あけてる。

 

ということで

いたずらで割られてしまったもので

 

子孫の方ではなく

名も知れない人達、といわれています。』

 

 

 

えぇ・・・

 

そんなぁ・・・。

 

 

 

あ、そうだ。

 

 

『久米島って、ハブいるんですよね?宇宙人

 

 

『夜に調査すると

ハブがシュルシュルくることがありますけど

普段は、あまりくることはないです。

 

もし、あ、いた!

と思ったら

後ろに下がってください。

 

とぐろをまいていると

前に体をのばせるからあぶないですけど

 

にょろにょろしていると

体をたたんでいないから前にでれないので

僕達が、後ろに下がれば大丈夫です。

 

気を付けて歩きますから大丈夫ですけどね。』

 

 

 

ハブ・・・

 

本当に本土に住んでいると

その怖さが、リアルでないというか

実感としてないのよね。

 

 

命とられないのに

ゴキブリのが怖い。(笑)

わ、上、穴があいてる~!!

 

 

これは、川が作った穴、なんだそう。

 

 

ここの鍾乳洞は、海の中・・・

元々は、存在しない、岩の塊で

 

長い歳月をかけて

海のサンゴが生きて、死ぬと、

炭酸カルシウムになり

 

それが繰り返されて

下のほうは圧力がかかり、

岩盤化していくんだって。

 

沖縄は、サンゴの死がい、

サンゴの骨格、生き物の死がいでできた岩盤なんだね。

 

 

知らないことがいっぱい。

 

 

海の生き物が生きた証

積み重なってできた島が

 

沖縄なんだ・・・。

 

 

 

私達の天井のほうが

元々、地面だったといわれていて、

 

どんどん川の力によって彫られていったのが

この鍾乳洞・・・

 

 

 

きゃぁ~

 

ワクワクする

鍾乳洞の誕生。

 

もうすでに、

ガイドさんにお願いして

本当によかったーー

 

と感動。

 

 

子供心がくすぐられる感じ。音譜

 

 

これは、絶対ガイドさん、お願いしたほうがいいよ。合格

 

 

 

あぁ~

 

にょろにょろ

たれさがる

 

アコウやガジュマルの根

かわいい~ラブラブ

 

 

『ゴールする前に

誰かにちぎられてなかなかゴールできないんですよね。』

 

 

そっか、

これ、地面につきたいんだね。(笑)

この広い空間は、岩陰という空間

奥行が広いものは洞窟、鍾乳洞というそう。

 

 

ではっ、

鍾乳洞へ、おじゃまします~。

 

 

 

懐中電灯をしっかりつけて

 

ゆっくり

ゆっくり降りる。

 

くらい。

 

ライトが一つもない

洞窟。

 

整備も少しされてるけど

半自然洞。

 

 

『あっ、オオゲジ~ですね~。』

 

 

足がワサワサ。

私家の近くでも見たことある。(笑)

 

 

ところどころ

地面が滑るから

 

気をつけて

ゆっくり。

 

 

天井も所々狭い。

 

 

少しかがんで・・・

 

鍾乳石、つららのようなものが

たくさん垂れ下がってるのを

眺めよけて進む。

 

 

あっ、ひろくなった・・・

つららみたいな石は

つらら石というみたいだよ~。

 

 

 

鍾乳石って

 

大きいものから

小さいものまで

 

何に見えるかな~?

って、考えるのも楽しい。

 

発想力、くるくる~。

 

 

 

いろんな形のものを

あわせて鍾乳石というそうで・・・

 

1cm伸びるのに、世界平均では100年かかるんだって。

 

 

 

『白い部分は、生えて間もない所、

鍾乳石の赤ちゃんです。

先端はストローといって空洞ですよ。』

 

 

光をあてると

空洞がすけて見える。

本当に、ストローみたい。

 

 

 

あっ、地面にも、

白くて、つるんとしたものが生まれてる。

 

水もたまってる~。

 

 

 

 

『鍾乳石の赤ちゃん

ストローがつまってくると太くなっていき

 

そのうち、上(つらら石)と下(石筍)が繋がりあって

石柱(せきちゅう)になり

更に、大きくなっていきます。

 

ここは、2万年~4万年の価値のある鍾乳石です。』

 

 

 

ほへぇ~

 

 

 

地面をみると

 

うにょうにょ

ちっちゃい、ミミズより小さい生き物と

 

 

 

そして

あちこちに

コウモリがいる~。

 

 

 

『このコウモリは、

オキナワコキクガシラコウモリです。

 

冬場は高確率でみれるのですが

見れない時もあります。』

 

 

とまっていたり

飛んでいたり

 

気にしてみると結構いる。

 

 

『こうもりってフンは毒なの???

さわっちゃだめ??』

 

っと、トムさん。

 

 

『こうもり自体が汚いんですよ。

海外では、狂犬病の媒介者になっていたりするので。

 

衛生面で、綺麗ではないかなぁ・・・

未知の細菌があったりするかもなので、触らない方がいいです。


ただ、フンは、超高級な肥料になりますけどね。』

 

 

 

コウモリさん

 

よくこの暗い中で

生活できるなぁ・・・。

 

 

 

『ライトを消してみましょう』

 

 

ガイドさんにいわれるまま

ライトを消すと

 

何もみえにゃい・・・。

 

 

なに?なに?

あいてる?私の目??

 

ぱちぱち。

 

閉じても

開けても

全くかわらない。

 

 

『光がないので、なれきっても、

何時間も何も見えないんです。(笑)

 

それからコウモリは、洞窟内にいきていますけど

一応、目は少しだけ見えていて

ライトの光くらいは感じます。

 

ただ、生活は、音を使っていて

超音波をだしています。』

 

 

コウモリについて、

バリでも聞いたことある。

 

 

私達が察知できない、

音の波長をだして、飛んでいるって。

 

 

『音波がはねかってくる速度で、

頭の中でマッピングして、飛んでるんです。

 

私達人間の世界では

海のレーダーとかですね。』

 

 

 

すごいねぇ。

 

 

 

でも、私達が、入ってきて

しゃべる音とか、ライトとか

 

もぅ、コウモリからしたら

 

ぎゃぁぁーーーっと

異常事態なこと、なのかもね。(苦笑)

きゃぁ~きれい~

キラキラしてる~

 

ラメをひらばめた感じ。キラキラキラキラキラキラ

 

 

『水にぬれていると

キラキラ光るのが見えないんですけど

乾燥すると、光るんです。』

 

 

 

これは

畔石(あぜいし)というらしく

 

棚田みたいだなぁ・・・。

天井がキラキラ。
 
星空みたい~
天の川みたいだよ~キラキラキラキラ
 
 
『アイフォンでうつるかな?宇宙人
 
『写りますよ~』
 
 
あっ!!ほんとだ!!
 

すごい、アイフォン!!

 

 

 

へぇ~。

 

 

 

わぁ、広い。

広い。

 

どんどん広くなってくる。

 

 

曲がり道もない。

 

 

 

ぴょん

 

 

 

ん?

何か足元でとんだ??

 

 

『あ、かまどうまですね。

これは男の子です』

 

 

へ?

 

なんで

そんな一瞬でわかるの?(笑)

 

 

どんな質問にも

全部答えてくれる

ガイドさん

 

楽しい。音譜

 

 

 

ここは雨でもこれるから

いいねぇ~。

カーテン

 

ベーコン

シーサー??(笑)

 

 

『茶色っぽいのは

さとうきび畑の赤土の鉄分が染み出したものが

茶色くなって、錆びているんです。

 

本当は白い所に、薄く赤っぽい色がついているということですね。』

さぁっ、地上にでてきた~~。グッド!キラキラ

 

 

 

あぁ、光がまぶしい。

神秘的・・・。

 

 

あら?

 

ここ、骨壺が並んでる。

骨がみえてる。

 

 

『こんにちは~

お邪魔しています。宇宙人

 

 

くるくる~

 

あったかい気・・・

不思議。

 

あったかい。

 

 

 

『今、本土は、火葬が主流ですけど、

以前は、特に、田舎の方は土葬でした。

 

奄美大島は、風葬と土葬が混ざったものがありますが

沖縄は、風葬です。

 

亡くなったあとは、人がいないところにおいて、

鳥やヤシガニなど、自然界の生き物にお任せして食べてもらい、

3年くらいで綺麗になるので、

最後、洗骨(せんこつ)といって、洗って、埋めます。

 

ただ、体が大きいと、3年、7年、14年

かかるともいわれています。

 

ここは、いっぱい骨があるので、集落、

この周りに住んでいた人達のお墓なんですね。

 

お墓は、ほぼ、人がいないところに置くので

ここが、集落の中とかじゃないです。

 

風葬は、1960年代後半までは行われていて

最後の公式記録として残されているのは、久高島です。』

 

 

そっか・・・

今は、そうだよね。

 

沖縄も火葬なんだよね。

 

 

『日本の法律で、火葬にしなさいとお達しがでたので、そうなった。

ということですが・・・

ずっと先祖から続いた風習です。

 

明日からそうしなさいといわれて、

今までやってきた文化を変えることは、なかなかできない。

昔の人は抵抗があって、できなかった。

 

沖縄の精神文化的には、

とても風葬に対しての想いが強かったので、

2000年代過ぎたまでやっていた?という話もあります。』

 

 

 

そっか・・・

そうだよね・・・。

 

おじいちゃん、おばあちゃんを通して

そういう経験していたら

考え深いものがあると思う・・・。

 

 

 

ここにあるのは、

ほぼほぼ、頭の骨がないとか。

 

理由は、いろいろあるみたいだけど

ようは、持っていかれてしまったみたい。

 

 

 

どうなんだろう?

 

風葬の文化を

見ていたら

 

そういうこと、

もっと少なかったのかなぁ・・・。

『こちらの骨壺は

荒らされてなかったところでしたけど

ここ7年くらいで、荒らされてしまったという

最近の場所です。』

 

 
 
え・・・・
 

 

 

 

・・・

 

・・・

 

 

 

ちょっと

さみしい話・・・。

 

 

 

・・・

 

・・・

 

 

昨日

リミさんの宿で夜飲んでいる時のことを

思いだした。

 

 

 

『明日どこいくの?』

 

という話で

 

 

『ヤジャーガマ洞窟!』

 

と、私が答えたら

 

 

『でも、あそこ、ちょっと怖くない?お墓とか蝙蝠とか。

霊感ある人がいくと、なんかあるらしいよ。』

 

宿泊していた他のお客さんが

教えてくれたの。

 

 

 

『・・・そうだねぇ。

 

そう、言ってくれてる意味、わかるよ~。

 

でもね、わたし与論島に行って、

風葬という言葉に出会ってね

 

いろんなこと

思ったんだ。

 

 

風葬、洗骨って

とても清らかな儀式な感じがしたの。

 

 

ずっと一緒に生活して

いろんなことを教えてくれた

おじいちゃんおばあちゃん。

 

 

愛情を感じる人が亡くなった

その死というものを

 

受け入れる、感じる

 

そういうことも、

生きている人に、

教えてくれるんじゃないかって。

 

 

亡くなったあと、

家族で見送って終わりじゃなくて

 

自然にお任せして

骨になるのを待って

 

ちゃんとゆっくり

時間をかけてさ。

 

それから、時がたって

おじいちゃん、おばあちゃんを

思い出しながら、

 

一つ一つ

大切に骨を洗う。

 

 

きっと、そのときに

自分がまた成長して大人になって

 

思い返すこと、感謝を感じたり

いろんな気もちが湧いてくると思う。

 

 

だから、風葬は、

亡くなった人

 

心と魂と、先祖のつながりを

大切に感じられる儀式だなって。

 

私は、経験したこともないことだけど

すごくすごく

尊いものに感じたんだ。

 

 

だから、今でも

沖縄には祖先崇拝が

息づいているのかなって。

 

 

そういう所を

島の人たちが、大切に守って

ガイドさんが案内する姿は、

 

その風葬で眠った方々も

たぶん受け入れてくださる気がするから。

 

 

それに、

私、久米島の歴史も

知ってみたいし

 

島のことも知りたいしね。宇宙人

 

 

 

『なるほどね~

そっか~』

 

 

 

その時間

いい飲み会で

緩やかな時間だった。

 

 

 

お墓を荒らしている人たちに

意識を向けると悲しいけど

 

 

久米島だけじゃなくて

 

沖縄の人達の魂には

きっと、私の経験にはない

 

先祖を想う精神が

DNAに受け継がれてる

 

そう、信じています。

 

 

 

さぁ、つづきは次回、です。パー