★沖縄県のパワースポット★
つづいては~
沖縄本島へ。
本島といったら
世界遺産である斎場御嶽と、首里城ー。
イェイイェイッ
首里城にいったら
あまり人はこないけど
京の内という聖なる場所へご挨拶しまーすっ
もうね、空気感が全く違うの。
景色は、木々や草、蝶や鳥
鬱蒼としている茂みがあるのみだけど
ここが、首里の聖なる所。
神々のいらっしゃる所なのです。
私、首里城って修復された建物だから
あまり興味がなくてね、
最初はあまりいきたーい!とは思わなかったんだけど
行ったら神聖な所が多くて
えぇぇーっ?!って感じだった。(笑)
その時わかったの。
余計なイメージはなし。なし。
今回私が行きたかったのはこちら。
首里城からすぐ近くの玉陵。
住所
那覇市金城町1-3
098-885-2861
案内版によりますと・・・
玉陵は、1501年尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれ
第二尚氏王統の御陵となりました。
ということで
伊是名島でうまれた尚円王のお墓。
私は、伊是名でいただいたお水を尚円王様に
お渡ししたくてきたんだ。
故郷のお水は
きっと、懐かしく感じられるかなって。
るんるんっ
沖縄戦でかなり大きな被害をうけ修復されたものの
中の墓室は、亀裂くらいで
無事だったんですって。
すごい作りなんだね・・・。
あっ、拝所もあるよ~。
昔は中に入ることができなかった
聖域なんだよね。
王様=神様的な・・・
ある意味太陽的存在だったわけだから
その御陵は、神と繋がる地なんでしょう。きっと。
ペコリッ
わっわぁぁぁ~
えっ、なに・・・ここ。
くるくる~
ふわぁぁーーーっ
かっ、軽い。ものすごく軽い。
天に引き上げられるというか
頭ごと、スーッと天に吸われそうだよぉーー。(笑)
えぇ・・・びっくり。
お墓というか
天の神様だよぉー。気が。
地面には、珊瑚が敷き詰められていて
すべて、久高島から運ばれたものなんですって。
それにしても・・・
このパワー
どこからかって・・・
右 真ん中 左
移動していくと・・・
特に、この左側がすごぉ~~いっっ
・・・っと思ったら
ガイドさんによると
墓室は三つに分かれていて、
真ん中は、洗骨前の遺骸を安置する部屋で
東室(写真左手)は、王と王妃が眠り
西室(写真右手)は、墓前の庭の王陵碑に記されている
限られた家族が葬られているそうなの。
左側は、王様と王妃。
やっぱり違うのねぇ・・・亡くなっても。
なんていうのかなぁ。
ここに立っているだけで
次元上昇しちゃいそうな・・・
頭の上から掃除機ですわれるような・・・
体ごと真っ白に生まれ変わっていく感じ。
御陵の建物をよく見たら、
屋根も左側は二重になっていたり、
上にたっている獅子は、
左側は雌で子供を抱いていて
右側に比べたら、立っている位置が高い。
造りからも、偉い方が眠られているのはわかる。
あっ、そうそう、
なぜ王様が眠られるのが、東側(左手)なのかというと、
太陽が昇る方角だからなんですって。
琉球は、太陽は東から生まれ、西に太陽が死んで
また翌朝生まれるという、考えをもっていたから。
エジプトと同じ~~!!
王様の魂には、永遠の復活を願うと同時に
琉球をお守りいただくためだったのかもね。
ちなみに、このお墓の中には
東室、西室にたくさんの方の
骨壷的存在(見た目は小さなお社のような形)のものが
いくつも並び、歴代の王様、王女、家族が祀られているの。
※祀られる人も、ちゃんと決められて
書かれた石像があるんだよ~。
写真があったからみたんだけど
東室のものはやっぱり立派。
とくに尚円王のものは、豪華な中国のミニチュアお社のようだった。
そして、不思議と東、西に挟まれた真ん中には
一つだけそのお社のようなお墓が残されていたの。
そのお墓には伝説があるそうで・・・
王様の悪霊を見事によけた木田(むくた)という占い師(除霊師?)が
周囲からのやっかみと、王様の判断の過ちから死罪となってしまい、
自らの判断の過ちを王様がひどく悲しまれたそうで、
この方をきちんと祀ろうと
真ん中の遺体を葬るまでの安置する場所に
葬られたのではないか・・・というそうです。
中国からきた文化そのもの。
その一つに蝙蝠が。
日本だと人気がないけど
中国では、魔除けと福を呼ぶシンボルである
蝙蝠が描かれているそうなの。
中国の文化の影響が大きかった琉球。
最近、琉球のこと、もっと知りたいなぁ・・・って思う。
ってなわけで
玉陵でした。
首里城にきたら、ぜひこちらにも。
素晴らしい聖域ですよ~。
※ 伊是名のお水、とーっても喜んでいただけたみたいでしたっ(笑)