さてさて~っ
AMATERAS高野山ツアー二日目。
翌朝は、早起き早起き。
宿坊に宿泊したので
朝のお勤めがあるので~す。
高野山には、たくさんの宿坊があってね
御勤めの時間の長さは、
それぞれの宿坊によって違うんだけど
高野山の山全体にある
御寺(宿坊)が朝6時一斉に御勤めを始めるの。
もちろん、奥の院も。
想像するとさ、すごいでしょう~??
そのスケール・・・・。
マントラのようにお経が鳴り響く山に
清らかなパワーが満ちていく・・・。
はぁ~
あっ、ちなみに・・・
私たちの宿泊は、高野山無量光院に泊まったんだけど
無量光院は、朝6時から1時間半の御勤め。
ひえぇ~っ 一時間半っっ?!
と思ったけど
意外と・・・大丈夫なもの。
日常の時の流れとは
ちょっと違うのかもね。
御勤めが終わった説法の時間では
私の人生にとっては初めて!!
無量光院の外国人のお坊さんがお話してくださり
弘法大師空海について、高野山について
そして、『あ』という音についての力を使い
無になる瞑想のやり方
宇宙(御神仏)と一体になることなど・・・
御話してくださったの。
あ→ abc あいうえお
英語、日本語、フランス語・・・
赤ちゃんが生まれた時の最初の呼吸で吸う音
『あ』は生まれる音
その始まる音の力を使い
全員で手を合わせ、『あー』といいながら目をつぶり
瞑想するとね
くるくる~
サァァーッ
心が穏やかになり
天に伸びていく波動が広がって
まるで、宇宙と繋がっていくような感じ・・・。
全員で声をそろえたハーモニーは
この空間の気を人間の力で変えて
一つになる感覚でした。
ハッピネスだね~
外国人が教えてくれる真言宗の世界は
また日本人の伝え方と違って
親近感がわいて、楽しかったよ。(笑)
さてさてっ、朝食を食べた後、私たちは~
高野山の総門、大門へ~。
ここが高野山の入口かぁ・・・。
ものすごく立派な門は
鳥居と同じ役目をもち
この向こうから
厳かな気がウワァ~ッと流れてくる。
はぁ・・・。
よろしくお願いしますぅ。
ペコリッ
神聖な気だよぉ・・・。
いやぁ~早朝の空気、最高だね~。
前日は、夜寝るころになったら、
大雨で、雷が鳴り響き
ものすごかったんですって、天気が。
その御蔭様で
今日は快晴、空気が清らかで
軽い軽い~~っ。
浄化されてる~~っ
ちなみに・・・
『地響きがするような、雷で怖かった~』
というお客様いっぱいでしたが
私はというと・・・
まーったく気付かず、起きることもなく
グーーーッ だったのでした。(笑)
さぁ~待ちに待った大伽藍だよぉ~。
さまざまな御堂に挨拶をした中で
私にとって印象的なのは
やっぱり、根本大塔!!
曼荼羅の世界が立体になって現れた
大日如来様がいらっしゃる聖地なの~。
ひゃっほぉ~
ペコリッ
テテテッ
はあああぁぁ・・・
ぐる~くるくる~~~
あたたかい、あたたかい光のよう・・・
慈悲深く、愛の溢れるエネルギー。
やさしいよぉ。
あぁ・・・好きだなぁ。こちらの大日様。
この大日如来様の前に
ずっと、ずっといたい。
魂の光が、輝いていく気がするの・・・。
ふひぃ~
そして、ここでは大日如来様の前で
一人一人ご挨拶してもらうことにしたんだ。
すると・・・
突然ワッと湧きおこる神仏の気に感応して
『初・・・涙が、初涙でしたぁ。』
自分に起こった感情に
自分で感動している窪田さん。
あはは~♪わかる~。
こういう時って、理由なんてなくて、不思議だよね~(笑)
窪田さんは何度もツアーに参加してくださっているんだけど
今回初めて、突然的に感情が湧き起ったんですって。
だから、自分が自分でびっくりしちゃった・・・
と笑いながら話していたの。
特別な縁がある聖地なのかもしれないし
窪田さんは、この高野山に来る前に、
御自身の地元にある、高野山と縁ある神社仏閣へ行き
ご挨拶をしてきたそうなの。
神様は、そういう想いもすべて
わかっていらっしゃるのかもしれないねぇ・・・。
そして、他の人が次々
手をあわせていると・・・
あら?
なんだ?
突然?私は何かスイッチが入ったのか
今座って手を合わせている人と
別の重なるような姿が・・・
脳の映像に浮かびあがる。
前世の姿なのか・・・
大日様の光の中で
ゆらゆらと、同じ時を過ごすように現れてきたの。
その中で、一番心に残ったのが・・・
いつも控えめだけど、素直な方でとっても優しいしげちゃん。
手をあわせていると
本人と重なるように
ず~っと、誰か人々の世話をして
人を世話をすることで、生かされているような姿が。
そっかぁ・・・。
苦しくて、抑圧された環境で
でも、がんばって生きていた時代があったのかもしれない・・・。
その姿は
もう、いいんだよ、あなたは
行きたい所へ行って
自由になって
そう、前世の魂が伝えている気がしたので
そのまましげちゃんに伝えたの。
そしたら、しげちゃんは、大きく肩をゆらし泣き崩れた。
きっと・・・
自分でもわからないような
何か、心の奥底にひっかかりがあったのかな。
無理をしているつもりではなかったかもしれないけれど
どこか・・・、もしかしたら無理もあって
自分より人を、自分より人を
という無意識のエネルギーを、今世でも持ち続けていたのかもしれない。
隣にいると、泣き崩れるしげちゃんから放たれる熱が
だんだんと、慈悲深いあたたかい気に変わっていく。
自分を大切にする、愛が生まれた感じ・・・。
その涙は、前世エネルギーの解放の涙のようで
『よかったね』 と声をかけたくなっちゃった。
しげちゃん、これから、きっと自分の人生がより楽しくなる
楽しみ~楽しみだね~
いろんな人の姿をみながら思った。
育った環境や、体験や経験、トラウマ
考える癖や・・・
いろ~んな複雑なことが絡み合って
今のややこしい部分をもつ自分もいるわけだけど
その一つとして、前世の影響がある人もいると思う。
もちろん、それだけじゃないし
逆に、前世から受け継いだ、プラスの影響もあるしね。
それはそれで、いいじゃない?!
ラッキーッみたいな(笑)
前世を知ってどうするというよりは
『あっ、そういうことだったのか』という、一つの答えみたいなもんかな。
自分のなんでかわからない、もやもやの理由が
自分の中でストンと心に落ちて、味わって
少し、自分を客観的に理解できた時
全てが変わることはないけれど
人によっては、人生のチャンスになると思うの。
まぁ、前世でこうだったから、私はしょうがない!
な~んてなったら逆効果かもしれないけどね。(笑)
でも、もっと、いい方向に自分を変えていきたいと思えば
内省や行動するきっかけになる。
そして、何よりね、
私の経験では、前世のエネルギーから解放されたとき
ものすごく癒されたんだ。
私は前世で、修道院や、イスラム教の
厳しい戒律の中にいたときがあって
そのエネルギーを、20代の前半まで背負っていたことに
ある人がきっかけで、気付かせていただいたことがあったの。
そのエネルギーと、自分なりに向き合って行動して
自分が変わってきたとき・・・・、ものすごく自由になった。
感覚的なものが、パーッと自分らしく開いていった感じ。
でも、いい面はちゃ~んと残ってる。
神様を好きなことや、御参りが好きなこと。(笑)
そして、今世は宗教に拘らず、自由に神様や自然を想い
好きなことを、たくさん楽しむこと。
それが私の今世生きる道。(笑)
だから、前世うんぬんも
きっと自分次第。
自分を信頼して、
新しい行動をしてみることで
バーッと事が進むこともあるから。
そう・・・っ
神様は大きな結果ではなく
小さなチャンスをたくさん与えてくださっているんだよね。
さぁ、最後は中の橋から
高野山奥の院へとまいりま~す。
約1キロ、両サイド巨木とお墓に囲まれながら
参道を歩いて行く。
このツアーには、エネルギー的に敏感な人もいるの。
だからね、苦手だ・・・とか、霊が・・・とか、
そちらの方に意識がひっぱられないように
みんな違う視点でみていこうね~ってバスで話をしてから、歩いたの。
いわゆる観光の目で歩くというか。(笑)
感じるスイッチってさ、敏感な人にとっては
全自動で感じてしまうものなんだけど・・・
あっ!花粉症のような感じかしら?!
目にはみえなくて、くしゃみがでるような・・・(笑)
でもさ、感じたそれから先は、
意識の問題もあるんだよね。
そのエネルギーに引っ張られてしまうと
どんどんマイナスに自ら進んでいっちゃう。
例えば、満員電車は誰だって疲れるし嫌になるけど
嫌だからこそ、少しでもよくするために
例えば好きな音楽を聴いたり、ラジオを聞いたり、
本を読んだり、自分の世界に集中することで
少しだけでも、気分はいいでしょ?
疲れた~疲れた~疲れた~
って嫌なことばかり、目について
イライラしていても、なんか徳がないから。(笑)
霊的なエネルギーも同じなんだ。
楽しい話をしたり、このお墓を守り続けている
高野山のことを感じたり
この高野山に眠りたかった人々、
そして弘法大師空海にこれだけの人々が魅かれる魅力
さまざまなことを感じながら歩いて行くこと
それも、一つの自分を扱う集中力だったりするのよね。
こういう、何気ない一つ一つが
私たちを成長させてくれている感じがする・・・。
さてっ、大黒天、あじみ地蔵
厄年の時に手をあわせる大師像
力強い不動明王に挨拶をして
水かけ地蔵尊へ。
みんなそれぞれ導かれる
仏様に挨拶をして先祖のことを想いながら
水をかけるの。
今回は私は、聖観世音菩薩様へ。
・・・
そして、ここからは
撮影禁止の弘法大師様の聖域
梵字が刻まれる橋をわたり
奥の院へまいりま~す。
ひんやりした厳かな雰囲気の参道を通り
奥にある弘法大師の御廟へ。
堂内に入ると・・・
くるくる~
サァーッ
薄暗い中、燈籠のオレンジの明かりが
とても落ち着く空間。
幽玄な世界・・・。
無駄な派手さがなくて、それがまた素晴らしいよぉ。
ご挨拶後は、後ろに回り
弘法大師空海のお墓の前で
みんなで先祖供養の線香をたて
般若心経をあげたんだ。
ここには、私たち以外にもたくさんの人達が御参りしていて
お坊さん達の集団が、
普段きかないお経を唱え
他の団体の人たちや個人できた人たちも、
お経を唱え
私たちは違う言魂のエネルギーを使いながら
一つのマントラを唱えているようだった。
きっと、このお経は弘法大師空海の元へ届いてる。
この空間でどれだけの先祖や亡くなった方を
弘法大師様は救ってくださっているんだろうなぁ・・・。
亡くなっても終わりでない
弘法大師様のお役・・・
そう感じるだけで、ジーンとして涙がでてくる想いだった。
~というわけで
ブログに、書ききれないほど、笑いも深いエネルギーも
出来事も、たーくさんあった
AMATERAS 高野山ツアーでした。
来年高野山は
1200年祭。
来年も、個人的かツアーかわからないけど
いきたいなぁ~高野山。
AMATERAS PRESENTSより・・・☆
高野山アイテム
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胎蔵界曼荼羅