★宮古島のパワースポット★

つづいての聖地は~
上比屋山遺跡へとまいりまーす。宇宙人キラキラ

地図はこちら

えええ・・・っ

森の中に入っていくわけ?!かおビックリマーク


案内版によると・・・


砂川集落南、高さ40mの琉球石灰岩丘陵にある
14~15世紀の遺跡で、南側の砂川元島遺跡とあわせて
広い集落跡を形成している。

遺跡内からは、宮古式や八重山式と呼ばれる
土器や青磁、沖縄製陶器、南蛮陶器などが見つかっている。

特に青磁が多く、その解釈をめぐって『倭寇の根拠地』説
『貿易で栄えた港町』説、『貿易の中継基地』説などがある。

また、遺跡内には10か所余りの御嶽があって、
うち3カ所は、昔のまま石垣の上に茅の屋根が
葺かれている。丘陵上には、トゥーンカイフツイス(遠見台)
もある。


ウイピャームトゥの祭場

砂川集落の南方の上比屋山遺跡内にある
マイウイヒヤー、クスウイヒヤー、ウイウスの籠りの儀礼に
用いられる三棟の家屋は、祭場内の石垣などとともに
よく保存されていて、宮古の村落祭祀を理解するうえで
きわめて貴重である。

三棟とも側面が琉球石灰岩の
石積みで、それぞれ南向き、北側の壁にそってイビと
呼ばれる香炉を置いた石組がある。

主な行事は、ムトゥに属する人々が数日間籠り、
籠り家の前庭における船漕ぎ儀礼、ニーリやビャーシを歌う
儀礼がある。


というわけで・・・
祭祀場なのね。

なんか・・・鬱蒼としている感じなのかしら。

ドキドキ。

エネルギー的にも行ける所まで、
行かせていただこう~。ためいき
わわわわぁ・・・。叫び

長いトンネルのような森。

こんな中に入っていく感じ・・・??

やめとこう。
ちょっと不安になる。

だって、少し光は入るけど・・・
鬱蒼としていて、このトンネルが
どこまで続くかわからないし・・・。


・・・

・・・


立ち止まっていると
黒い蝶が自分の目の前を

ゆらゆら~
ゆらゆら~

離れずに飛んでいる。

こういう茂みで蝶にあうことは
全然珍しいことではないんだけど
目の前をずっと離れずに飛んでるの。

そして、ゆっくり、この道の先へ進み
地面にとまってる。


はぁぁ・・・。キラキラ


そうだな、ゆっくり呼吸を整えてみよう。


スゥ~

ハァ~


目をつぶり、自然の中に身を置く
自分に耳を傾ける。

何をするわけじゃないけど
気になれて、心が落ち着いてくるんだ。


さてっ

・・・ ←先をみてる


よし、導かれるならいこう。

そうでなければ
やめとこう。


自分の中に、行きたいとか見たいとか
そういう自分のエネルギーがなくなった時
心がまっさらになったとき伺うの。

中に入っていいですか??


キラキラ キラキラ キラキラ

ペコリッ祈


失礼します・・・。

テテテッ足あと


薄暗い森の中を歩きながら思った。

所詮人間は自然に生かされているんだよな・・・。

こういう森の中に一人入ると
緊張してなにもできない自分がいる。

バタバタと大きな鳥が近くで飛び立つたび、
ビクっとする自分がいて。

ドキドキして・・・
臆病になる。


たくさんの精霊にみられる気配。

精霊というとかわいいけれど
本当は、もっと大きい存在。

情けないほど、こういうとき無力なんだよね。

でも・・・、
この感情は大切だとおもってるんだ。

自分がなんとかしてやろうと
大きくでるようなバカにはならない。

常に、ありがとうございます。
命をありがとうございます。

そうつたえたくなるの・・・。

ウイウスムトゥ

拝所だぁ・・・。キラキラ


手前からでも

くるくるー
サァーー

太い柱がゆっくりのびていくような波動が伝わってくる~。アップ

祈りのエネルギーがしっかりある。

頭の上のほうが
開いていく感じがするよぉ~~。くるくる


本当に、聖なる場所だから・・・。

誰でも、入っていい所じゃない。

私はこの看板から手を合わせ
中には入らずに頭をさげました。


そ~して、
またまた森のトンネルを歩いて行くと・・・

二個目は脇にある
クスウイピャー

ここは通路から
ちょっと奥にあります。

・・・お辞儀


またまた進んでいくと~


マイウイピャームトゥ

くるくる~~
サァアァーーーーー

うわっ、すごい。
この場所一帯異次元だよぉ~~。叫び

今までの中で一番エネルギーが高くて軽い。

スーッと上がっていって
体の意識が浮いてなくなってしまいそう。

みんな細胞が天へ向かって行きそうだよぉ~。キラキラ




案内版をみると・・・

ウイピャームトゥの祭場

入口の案内のような文章があり・・・

伝承によると、昔、男はテクコ(天てくこ)、女はホナサラ(天のふなさら)
という夫婦がいたが、大津波で亡くなりました。

生き残った一人息子のサニャープス(さあね大ち)は、
竜宮からきた女神ムマニャース(むまの按司)と結ばれ、
7男7女に恵まれました。

子供たちが成長すると、ムマニャーズは、使命は終わったとして、
津波よけの方法を教えて龍宮へ帰ってしまいました。

それがナーバイ行事(旧暦3月初め酉の日)の始まりだとされ
マイウイピャーを中心に行われます。

祭神は、マイウイピャーは「むまの按司(む母の按司)」 
クスウイピャーは「さあね大ち(佐阿祢大氏)」
ウイウスは、長男で鉄の農具を普及させた農耕 穀物の神「金殿」です。

毎年、神女やニンジュ(ゆかりのある人々)によって

旧暦で正月願い(無病息災 五穀豊穣)
二月籠り(世乞願い、豊作と部落繁栄)
三月ナーバイ
四月ブーズ(粟の豊作)
六月トシナカヌタスキ(豊作と部落繁栄)
七月籠り(豊作と部落繁栄)
九月カンヨーズ(神祝い)
一二月トゥスヌウサミ(年の納め)などの行事が

執り行われています。



ということで、

今でも大切にされている
厳かな雰囲気をもつ聖地です。キイロキラ

外からきた私達は
そのことを理解して、中に入るべきでないと感じるところは
遠慮するべきかも。

私も、失礼がないように
手前からはキチンと挨拶をさせていただいたけど
中に入ることはなかったよ。

自分の心に素直になれるような聖地でした。ひよこ