す★五島列島 上五島のパワースポット★
さっ、五島列島の旅
最終日 となりました~。
2月20日
若松島(上五島)
キリシタン洞窟ガイド 8000円(事前予約)
中通島(奈良尾)15:15→福江16:20(予約不要)
港から空港までは、タクシー
福江空港18:00→長崎空港18:30
私が泊まったのは
えび屋 さん。
上五島の中通島から橋を渡った
若松島にあるの。
住所
長崎県南松浦郡新上五島町若松郷483
ご飯がおいしいと地元でも評判のお宿さん
でも、ご飯だけじゃなくて~
いろんな所がオシャレ、可愛いの。
お部屋はとってもシンプルだったけど
食事は、この他にもてんぷらなど
盛りだくさん。
お魚料理は、ちょっとだけ
濃い目の味付けかな?
でも、私はお酒のおつまみ、
ご飯にもあうくらい。
そうそうっ
このお宿さんで
夜おかみさんに、
『キリシタン洞窟に行こうかと思ってるんです~。』
とお話ししたら、
『あら、そしたら、
お願いできるか聞いてみますよ~。』
と電話してくださり
予定が、とんとん拍子で決定。(笑)
・・・ってなわけで
翌朝。
五島列島の旅
最終日は、船が8時にお迎え。![船](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/128.gif)
![船](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/128.gif)
キリシタン洞窟にいきま〜〜しょ〜〜っ。![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
『こんにちは~。
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『こんにちは~。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
ふんわり柔らかい表情のおじちゃん
見るからに優しそうな方。
なんか、桐教会の信仰の先駆者の銅像に
すっごく似てるなぁ・・・。(笑)
お客さんは私一人。
船に乗り込み
レッツゴーーッッ
『ねぇねぇ、前にいっていい??
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『いいですよ~(笑)
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
やっほ~やっほ~っっ
なんだか、ジャングルにきたみたい~。![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
小さな島がいっぱいあって、
その間を流れる川のようだけど・・・
ここも海。(笑)
あっ、海面をみると、小さな渦潮がいっぱい
渦潮だぁ~。
潮の流れがぶつかってるんだね。
あらあらっ、また渦潮。
いくつもある~ある~。
やっぱりここ全体、パワースポットだったんだね。![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
『このあたりは、まだ隠れキリシタンの子孫がいるんですよ。
その信仰を守っているんです。
もう島で唯一の集落なんですよ。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
そ~なんだ~。
今も守っているって
カトリックのキリスト教とは何が違うんだろう?
どんな信仰なんだろうなぁ??
・・・っていっても
キリスト教自体をよくわかっていないから
『大海原にでるから、ゆれるので、座って~。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
はぁ~~いっ!!
わぁっっ
大海原にでると、おおきな波。
ざぶ~ん ゆらゆら~
わぁすごい。すごい。
海、いきてる~いきてる~。(笑)
荒々しい無人島の岩場の地形をみながら・・・
ふと、わたしは今地球という海の羊水の中にいるんだなぁ。
なんて、思った。
なぜかなぁ?
自然に、抱擁されて守られている・・・
『ここは、ハリノメンドといって、この穴は、マリア様が右に向いている姿といわれています。
シルエットみてください。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
・・・
ちょっと、
私にはむずかちぃ~かも~。(笑)
五島列島の方言で、穴のことを『メンド』といって
『ハリメンド』は、針の穴という意味がある。
その形状が聖母マリアが幼いイエスを抱く姿に見えることから、
わ!白い十字架!!
キリシタン洞窟~~~だっっ。![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
波が、ざぱん~ざぱん~
『岸におりるのは難しいので、ここで、ごめんなさい。
この奥は洞窟になってるんですよ。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
ここで・・・こんなところで、
生活していたなんて
ちょっと考えられないよ。
だって、すぐ港とかじゃなくて、
港からも、結構、船できたよ。
もちろん周りは海。なにもない。
こんなところで、火を起こすのも大変だったろうに・・・。
海の魚をとるといっても、
船はどうやって隠したんだろう?
なに食べてたのかな?
魚・・・だけ??
なぞだらけ。
明治時代初期、五島地域でもキリシタン弾圧が始まり、迫害を逃れるために4家族8名が船でしか行けないこの険しい断崖の洞窟に身を隠したが、たき火の煙を漁師の船に見つかり、水責めなどの厳しい拷問をうけた。
毎年、秋には、潜伏していた人たちの信仰をたたえるミサが開かれる。
それにしても・・・、
ここまでして、信仰を守るって
今の生活はどんなに苦しくても、
神様を信じられた、救われたことはなんだったのかなぁ。
素朴な疑問がわいてくる。
今の私には、考えられないけど
それだけ辛い時代だったんだろうね・・・。
さて、行きとは違うルートで帰ってくると~
あら?白鷺かしら?
木の枝に、鳥がたくさんとまってる。
『下の方見てください~。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
わあああっ!!
海、なんってきれいなのー?!![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
『下サンゴだよ。大きな天狗サンゴです。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
太陽の光が当たると
海の底までみえる。
どこまでも透き通ってて、深さがわからないくらい。
すごーい、五島列島はサンゴもあったんだね。
港にかえってきた~。
そして、お支払いをするときだった。
『私ね、隠れキリシタンのことを知りたかったんです~。
五島列島にきたら、キリスト教の人にいっぱい会うのかと思ったら
以外といなくってびっくりしちゃった。
今日キリシタン洞窟みれてよかった~。
ありがとうございました~~。
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
・・・っと
おじちゃん、にっこり。
???
『実は、私、隠れキリシタンなんですよ。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
・・・へっ?
『隠れキリシタンで、残っている神父なんです。
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
えええええええええええええーーーーーー![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
開いた口がふさがらない
とはこういうことをいう。
隠れキリシタン!?
そして、神父さん?!
びびびっくりすぎるーーーー。![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
これは、これは・・・
抑えきれない。
『ねぇねぇねぇねぇ
カトリックの信仰と何が違うんですか~????
それが私ずっと知りたかったの~。
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
キリスト教のこと、
わかっていなくても、
でもやっぱり聞きたい。聞きたい。
『ちょっと待ってくださいね。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
船の中、奥から
一冊のノートをわたしに手渡してくれた。
手書きのノート???
カタカナ平仮名もろもろ呪文のように書いてある。
ふわぁぁあぁあ~~ん
なんじゃなんじゃ!?
軽やかな波動・・・。
開いた瞬間から
ふわ~りとした気、時の流れが変わる。
『これは一部です。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
なんの・・・・????
『ラテン語。460年前ザビエルがきたとき、
私たちの先祖と大村の人たちに教えられたもの
日本語でかいた、祈りです。
今のカトリックの人たちと祈りが違います。
旧約聖書の中からのものです。
だから、いま私が祈っても、カトリックの人たちはわからないですよ。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
?!?!?!
『これが・・・、元?
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『そうです。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
?!?!?!
モトニ フレチャッタァァァァァァーーーーー。![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
な、な、なんか・・・
驚きすぎると、どうしていいかわからないものである。
エネルギーの心地よさが広がり
ふんわり癒されタイム。
文字を読めなくて、いい~ですという感じ。
すごいなぁ。
変だけど・・・
文字がちゃんと意味を持ってるってことを
改めて知った感じ。
あっ
そうだ・・・
あのときも。
エジプトにいったとき
もちろん、文字は読めなかったけど
ふ~っと、流れてきた音楽に
特別神聖な気が流れてきたときがあって
『これ、神様に関係するもの?お祈り?
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
とガイドさんに聞いたら
『言葉わかるの?』
とびっくりしていた。
もちろん、言葉なんてわからない。(笑)
でも、音や文字って
すべて波動にのるんだなって思ったんだ~。
『これは毎日お祈りするんです?
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『毎週日曜日。
おじさんの家が教会です。
潜伏時代は、教会は作れないから。
隠れて信仰しなくちゃいけないから、神父の家が教会だったんです。
』
隠れて信仰しなくちゃいけないから、神父の家が教会だったんです。
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
なっ、なるほど・・・。そっかぁ・・・。
『今も隠れキリシタンの方、いるんですか??
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『ここは、桐教会があった所辺りに、●世帯。
もともとは、私の先祖二人からはじまったものです。
禁教がとけるまで、ぜんぶ私のもとの信者だったんです。
だから、全部身内です。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
『あれ?隠れキリシタンから
カトリックに移った人もいるんですよね?
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『はい。そうですね。
禁教がとけたから、宣教者がきて教会ができて
教会に移ろうって人は、移りなさい~
ということで、そういう人たちが桐教会をつくったんですよ。
私たちはもともとの、本家本元
禁教の厳しい中を先祖がずっと守ってきたので
私たちは教会には移らないということで守ってきたんです。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
話す表情も、何もかもとても穏やか・・・だなぁ・・・。
『ちょっときてください。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
船の後方へ、移動。移動。
えっ?なになになに??
『これ、見てください。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
・・・??
マッマリア様の絵???
『写真とっていいですよ。
これが、時として、真っ赤にかわるんです。
書いたものではないですよ。
この船を私がつくってきたときに、私の父が、
この船にマリア様にのってくださいと祈りをささげたら、これが浮き出てきたんです。
なんで赤になるかは、わからないですけどね。全部、目も赤くなるんですよ。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
?!?!?!
もぅ、何をいわれても驚かないって
いっても無理な気がする。(笑)
・・・という、話がつづいた。
『隠れキリシタンのすべてが
ここにある、残っているといわれているんです。
だから、記録に残したいといわれますけど、それはお断りしているんです。
静かにしてほしいと伝えています。
テレビは・・・、NHKに少しだけ。です。
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
お話しを伺うと
たくさんたくさんたくさん
びっくりすること、知って、へーーってことがある。
ミサの祈り
お供えもの、衣裳、考え方、大切にしていること
何もかも今のカトリックと違いがあって
それは、昔からの信仰すべてを守っている、
という原点があるからに感じた。
神父さんならでは・・・ということや
禁教の時代、見つからないように守った信仰についても
なにもかも。
ただ、きっと、隠れキリシタンの方々が
ずっと守っていることだから・・・・。
私は、ブログでお伝えするのを
控えることにした。
『クリスマス、復活祭にあなたがきて一緒にお祈りしたら
あなたも、ボロボロ涙でますよ。
みなさん。心の中で、願い事を願うんです。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
そういっていただいたことが
ありがたかった。
でも・・・・一つの宗教には入って生きていけないから・・・
申し訳なくて、できないなぁ・・・。
あっ、そうだそうだ
これ聞かなきゃ。
『隠れキリシタンの方も
イエス様、マリア様が神様??
私、これ、カトリックの方にもお聞きしたんです。笑
』
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
『そうですね。笑』
『お父さんは?違うんですか???』
『イエス様の育ての父・・・ですか??
神様は神様でしょうけど、特に神様としているのは、イエス様とマリア様ですね。
私たち隠れキリシタンの場合は、マリア様のほうが神様として強いんですよ。
』
![ヒツジ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/009.gif)
そっか〜、スッキリ。笑
もろもろお話しをうかがって思った。
隠れキリシタン・・・
もう、隠れる必要ないよねぇ??
・・・って思っていたけど
多くの潜伏キリシタンは、他の宗教に改宗したり
カトリックになっているけど
潜伏キリシタンからの信仰を守り続けている人を
隠れキリシタンと呼ぶんだね。
隠れているという意味とは
ちょっと違う気がする。
そして、もうちょっと、素敵な名前・・・が似合うと思う。
潜伏キリシタンの信仰を
当時のまま、限りなく守り続けている。
深いところ・・・、
信仰の想いも所作も考えも忠実に昔からの信仰を
大切に受け継いで守り続けていて・・・
先祖の方々が命がけで苦しさを耐え
乗り越え守ってきた
その信仰を、守りたい。
先祖に対しての想い
神様に対しての想い・・・というものが根底に深くあった。
私にとっては、そこに1つの
宗教の原点さえ、感じたんだ~。
派手でなくとても落ち着いていて、
人のことを考え、
どんな人にも安らぎと癒し、恵みを分け与え、
心のよりどころになり、支え、哀れみ、
マリア様キリスト様の光をお使いとして届ける人、
それが、私がみた
隠れキリシタンの神父さんだった。
しがらみや権力お金、
そういったものを、一切感じない、独自の宗教というか・・・
だから争いはおきない。
私は宗教という概念ではなくって
神父さん自身の根底の優しさみたいなものにも、癒されたんだと思う。
本当はもっとお知らせしたい
本当に素晴らしいことがたくさんあるけれど・・・
私は、よそ者。
そういう気持ちがあるから
心の中にしまっておくことにした。
隠れキリシタンは
カトリックや、神道仏教など他の宗教に改宗し
もう、ほとんどいない。
静かに信仰をまもりつづけてる。
光を浴びて注目されたいわけではなく
いままでどおり、
静かに先祖が引き継いでくれたものを守りたいんだと感じた。
たぶん光を浴びたら
守れないものだってあるから・・・。
出会いは、ありがたい。
こういうことが、私にとっては、
神様からの恵み、なんだろうなぁ。
私の考え方としても
勉強になることがたくさんある。
これら、何にもかえられない財産だから。![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)