AMATERAS韓国ツアー♪ 2日目
さっ、聖地めぐりは早起き、早起き。
吐含(トハム)山の中腹にある
石窟庵(ソックラム)へ向けて出発~で~す。
その向かう途中、なんだろう~~?
バスにのっていても
優しく心地いい波動が・・・。
『この辺りは、昔でいう新羅です。
ここは戦争をしなかったから、宝物がたくさんでてくるんですよ。』
ほぉ~道路を走っているだけでも
山々に囲まれ癒されますぅ~~っっ
そのまま、バスは走り走り
くねくねと山道に入る。
石窟庵の入口に到着でーす。
石窟庵は世界遺産なのね。
案内板によると・・・
石窟庵は、統一新羅時代の景徳王10年751年に
宰相の金大城によって創建され、当初は石仏寺と呼ばれていた。
石窟の平面構造は、前方が四角で、後方は丸くなっている。
石窟内は、本尊仏を中心に、その周辺には
天部像、菩薩像、羅漢像、居士像、四天王像、仁王像、八部衆像
などが彫刻されている。
石窟庵は、インドや中国の石窟寺院とは違い、
花崗岩で造られており、仏教世界の理想と科学技術
そして洗練された彫刻が、ほどよく調和をなしている傑作である。
『三国遺事』に『金大城が前世の父母のために創建した』
と伝えられる石窟庵は、新羅芸術の極致を体現しており
東洋の仏教美術の最高峰として評価されている。
1995年仏国寺と共に、ユネスコ世界文化遺産に登載された。
とあるよ。
はぁぁあぁ・・・っ
緑が~空気が~穏やか~ゆ~るゆる~~。
心地いい~癒されるよ~。
頭も心もスーッキリする軽やかなエネルギーで
全身に爽やかな風が入ってくる感じ。
じめじめ湿気が多い日本には
なかなかない土地がもつ軽い波動。
な~んてき~~もちいい~のでしょう~~
みんなも心がるんるん
笑ってて楽しそう。
波動が軽い場所って、ただいるだけで
いい気持ちになるのよね~。
『韓国はきもちいい~印象とちがったぁ~。
うんうん、いい~韓国。』
満足げな松田さん
そして、みんな口を揃えて言ってる。
ははは~
私も同じこと思ったよ。
ちょっとうれしい。
『あ、カラス!!』
・・・っと、ガイドの高さん
そりゃ、山だもの。
カラスはいるでしょ~っと思ったら
『韓国でカラスを見るのは珍しいんです』
えええーっ本当っっ
『昔はいたんですが、たべちゃったとか?!(笑)
本当かはわかりません~。』
ええええーっ、ほ、本当っっ
日本にはカラス山ほどいるのにね。
確かに日本で食べるとは聞かないから
増える一方なのかも・・・。(笑)
ちなみに、日本でも三つ足がある八咫烏は神様だけど
この山には、不思議な自然岩がいっぱい。
人間が積み重ねたようにみえるけど
天然岩らしいよ~。
わぁ~みえたみえたっ
古墳みたいだね~。
こちらの御本尊は、
お釈迦様だと伝えられているけれど、
近年、阿弥陀如来なのでは?とも話がでているらしいの。
建物は東に向いていて、日本に向いてるらしい。
日本から守っている・・・という気もしますねぇ。
そして、冬至の日に朝日が昇ると、
こちらの仏様の(お釈迦様?阿弥陀様?)
おでこに、日があたるように造られているんですって。
ちなみに、悲しいことにこの建物は、
日本が統治したときに解体、盗掘にあい
その後・・・、日本が三度修復したけれど、失敗。
湿気がたまるようになってしまったらしいの。
日本は木の文化、韓国は石の文化、中国は瓦の文化と
まぁ、それだけ韓国の石の文化は優れていたともいえる。
国土ならではの得意分野があったらしく
日本は石について詳しくなかったんだろうって。
まぁ、それだけ韓国の石の文化は優れていたともいえる。
その後、手直されたけれど
元通りにはいかなかったみたい。
そんなわけで、日本が修復した石窟庵は、湿気がたまっちゃうので
いまは、湿度をボイラーで管理しているらしい。
だから、透明のガラス室にあって
そのガラス越しに見ることになってしまったんですって。
うーむ・・・。
それにしても、日本もいろいろやっておりますね・・・。
日本統治時代に、
韓国の寺院のものを持って帰ったり、
壊したりしているものもいろいろあるとか。
日本ではそういうこと、教えられないし知らないね。
韓国からされたことは、
ニュースとしてやってるけど・・・。(笑)
まぁ、持って帰ったり壊すのは日本が悪いけれどね
変に感情にながされることなく、
事実をちゃんと受け入れられたら、いいなぁ。過去も現在も。
このツアーでガイドについてくれた高さんは、
実にサバサバしていて、感性が豊か。
深く説明しなくても、こちらの気持ちや考えをなんとなくわかってくれる。
そして、感情的ではなく、言葉を選び
日本のやってきたことを話してくれるの。
きっと頭がとても良い人なのだ。
こういうことって、同じことを伝えるにしても、
ガイドさんによって、受けとり側の印象も変わってくると思うの。
高さんは、全くおしつけがないからこそ、
素直にこちらが受け止められる。
個人的な感情をのせなく、
明るい笑いをはさんで話してくれるからかもね。
変に重たい空気にならない。
本当に素晴らしいガイドさん・・・感謝ですぅ。
これが内部の仕組み。
御本尊を囲むように
周囲には、仁王像、四天王像、菩薩像・・・などなど祀られているのね。
今はガラス越しで、全部見れないのが悲しい・・・。しくしく。
さっ、石窟庵へ~
ヘイホッ
・・・っと
こちらにあるのは
日本により建物が解体され、修復され、うまくかみ合わず
残され残骸となってしまった、石たち。
土台だったのかなぁ???
高台からの眺めは、
御本尊が見る景色と同じ~~。
まだ早朝だから朝日が・・・綺麗・・・。
そういえば、阿弥陀様なら極楽浄土
夕日の方向にむいていそうだけどね。
それではっ、失礼しま~す。
はぁぁぁ・・・
溜息がでちゃうほど美しい・・・。
ガラス越しにみる御本尊のお姿は
厳しくも優しく、来る人たちを見守り受け入れてくれそう。
自分次第で、いかようにも感じ
受け取ることができる表情というか・・・
凛とした表情は
見極める、見定めるようなお力を感じ、
綺麗で、柔らかい・・・
なんともいえない美しさをもってる。
いつまでも見ていたい、眺めていたい表情をされているよ~。
ふぅ~
手をあわせていると・・・
ジワァ~ッと、あったかくなってくる~。
私たちを包み込むように
日本の仏様、韓国の仏様、人の仏心、
守護される存在すべてが一つになる感じ・・・。
慈悲深いお力だよぉ・・・。
とーーっても、素敵な場所。
訪れるのは、ちょっと大変かもしれないけれど
ここは、来てほしいです~っ。
さて、階段をくだると~
こちらにも、解体してしまった石の残骸が・・・
あぁ・・・胸が少しチクッとする。
さてっ、またまた下り~
あら?こちらは?
また白い提灯がいっぱい。
ぐらーーんずーーん
わ!重たい!!!
かなりエネルギーがちがーう。
ここは、旧暦うら盆に、極楽浄土へつれていく
というお堂らしい。
だからかぁ・・・。
韓国は提灯が華やかだね~。
あっ、山から流れてくる湧き水だぁ~。
ご神水~ご神水~
ごくごく飲んでみると
うん、飲みやすく~おいしい~。
私たちも、ちょびっと体に水を~
ぶはははは~
ただただ、暑すぎるので
水を浴びたかったのだ。
ひゃひゃひゃ
きーもちぃーーっっ
さっ、お次は~っ
同じ吐含(トハム)にあります
仏国寺へとまいりまーす。
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