★ハワイ島のパワースポット★2日目夜
ハワイ島二日目の夜は、
マウナケアの星空観測と、朝日をみるツアーに
みきちゃんが申し込んでくれたのだ。
ワクワク
ワクワク
夜中の出発ということで
夕食を終えて、ホテルに帰ってきた私たち。
・・・っと、
ソワソワしているみきちゃん。
『あぁ・・・どうしよう。
太公望さんから連絡こない～。
集合時間、集合場所、みんなわからない・・・。
』
』えっ？
ええっ？！
えええええ～～～？！
そんな申し込み方あるんかいーーーー？！（笑）
どうやら、話を聞いてみると
申し込みはネットで申し込んだものの
連絡先を、私の携帯番号をかいていたらしく
（私の携帯は通じない・・・）
念のため、ということで
もう一つの私のネット回線の電話番号を伝えたけど
海外では使えなかったため
結局連絡が取れない・・・ということらしい。
ツアー会社にメールしたけど
連絡がこなくて、何もコンタクトが取れない・・・とのこと。
しかもそれをいいだしたのは
午後8時。
・・・。
営業時間はおわってるやんけぇーーー。
・・・っていうか
相手の緊急連絡先わからない時点でアウトだって。
仕方ない・・・。（笑）
ちなみに、このホテルは
コンドミニアム的な感じなので部屋に電話はなく
ロビーも深夜は人がいない。
とりあえず、ホテルに迎えにきてくれることを信じて・・・
外で待つしかないね。
というわけで
0時より、待ってみること30分。
『あっ！あのバンそうじゃない？！
』
』『そうだぁぁ～～～！あぁぁ～よかったぁぁ～～』
』0時30分、太公望さん（ツアー会社）のガイドさんが
無事ホテルに迎えにきてくれたの。
もぅ、この旅は、みきちゃんの予想外が多すぎる～～。（笑）
まぁ、それでも
神様、仏様、ご先祖様、なんだ？
とりあえず、ありがとうございますぅぅ～～～。
よかった。ホッ。
そして、太公望さんの車は、いくつかのホテルにより
お客さんをピックアップして、マウナケアへ～
道はとにかく真っ暗。
マウナケアって車で上がれるって聞いたから
レンタカーで個人でもいけるんじゃない？
・・・と思っていたけど、
真っ暗＆レンタカーの保険が入ってても、
きかない道路を走ったりするらしく、
個人ではちょっと厳しいかもねぇ。
それでもどうしても・・・
という場合は
途中から四駆じゃないと入れない道になっちゃうから
四駆は必須。
あとは、もろもろは・・・自己責任・・・ということで
ちょっと、私は無理ですぅ。（苦笑）
さ・・・っ、山を上がっていくと
だんだん気温が下がってくる。
昼間のハワイの気温は30度越え。
でもマウナケアの頂上の気温はー2度。
昼間と比べると30度以上の差になるのよね。
もちろん、このために防寒着をもってきていて
太公望さんからおかりするウエアーをきて、挑むのですがね。
ちなみに、
このムシムシしたハワイ島の気候は
今年が異常なんだとか。
東側のヒロは、雨が多く湿度が高い
西側はコナは、カラッとして過ごしやすいらしいの。
むしろ、ヒロのほうが
今回は過ごしやすかったかもなぁ・・・。（笑）
ん？！
なにあれっ！？暗闇の中なんか光ってる！！
・・・とみると
フクロウのような
みみづくのような生き物。
『あっ、珍しいですよ～。貴重貴重。
あれは、プエオという絶滅危惧種でハワイ島の守護神。
人が住む前からいるらしいから～。
』
』へぇ～
なんか縁起いいっ
さぁ、しばらく走ったところで
車からおりて、星の観測～。
わぁ～いっ、わぁ～いっ。
うわあぁぁぁぁぁぁ・・・・
なんって、なんって、満天の星・・・
すごいっすごいっすごいよぉ～～～～～
星じゃないところが少ない！
空が一面星だらけ。
空が一面星だらけ。
あっ！流れ星～～っ！
あぁあっ！また！
あっ！流れた～～！！
もう、数えていられないほどの流れ星。
すごい・・・
何とか流星群とかの比じゃないよぉ～～。
レーザー光線で天然の星をさしながら、
星の名前や星座、大きさ、色、何年前の光なのかを
説明してくれる、ガイドのりんちゃん、こと、りんたろうさん。
小学校で習った夏の大三角形も教えてもらい
空を見上げながらの、天然授業。
ちなみに乙姫様の星は、25年前の光を放っているらしいよ～。
そして、オリオン座の右肩の星は、
いつ爆発してもおかしくない星なんですって。
爆発したら満月くらいになるとか・・・。
望遠鏡でみるとさ、
星って色がちがうのね。
赤っぽい、黄色っぽい、青っぽい、白っぽい、
その色は星の古さや地球との距離が違うからなんですって。
星は何万年も前の光を放つものもあれば
太陽の何百倍の大きさの星もあるっていうんだから
宇宙って・・・すごい・・・。
桁が違う。
はぁ～～
流星を眺め、天の川に吸い込まれるように
ぼーっとみつめていると
宇宙の広大なエネルギーと繋がってくる。
頭の中がなんか・・・おかしくなりそうなほど、
ぐるぐる～まわってる。
神様とはまた違う・・・
宇宙エネルギー・・・。
どうにもできないほど、巨大なエネルギーに
飲み込まれちゃうような・・・凄まじいパワー。
ふぁぁ、眠くなってきちゃった。
最後にパチリ。
合成じゃないのに、
合成みたいだよぉ～。星が多すぎて。（笑）
さてっ、再び車にのりこみ
急なガタガタ道を四駆であがる。
マウナケアは、「白い山」という意味で、
冬になると山頂が雪になるから・・なんですって。
凍ったり積雪があったり、
危ないから時期によっては一般車はむずかしそう。
しかもっ！マウナケアの標高は、4,205ｍ。
なんとっ！富士山よりも高い山！！
そこに車で行けるなんて、感動～
夢みたいよぉ。
さて、ここからは
高山病を気を付けないといけないので
耳がキーンとなる前に、耳抜き。耳抜き。
お水を飲んで飲んで・・・（ちゃんとトイレはあったよ）
とにかく3000メートルからは
寝ちゃダメ。
寝ちゃうと、高山病を発症しやすくなっちゃうの。
これが…何よりきびちぃ。
だって車の中は暖房であったかいし
なんといっても、みきちゃんの騒動により
寝る暇なんてなかったのだ。（笑）
『さぁ～っ、
マウナケア頂上到着です～。』
』・・・。
ええええー！！
霧じゃ・・・ないですかぁ・・・。
しかも、バチバチ音するほど
雨ふってますぜぃ。
車の中でもわかる
風と雨と霧。寒そう・・・。
これ、どーなんのさ？
おいおおおい、
朝日どころでないでしょう。これ。なんじゃい。
ちと、休憩・・・っとウトウトすると
みきちゃんに、起こされる。
おぅ～ん・・・。この修行が1番つらいわぁ・・・。
『さぁ、朝日の時間だよー』
』と強制外へ。
うわっっ！！！さむさむさむさむーい
ええーん。
ダウンに長いズボン着てるのに
ぎょえぇぇえ～寒すぎるー
なんか本当に修行しにきたみたい・・・
なんだよーもーこれーー
あ、でも・・・雨はやんでる。
風も、そこまで飛ばされる風じゃない。
ミストのような霧で肌しっとり
キューっと寒さで毛穴がひきしまる感じが少し気持ちいい・・・。
そして、太陽は…
・・・
・・・
・・・ドコ？？？ （笑）
ぶぶぶっ、ぶはははは～～
太陽どころじゃない
視界が数メートルだよぉ。
ガイドのりんちゃんも
『こんな天気初めてだよ～
500回以上ガイドとしてて、始めて・・・です。』
』なんてこった（笑）
えっ？これって
これまた何かやらかし系？？・・・私？！
そういえば・・・
みきちゃん、この旅にきて大分ぐるぐるしてるけど・・・。
こええぇぇ～っ（笑）
まぁ、ごまかし？
日本の観測機
スバル前でパチリ。
大きい・・・。
よくこんな頂上につくったよ～
この中に入れたらうれしいのに。
とほほ。
・・・っと、
眠さとの戦いから
少し解放されることのほうが、
私の脳は喜びを感じたその瞬間
りんちゃんが
『もう一箇所少し下がったところにいきましょう。
もしかしたら・・・どうかなぁ。まぁいきましょう。』
』・・・？？？
少し山を下った所に到着すると・・・
わあぁぁああぁ・・・・
神々しい・・・。
さっきの場所より、何かいい。
心地いい。私、ここ・・・好き。
落ち着くの・・・。
ここは、ハワイの原住民の方が祈る
祭壇が作られた場所・・・。
この祭壇はね、
新しい観測機建設の反対運動で衝突して、
原住民の方が、マウナケアの頂上にのぼれないときがあり、
そのときに、作られたものなんですって。
マウナケアはとても神聖な山として
今でも原住民の方が信仰してる。
雪の女神ポリアフと多くの神々が宿られる聖地。
なんか、よそ者の私が何を言う立場ではないけど、
ちょっと複雑な気持ち。
もう、新しい観測機ができることは決まってしまってる。
必ずできるのだ。
いくつもの国が協力して莫大な費用をかけて作る。
地下2階地上18階建くらいの大きさらしく、
マウナケアの景色は多分変わるって、りんちゃんも話してたの。
私たちの日本でいうと富士山に、
外から来たいくつもの国が協力して、
巨大な建造物をボコボコ立てられてる、ということ・・・。
他人事だけど、なんか他人事にも思えない気持ちだなぁ。
いいとか悪いとかいいたいんじゃない。
痛いんだ・・・。
神様はどう思われているのかな・・・？？
きっと、それでよくなかったら自然だ。
何かが起こるんだろう。
さぁ、せっかくだから、挨拶させていただこう～。
くるくる～
サァァァーーー
はぁぁぁぁあぁ～～～～
すっきりと軽々した透明なパワー
全身に山のみずみずしさが浸透していく感じよ～。
天につながってる、高く高く高いエネルギーと繋がる感覚
光のエネルギーで天眼がひらいていく・・・
引っ張り上げられて、くるくる上の方で回っていくよー
気持ちいい、爽快なパワー
優しさもあり、女性らしい山。
やっぱり崇高な神様の山なんだね・・・。
『ねえねえ、朝日でそうじゃない？』
』
『本当だ！でそうっでそうっ。明るくなってきた。』
』風があるのか、
雲が流れていくスピードがはやい。
それがまた、神々しいよぉ・・・。
きたきたきたきたぁぁーーーーー
すごいすご～～いっっ！！
太陽の光がバーッと放射線のように広がっていくー
冷えた体に熱が広がってく。
朝日って、こんなにあったかいんだね・・・。
（私、写真で光に飲み込まれちゃってる。笑）
やったぁぁ～やったぁぁぁ～～～
やったぁぁ～やったぁぁぁ～～～
太陽でたよぉ～
わーーいっっ
きゃー太陽がありがたい。ありがたい。
ありがとーーーー。
やっぱり太陽はテンションあがるっ！！
心も照らしてくれてる～。（笑）
正面にみえているマウナロアも・・・
こんなに鮮やかに～
色彩が蘇り、自然が目覚めていく。
太陽がでるだけで、気温も景色の鮮やかさも
こんなにかわるんだね～。
生命を目覚めさせる。
生き生きと本来の姿に。
太陽、偉大だなぁ・・・。
・・・
・・・
ふと、おもった。
マウナケアで、太陽を自然に包まれた
マウナケアで、太陽を自然に包まれた
祭壇前でみれたことこそ、奇跡かも・・・。
人工物の中でみるより
私個人的には、すごくありがたみを感じたもの。
自然と手をあわせたくなったから・・・。
ありがとう。神様。
・・・ありがとう。
さてっ、
ビジターセンターまで、車でおりてくると
標高2000ｍ。
気温は上昇～
あっつくなってきた～。
下界とはまだ気温は違うけれど、
やっぱり太陽のおかげか、だいぶ違う。
このビジターセンターの前には
ハワイの原住民の方のおうち？小屋？みたいなものがあってね
建設反対で、いまでも見張っているそうなの。
平和な解決ってないのかなぁ・・・。
あれ？りんちゃん
あれ？りんちゃん
ゲートに入ってどこいくんだろう？
上着を脱いで
りんちゃんについていくと・・・
わっ、わっ・・・
なにこの植物！！
エアプランツがでかくなったような・・・
光ってるよ～
ええ～すごい！！！
『あ、触らないでくださいね
人の体温でかれちゃうんです。』
』なななーんとぉーーー
よかった。知らないとは恐ろしい・・・。
『これは、銀けん草といって
25年前に植えたのが咲いてて・・・
咲くのは、一回だけなんですよ。』
』ひやぁぁぁ・・・
なにもの？！宇宙人だよーこれ。（笑）
なんだなんだ？！本当にみたことない。
不思議な植物。
さわさわさわさわ～っと音をたてて、
歩き出しそう。（笑）
あっ、みてみて～
ここにも、ハワイの原住民の方が祈る祭壇があるよ～。
アフ 祭壇というらしい。
わぁぁぁぁ・・・・
くるくる～～
ふぁぁぁ～～～
優しい崇高なエネルギー。きもちいいよ～。
女神さまのような優しさとあたたかみのある気。
花の香が香ってきそうなやさしさ。
癒されますぅぅ～
心がやわらか～い。
・・・というわけで
無事にマウナケアの神様にもご挨拶ができたのでした。
この旅でもう一回ここきたいなぁ
ゆったりと挨拶をしたい。
ご縁をありがとうございます。
マウナケアの女神、ポリアフ様・・・。
さぁ、これで、寝れる～
寝よう寝よう。
おやすみなさぁぁーーい。
グゥゥ～