★九州地方 福岡県のパワースポット★
つづいての聖地は~
北九州の観光地として有名なパワースポット
千仏鍾乳洞で~す。
住所
福岡県北九州市小倉南区平尾台3丁目2−1
093-451-0368
地図はこちら
いやっほぉ~~
千仏鍾乳洞の近くは
ドライブに最高~~。
みてみて~
石がいっぱい。
鍾乳洞の上って
どうしてこんなに岩がたくさん生えているんだろうね。
山口県の秋吉台も
素晴らしかったなぁ~。また行きたい。
ストーンタウン~(笑)
ここは軽く清々しいエネルギー
開放的なパワーがいっぱい。
鍾乳洞の上も、パワースポットなんだよ~。
この岩の上でお昼寝したいくら~い。
さっ、千仏鍾乳洞へは
駐車場から、220M。
・・・っていうか
えっ、この棒があるって・・・??
ありゃまぁぁ~~~
山道よりある意味きついかもぉぉ~~。
・・・っていうか
これ、帰り登ってくるのよね。
ははは・・・
それ考えちゃだめだね。(笑)
みてみて~
洞窟内は広いみたい。
前日の夜、今回一緒に旅してる
ゆっちゃんが調べてくれたらね・・・
『ともちゃん、千仏鍾乳洞って、
中に入ったら一般の人が入る所までは照明があるけど
途中からなくなるんだって。
だから、ヘッドランプもっていくね~。
あと塗れるみたいだから
水着をきて、ウォーターシューズがあればいいね。』
おっけ~。
今回の旅、何かあるかな~と思って
水着と、ウォーターシューズ、
ラッシュガードのパーカーはもってきたの。
せーかいっ
さすがに、ヘッドランプは持ってこなかったけど・・・。(笑)
ははは
よーしっ!ついたぁぁ~~~っっ
・・・って、
わぁぁあっ
仏様が祀られてるよ~。
ここ、昔修行の場だったってことか・・・。
あっ、そうか、名前からして
千の仏ですものね。(笑)
入口には、コインロッカーや更衣室、トイレもあって
着替えもできるからばっちり。
よしよし。
それはそうと、今日は休日。
家族ずれがいっぱいだよ~。
子供たちも水遊びができるから、うれしそう~。(笑)
・・・っとはいっても
観光で来ている人たちは、
みんなふつうの夏の洋服。
水着の人なんて誰もいない。(笑)
私は水着の上に、ラッシュガードのパーカー。
ゆっちゃんは、かなり泳げそうな
上は競泳の水着と短パン。
やけにやる気の人たちみたいだ・・・。(笑)
早速、入口のチケット売り場へ。
『あっ、カメラもっていっても大丈夫ですかね??』
『水中とか、防水のカメラ?』
『いや、普通のカメラです。』
『いやいやいやいや~
奥まで行こうとしているでしょ??
それはだめよ。壊れちゃうわよ~。
塗れるから。』
『えっ?そんなに濡れるの?』
『今日は、水が少ないから奥までいけるわよ~。
多いときは、全部洞窟が水で埋まっちゃうから、いけないの。』
『・・・ってことは、びっしょり?』
『びっしょり。(笑)』
・・・
・・・
案内板には・・・
洞内は比較的平坦で、電灯設備も完備しており
奥の細道までは、老人子供も容易に探勝することができます。
奥の細道までの往復時間約20分。
奥の細道より先は、清流そそぐ一枚石灰岩の上を歩きますので
草履と履き替えの上、御入洞ください。
掘さく門までの往復時間約30~40分。
こんなことも書いてあります~。
さぁさっ、まいりましょっか~っっ。
あっ、入口には
不動明王様と神棚が祀られているよ~。
ペコリッ。
あららっ
一歩入ると、洞窟内は、さむ~い。
ひんやりしたドライアイスのような空気。
想像を超えた冷たさで、
ちょっと気持ちがひるむ・・・。
これ・・・長袖もっていかないと
さむいよ~。
『寒さ、大丈夫~??
』
『今のところ・・・へーき(笑)
』
なんだかなぁ
独特の空気が流れてる。
まぁ、洞窟内は電気があるし、人もいるから怖くはない。
これで、いきなり真っ暗なら
ちょ~こわいけど・・・ね。(苦笑)
さっ、しばらく歩いて行くと
あれ?
なんだろう??
この渋滞。
洞窟内では人が一列にずら~っと並んでる。
あっ、
洞窟が狭くなってて
一度に通れないみたい。
向こうから来る人を
並んで待ってるんだ。
要は一方通行。
・・・って!!
えぇぇえ~、ここから水~~????
わおっ!清流の中を
足つけて歩くんだぁーーー。
なんか・・・冷たそう・・・な予感。
ぴちゃ。
ぎょぎょぎょ・・・
つめたい、ぎぇえつめたーい。
外の夏の空気なら、暑くていいけど、
洞窟内は、秋の肌寒い空気で
そこに、山のキーンと冷たい
水へ足をつけるって・・・
さ、さむさむさむさむ・・・・。
こりゃ、ちょっと、えぇ・・・大変
じんじんする~。
今日の川の水量は少ないっていってたけど、
だいたい、ふくらはぎと足首の間くらいかな。
これ・・・水が多い日大変だ。
えっと、どれだけこれ、続くの?
え、まだ?
え、これずっと・・・???
・・・っていうか
水の中を歩きながら
私が感じているものは・・・。
地上にいるとき以上に感じる人のエネルギー・・・
狭い洞窟だからかな?
地上よりびっくりするほど
人の匂いがわかりやすく、近く感じるの。
あっ、これって、鍾乳洞の中を充満している
水の力があるからか・・・。
水ってさ
その場、そこに存在するもの
ここで言えば
鍾乳石、この土地の力、訪れる人の気、感情、エネルギー・・・
良いも悪いも、目に見える、みえないものも
鏡のように映す力があるように感じるの。
人が多い洞窟は、
自然の力以外にも、人の気も一緒に水に溶け込んでいる。
もしかしたら、今私が感じている人の匂いは
実際の人の匂いというより
人が放つエネルギーの匂いでもあるかもしれないなぁ。
それなら・・・
ここは、人が少ない時にくるのが正解だね。
清流は、ここにくるみんなの浄化スポットだから・・・
自分も浄化しているけど、人も浄化している
人が少ない方がよりこの洞窟内の気は、清々しい。
そういうときに来た方が
はぁ、はぁ
それにしても、流れがある水の中を歩くのは
意外と体力を使う。
子供たち、元気だなぁ~。
きゃっきゃっ、走ってるも~ん。(笑)
滑って転んでも笑ってる。
地面は、水の力で岩が削られているから
とげとげしていないし、切ったりはしなさそう。
そういった意味では歩きやすい。
でも・・・・
『水が冷たいのは、歩いているうちになれたけど
これさ、奥にいくと、滝があるって・・・いってたよね~??
おばちゃん。
滝って、どんな滝なんだろう???
上から浴びる勇気ないないない~。
』
『ないないない~~。(笑)
』
しばらく、進んでいくと
あ、人がこっちに戻ってきた。
そっか~、
ここからは電気がなくなるんだね。
普通の服装で来ている人たちは
ほとんどがここで引き返すんだな。
ここまで来るのも結構あるいたよ。
片道30分は歩いたんじゃないかな?
・・・
・・・
わっ、のぞくと真っ暗暗。
なんか、ここからが本番って感じ。
鍾乳洞の主のいる聖地へ
一歩踏み入れる感覚。
ドキドキ・・・
ひゃぁ~暗い。暗い。
こりゃ、ヘッドランプないとだめだね。
ゆっちゃんが照らしてくれて
やっとその場だけ見える。
・・・暗いけど
それでも、やっぱり、私こっちのほうが好き。
人がいなくなって、暗くってちょっとドキドキするけど、
空気はものすごくきもちいい。
人の匂いもなくて、 不思議な安堵感もある。
ヨイショッ
ヨイショッ
ただね~、さっきの、照明があった所より
せ~まいよ~~。
あれ?
あっ、えっ、えええ・・・。
なんだこれ、めっちゃ狭い。
どんどん洞窟は狭くなって
かがまないと入れない。
うそ・・・ん。
これだって・・・かがんだら、もちろんお尻やお腹まで
ぬれちゃうよ。
えっ、この先は・・・・どうなってるの・・・??
ライトで照らしてもらうと
奥の方まで洞窟の狭い感じは続いてる・・・気が。。。
『どーする?
』
『がんばるか・・・。
』
恐る恐る・・・っ
チャポッ。
ぎゃっっ
ゆっくりつかると
空気がある隙間から
水が、ひんやり、ちょっとずつ入ってくる感じで
ブルッ
震える~。寒い~~。
こうなったら、
エイッ バチャーン。
ぎょぎょぎょ~~っ
どっちにしても、つめたーーい
ブルブル。
この辺りは、頭上の鍾乳石が
顔の横まであって、
オイショット。
頭を打たないように気をつけながら、半分中腰、
うさぎ飛びの体勢で水の中を進む。
水をかき分けて、かき分けて
泳ぐまでいかないけど・・・
ひゃぁ~
これ、ゆっちゃんのヘッドランプがなかったら
真っ暗よ~。(笑)
それに、たとえヘッドランプがあっても
一人じゃいけなかったなぁ・・・。
誰かと一緒じゃなかったら怖くて無理無理~。
・・・って!!
次なる難関が・・・
これは・・・鍾乳石さん、ないでしょ~。
目の前には、更に入口が狭くなった洞窟。
その上から、シャワーのような滝が
通過するには、かがんで・・・
いやっ、腹這いにならないと通れなくって、
また上からは冷たい滝の水をかぶって進まないと
いけましぇん・・・。
うおぉぉ・・・
『どーしよう・・・。
』
『ともちゃんにまかせるー
』
『ええ・・・
』
これはどうしたものか。
神さま仏さま、もにゃもにゃ・・・。
行きたいが、寒い。行きたいが、寒い。
これ進んだら
上から下までびっしょり・・・ですよね。はい。そーですよね。
うーむ。
よし!決めかねた時は・・・
『じゃんけんしよ~。
ゆっちゃんが勝ったら行く。ともが勝ったら引き返す。
』
『ええぇぇ~
オッ、オッケー。
』
『最初~はぐ~。じゃんけんぽん!
』
ぎゃああぁぁ~
『ま。負けた・・・。
』『かっ。勝っちゃった・・・・。
』
心の底では引き返すことを願っていた二人は
どうやら、先のステージに進めるようです。
とほほ。
ライトをもったゆっちゃんが先に
そして、続いて・・・私。
こういう時はね、勢いですよ。
勢いながいといけない。
せーのー。
えいぃ~~
ぎょぎょぎょぎょ~
じーーめーーーだーーーいーーーー
『ちょっ、つめ、つめたぁっぁーーーーあぁぁい
ぎゃあぁぁ~
』
『あははははは~
』
『にゃああぁぁぁ~~~
』
もう。叫んでないとやってられません。
本当に、これ水行ですよぉ。
あそびじゃなーい。
あぁ、びっしょり上から下まで。
もう、長袖のパーカーのラッシュガードが
冷たくへばりついてくる。
おぉ~身震い。ぶるぶるっ。
ううう・・・冷静になると、
なんで・・・こんなことやっているのか・・・
自分があほに思えてくる。
それにしても、狭いなぁ。
水から逃れたいのに
逃れられず、腹這いで進み続ける。
『ねぇ、少しスペースできた~??
』
『あっ、あんまりないけど、しゃがまなくてよくなったよー。
』
よし。ヨット ヨット
狭い鍾乳洞の通路。
これお腹とかでっぱっていたら
通れないよねぇ。
やっとこ、中腰に立てるくらいになったので
カニさん歩きで、岩づたいに歩いていくと
なにやら・・・今度は尋常じゃない水の音。
反響して、爆音のように水の音が響いているけど
これって・・・・
もしかして・・・
洞窟内の狭い岩と岩の間、右手から
勢いよく通路を塞ぐように滝がながれてる。
こりゃ、びっしょりなんてもんじゃない。
流されないかよ~おい~って感じ。
まぁ、流されても岩の壁だから、
どっか行っちゃうことはないけどさぁ。
ええぇぇ・・・・
『・・・
』
『・・・
』
『ここでいいよね。笑
』
二人とも合意。(笑)
せっかくなので、
ものすごい勢いで落ちてくる滝の水を
少しぴちゃぴちゃ。
わぁ・・・きもちいい。
サァーッと全身が軽くなる~
なんて透明感ある気なんだろう。
はぁぁあ・・・すごい。ここ。すごい。
やっぱここまでくるとちがうね。
スーパー浄化スポットだわぁ~。
こられて、よかった~。
ちなみに、帰ってからゆっちゃんが調べてくれたら
この奥へがんばると、空洞があって
不動明王様が祀られているらしい。
でも・・・いい、これでもうよかったけどね。(笑)
・・・ってわけで
引き返すことになったけど、
今度は洞窟内のエネルギーがよくなっていくんじゃなくて、
人の香水や汗や人の匂いが
おっ、ぉぉぉ~~~~。
スーパーきれいなところにいたから
感覚が開きすぎてるみたいで
なんだか・・・、クラクラ~。
この洞窟行きっぱなしで、
外へ通り抜けられたら最高なのに・・・。
なるべく、呼吸は吐く息に意識を向けて、
少し吸って、吐き続ける感じで
出口へまっしぐらですぅ~~。
あっ!でも、ちょっと面白かったのが
わたしたちの、あまりのビッショリ具合を見て
うそ、えっ?この先どうなってるの・・・???
・・・っという、行きに向かう人たちの不安な表情が
おかしくって。(笑)
普通の恰好できている人は
びっくりするよね~
私たちプールから上がったような
びしょぬれ具合だから。
こんなにぬれるんだぞ~みたいな脅し見本(笑)
あははは~
・・・そんなこんなの
千仏鍾乳洞。
楽しかった~よ~
千仏鍾乳洞は、すんご~い浄化スポットだから、
朝早く訪れるか、平日にくることがおすすめです。
そして!せっかくだから行けるところまで
奥にいって~。
かならず懐中電灯、ウォーターシューズ
水着、長袖ラッシュガード、タオル忘れずに。
(私もってないけど、ウエットスーツのがいいくらい。笑)
とにかく、寒さ対策してきてね。
でないと、寒さにまけちゃうから~。
あっ、訪れるのは
夏のがいいよ。
外でても、雪景色じゃ~、へこむ。(笑)
私も機会があったら、またチャレンジしまーす。
あわわわぁ・・・
脱力・・・眠い・・・完全電池切れ。
だいぶ泳いだあとみたい。
行きに降りた坂をふらふらになりながら登り
車にたどり着いたあとは、
二人でシートを倒して、グゥ~~
しばしお昼寝をしたのでした。(笑)
ちゃんちゃん