★沖縄県 伊江島のパワースポット★
つづいての聖地は～
伊江島のシンボル
城山（タッチュー）へとまいりましょ～っっ
住所
沖縄県国頭郡伊江村東江上
伊江島でひときわ目立つ存在といえば・・・
城山（タッチューと呼ばれているそう）
あの山は、伊平屋島にいくときにもみえて
『あの、タコの滑り台のような山、どこなんだろう～？？
』
な～んて
気になって話してたんだ。（笑）
じゃぁぁ～～～ん
すぐそばまで車であがってこれるから
ここから登って頂上まで15分。
さっ、まいりましょ～～っっ
んっ？？
テケテケテケッ
あっ、城山御嶽があるよぉ～
登るまえに
手をあわせていこっと。
ペコリッ
えっ？
ここ、ご祭神って書いてある。
あれれ？
天照大神
春日大神
・・・
・・・
？？？
本土の神様の名前だけど・・・
でも、ここはどう考えてもずっと前から
地元の方々が信仰されている神の山。
途中から、本土の神様もあわせて
お祀りしたのかもね。
ぐるぐる～
ぐわぁ～ん
わわわっ、
強いズシィ～ンとした気がおりてくる～。
力がある神様・・・
帰って調べてみたら
こちらは・・・
航海の安全、健康、豊作を祈願する御嶽で
ヲシアゲ森、（神名ヨーセジ）、伊江セイ森（神名アマミヤガナシ）の
二柱の神様が隣合わせに祀られているそうです。
さぁってっ
がんばってのぼるぞ～
エイエイオーッッ
自然って気持ちがいいねぇ～っっ
あぁ・・・
整備されている階段って・・・
実は、結構大変。
山に登るようになって感じたのは、
意外と岩山や土のほうが登りやすいんだ。
こういった階段だけの山は
意外にも疲れたり、キツかったりする。
はぁ
はぁ
ファイトォォーーッ
ああっ！
ここは・・・？？？
水と風の神様・・・。
サラサラサラ～
精霊のようにやわらかい気。
さぁ～っ
ファイトッ
ファイトッッ
それにしても、足が重たい。
修学旅行生も多くて
みんな走ったり、きゃぁ～きゃぁ～言いながら登ってく。
ステキッッ
負けないぞぉ～～っっ
・・・って
あぁ～
足に重みが・・・
ビリビリジリジリするぅぅ～。
はぁっ
はあっ
ついたぁぁあ～～～っっ
ビュゥウウゥ～～～ッッ
ぎゃぁ～っ
風がすごいっ
遮るものがないのと、
海風がそのままこの山にあたって
横からも下からも上がってくる感じだよぉ～～。
立っていると倒されそうになる～っっ
四方八方むいてみると
それぞれ感じるエネルギーがちがう。
くるくる～
ふわぁ～
階段あがってすぐの所は
あたたかくやさしい感じ・・・。
でも・・・
奥に進むと
ぐるぐる～
ぐるぐる～
少し厳しい感じもするよぉ～～っっ
なぜだろう？
もしかして
今だけ・・・かなぁ？？？
この山は伊江島を、
そして離島や沖縄本島をも見渡せる。
この伊江島のシンボル的神聖な山・・・。
・・・
・・・
全国の神様の水をつながせていただこう。
端で邪魔にならないよう座って、
手をあわせた。
・・・
・・・
チャポ
ぼわぁ～ん
ぐるぐるぐる～
たくさんの神様の水があわさると
大きな気が動いていく。
神様方のお力で
この伊江島がより光輝きますよう・・・。
そして・・・
傷ついた霊魂たちが少しでも癒され
安らぎにかわりますように・・・・。
頭の中は無なんだけど
心の中、魂からか・・・
全身が震えだすように
何かが動きはじめた。
自分の中から？
外から？
よくわからない。
すると
ザアアアァア～～～ッッ
わわわわっ！
山の下からエネルギーが揺れ動く。
この山にそって、
エネルギーが下から起きあがってくる感じ。
前からくる風が異常なほど寒い。
あぁ・・・、
辺戸御嶽の洞窟で手をあわせたとき
みなさんの祖霊（先祖）が
こられたときと同じ感覚・・・。
霊魂たちが
天にむかって、この山を通じて上がっていくよう・・・。
あ・・・っ
あれ？
手をあわせていると
辺戸御嶽の頂上で感じたような、
頭上がパ～ッと明るく・・・感じる。
パチッ
目をあけてみると
太陽の光が強く当たっているわけではない。
あっ、
天が開いている・・・ということ・・・？？？
山の下や正面からあたってくるエネルギーとは対照的だ。
・・・
・・・
どうか・・・どうか・・・
光のもとへ、上がられていってください・・・。
ぐわぁあぁ～～～ん
この山は、天へ通じる電信柱になったみたい。
ワンワン地面から上へ地面から上へ
何かが動いていってる。
・・・
・・・
戦争・・・
悲惨で残酷な人間界で
えぐられた傷。
感じたくも見たくもない。
いやだ。
風にあたりながら思った。
・・・
・・・
この伊江島で戦争が始まったのなら、
たくさんの方々が亡くなってる。
でも、その方々は、生きたかった。
そう、生きたかったんだ・・・。
・・・
・・・
ふと・・・
今生きている、
私たちができること・・・って
なんだろう。
そう思った。
同情しても何もうまれない。
違う。
・・・
・・・
戦争はおわって・・・
その御蔭で、
はるか離れた東京にいる
私たちも命が繋がれている・・・。
そして、私はこの伊江島にきている・・・。
そう・・・っ
きっと、奇跡なんだよね。
すべてが。
今生きているこの瞬間が、
奇跡なんだ・・・。
言葉にするのは難しいけれど
戦争がない今の時代に
この伊江島にきている私・・・
それは、奇跡のなにものでもない気がした。
ありがとう・・・。
目の前がふつうの気に戻るまで、
感謝、幸せ、ありがとう、
プラスの言葉を言い続けていた。
この土地に眠る霊魂たちに
神様の光が届いて・・・
その想いで、涙がとまらなかった。
・・・
・・・
私は、笑顔と幸せのエネルギーは
どんな霊魂にも、光が届くと信じている。
きっと、この修学旅行生たちの笑顔は
眠る霊魂たちにとっても、光にみえるのかもしれないな・・・。
生きている人たちの光は
伊江島のシンボルから
伊江島だけではなく、本島にも、離島にも
たくさんの神々と、そして、眠る霊魂たちにも繋がるんだろう。
私たちができること・・・
それは生きている人が
一生懸命魂が磨かれるように生きて
笑顔で楽しそうに、
光を放ち幸せを感じること・・・なのかな。
この修学旅行生たちのような
人々の笑顔のエネルギーと、
神々の光が、沖縄のすべてに届きますように・・・。