★北海道のパワースポット★

つづいては~
ちょっと時間はたってしまいましたが・・・

AMATEAS北海道ツアーの前に、
私は前乗りして新千歳空港へ飛んでいたの。

そう、なんでか分からないけれど・・・
知床側(東)とは反対側の西側にいこう!!

と思ったんだ。

というわけで、そちらの報告をしますね~っドキドキ



さっ、まず訪れたのは~

西にある神威岬へ向かう途中にみつけちゃった
ちょっと気になる洞窟の名前!

フゴッペ洞窟へとまいりましょ~宇宙人キラキラ

住所
北海道余市郡余市町栄町87
0135-22-6170

え?!なにこれ?!

洞窟・・・じゃないの???

ちょーキレイな建物
博物館・・・なのかしら??

ひょーしぬけ・・・。(笑)ポカーン


まぁ、縁なのでね~なんて思いながら
入り口で300円支払うと、

ガイドさんを無料でお願いできることを知り
一つ一つ説明してもらいながら
見学することに~ルンルン


この博物館のような建物は
洞窟と直結していて、洞窟が崩れないよう
湿度など、調節しているんですって。

そして、洞窟からは、土器や石器、骨角器、
動物、魚の骨とかも見つかっているそうなの。

私は先日、青森県の三内丸山遺跡を見てきたばかり。

そのとき見た土器の雰囲気ともちょっと違って・・・
興味津々。音譜


ん?なに・・?これ。

魚の尾びれのような形の固そうな骨がある。目


『こちらは、鹿の肩甲骨の骨なんですよ。
火であぶって骨からでてくる線の模様で、
どこで魚がたくさんとれるとか漁のことを占ったりしていたのでは?
ともいわれています。

この洞窟からは、人骨はでていませんが、
人が集まった形跡があるので、
お祭りや祭祀として、シベリアやロシアなども含め、
様々な地域の人があつまったのでは?
ともいわれている洞窟なんです。』

へ~っ
そうなんだ。

なんかワクワクしちゃう~うひっ


案内してくださるおじさんについていくと

わおっっ!すご~い!!おぉ!

続縄文時代に描かれた絵が
洞窟内にたくさんあるある~~っっ↑

こんな所。

岩がもろく削れやすいため、湿度を保っているらしく
私たちが洞窟を見れるのはガラス越し。


はぁ・・・。

岩には、人間に羽が生えたような形、
木や動物、船、謎のYが重なったような文字のような絵。
さまざまだよぉ。

『人に羽がはえたような絵は、シベリアで発見されていている
シャーマンを描いた絵に似ているそうです。
鳥が神の使いとして、信仰の対象ともなっていたそうですよ。』

へー。

天使かと思っちゃった(笑)

でも、よく考えてみたら天使という発想、
縄文時代の日本(北海道)にないかもね。笑



これは・・・??

洞窟をよくみると下のほう、地面ギリギリにも、
木のような形の絵が器用に描かれてる。

こんな地面スレスレに、器用だなぁ・・・と思ったら

今は埋もれている、地下3mまでこの壁が続いていて
まだ壁の下(地下)に絵があるんですって。

崩れそうなのでこれ以上発掘できないそうなの。

ちなみに、この木の絵は、ロシアで発見された
木の妖精の絵に似ているんだとか。もっくん


こっちは、船みたいな形だ・・・。

船にのっているように、人らしい線が9個ほど描かれているんだけど
この人数が乗れる丈夫な船を作れるのは、アイヌの文化ではないし、
外国の海洋民族ではないかといわれているんですって。

ちなみに、ロシア、シベリア、アイヌ、いろんな方が訪れるけど、
『これは、自分たちの祖先がかいた!』
と、それぞれがいうそうだよ~。

あはは~。音譜

まぁ、そりゃそうね。(笑)


洞窟内一面に描かれた絵は、1世紀から6世紀まで、
約500年間の間に800個ほど描かれたもので

全部、文字ではなく絵だということが
専門課によりわかっているんですって。ひらめき電球

もし、縄文人だけじゃなくて、
ロシアやシベリアやいろんな国の人が
集まって何か、情報収集をしたり、
宗教儀式をしていたなら・・・

言葉は通じないから
絵はよかったかもね。(笑)うへ



一通り説明をきいたあと、洞窟内でぼーっと絵を眺めた。


木や動物、魚や船、人
すべて生活にかかわっていたものが描かれてる。

そして、不可思議なYのような文字のような絵が重なる。
これ、なんなんだろうなぁ・・・。

それに、わざわざ石を削って、
なぜこの洞窟に描いたんだろう。

落書きならここでなくてもどこでも書けばいいもの。


・・・

・・・

その昔は、海が目の前で・・・
ってことは、動物の骨が発見されてるって、あきらかに、
どこからか運びもってきたものだものね。

もしかして・・・

埋葬するとか、奉納?とか・・・??

自分が食したり、
何か役にたってくれた魚や動物を書いているのかしら??

描くことで、今で言う供養や守り神になる。生き続ける。
祈りの場…。豊作を祈る場・・・。


わからないけれど
でも、描く絵には何かパワーが宿ることもある。

これだけ描いた絵の空間で、何か儀式を行い
絵に聖なるエネルギーが宿ったら

ものすごい空間になるだろうなぁ・・・。にこっ

宇宙の星を線で繋ぎ描いたなら
この中は描かれたエネルギーで、
宇宙と大地、生命のエネルギーでいっぱいだったのかもしれない。


にゃぁ~きゃー



・・・ってなわけで

フゴッペ洞窟は、現在でいえば
パワースポットともちょっと違うけれど

自分なりにもくもく想像する楽しみを味わったのでした。

想像は、自由だからね~(笑)うへ


あっ、そうそう !

小樽にも同じように描かれた手宮洞窟があるそうなので
お時間があれば行ってみてねドキドキ