さてさてっ
お待たせしました~っっ
★沖縄県 伊平屋島のパワースポット★
第二回
スタートですっっ
はるばる、沖縄本島 運天港から
一時間20分フェリーにのって
伊平屋島についた私たち。
そもそも宿もとってなく、
ドタバタできちゃったから、
まずは宿をさがさなくっちゃ。
・・・っと、
パンフレットを見てみると
ホテル・・・というよりも
民宿的な所ばかり。
その中でも、パンフレットをみて
ピンときた松金ホテルへいってみると
んん??
営業中??
『こんにちはぁ~。
今日って泊まれますか??』
『はいはい、いいですよ~。
食事だけ、外でしてきてもらえるかしら??』
『は~い。
あとね、この島に今きたんですけど
伊平屋島初めてなので、
どこか・・・最初に神様へご挨拶するべき所ってありますか~??』
パンフレットをみせて
おばちゃまをみていると
なんとも不思議な空気が・・・
『どうして伊平屋にくることになったの??』
『あっ、えっと・・・
(これって、なんていうべき?) ←心の声
辺戸御嶽で、手をあわせていたら
伊平屋って ・・・
なんか伊平屋島が気になったというか・・・。(笑)』
『あなたは、呼ばれたのよね?神様に。
う~んとね
いろいろとあるけれど・・・
あなたは、天照・・・
クマヤ洞窟にいきなさい。
本当は、ここに行く前に行くところがあるんだけど
あなたはまず、ここへいきなさい。』
はへ?
クマヤ洞窟・・・。
それは、神話ででてくる天の岩戸(最南端の)と
伝えられる洞窟らしい。
天の岩戸・・・
すごい。
最初から
すごい。
伊平屋島・・・
天照さま関連じゃなぁぁ~~い。
ひょえぇえぇ~っっ。
・・・というわけで
宿もきまり、
行く先もきまり、
心はドキドキ。
天の岩戸(岩屋)こと
くまや洞窟へとまっいりっましょ~っっ。
伊平屋島ってね
細長い島で、一周34.23キロ。
車で1時間半でできちゃうと思うけれど
やっぱり
2~3日はいたい島です。
それから
沖縄にいて・・・沖縄じゃないみたいというか
火山が多いのかなぁ。
島の中心がず~っと山が連なっていていて
山に囲まれている島なの。
コンビニはなくて
信号機は、一応あった。学校もあった。
田んぼがのどかに広がっていて
その時は本土のようだなぁ・・・って感じちゃった。
なんとな~く私が行った離島とは
また違う雰囲気かなぁ。
ほらっ
沖縄っていうと
根がうねったガジュマルがたくさんあって、
山々っていうよりも
海を近く感じるというか・・・
海に目がいっちゃうけど
この伊平屋島はね
海はもちろん沖縄の海で
本当に美しいんだけど
高い山に挟まれていて
この山々み~んな神々しくて
山に目がいっちゃうの。
そして、ガジュマルはね
表向きというか・・・みえるところにはない。
殆どないんじゃないかなぁ。
草木なんてみていても
本土とかわらないような松の木もあったり
自分はどこにいるんだっけ??
そんな感覚になる。
そしてね、
伊平屋島でびっくりしたのは
宮古島にもある島尻という地区もあり・・・
宮古の伊良部島とつながっていたのぉ~~~。
それを示す
伊良部石って岩もあって。
宮古の伊良部島から祝女が漂着したという伝説から
ついているんですって。
不思議だよね~
みてみて~っっ
岩というか・・・巨磐だ~~~っっ
『なんだか、ハワイみたいだよぉ~ここ』
ハワイかぁ・・・。
草木が生えているところに
こんな巨磐って
日本であまりみることないよねぇ??
海外の・・・どこか別世界にきたみたい。
『ねぇ、 もしかして 天の岩戸 あれじゃない?』
えっ
ええっ
えええーーーっ
なにこの大きさはぁぁぁあ~~~~~
岩というより
岩山・・・。
信じられない大きさだよぉぉ~~~。
ここが・・・天の岩戸・・・??
いままで 私がみてきた天の岩戸の中で
最も大きいような気がする。
・・・
・・・
ぽかーん・・・。
あっ!
案内版。案内版。
えっと~
くまや洞窟
侵食によってできた珪岩質の洞窟です。
この地域一帯は、伊平屋層とよばれる緑や紫を帯びた珪岩(チャート)の古い地層から
成り立っています。
洞窟は、地層がしゅう曲したところにあり、その弱い部分が水や風、
あるいは砂などの力によって侵食され、空洞になったと考えられています。
入口を下ると、広さ600㎡高さ約10mの洞内に入ることができます。
この洞窟は、江戸時代の学者藤井貞幹の説から、別名『天の岩屋』ともいわれています。
空洞になってるって
この巨大な磐の中が・・・。
・・・
・・・
チーン
んまっ とりあえず挨拶しましょ~か・・・。
ビュゥ~ッ
ビュゥウウウウ~~~~
うっわぁぁ~っ
とーーばれるーーーよぉーーーー
オット
オットット
強風によろめいて
飛ばされそうな体を踏ん張る。
ものすごい風だぁぁ~~~。
浄化される・・・というより
自分が祓われてとんでいきそうだよぉ~~。(苦笑)
はぁ。
なんだか
大丈夫かしらん。。。
ヘイッホ
ヘイッホッ
ドビュゥゥ~~~ン
か…風がぁぁ・・・
くまや洞窟の看板にしがみつきたいっっ
磐がぐねりと曲がり
いくつかの断層に、
押し上げられたような形をしてる・・・。
ぞうさんの皮膚みたいにゴツゴツ(笑)
色はさまざまで
青、黄色、オレンジ、紫・・・
なんだか普通の岩の色・・・じゃないというか
なぜこんな色になったんだろう
疑問がわいてくる。
どこにもみたことないよぉ・・・
こんな形でこんな色の巨磐。
んん??
もしかして・・・
ここが洞窟の入口なのぉ~~~?!
大きな磐なのに
入口はとても狭い。
横むきになって
カニさん歩きしてやっとだと思うなぁ。
くるくる~
わっ
あったかい気が・・・
ワァ~~~~と
中からながれてきたきた~~~っっ
大きくエネルギーが広がって
気の質がかわる。
やかんの沸騰した蒸気が
こちらにあがってくるみたぁ~い。
あったかい・・・。
ふぅ・・・。
・・・
・・・
狭い入口からみていると
全く見えないこの洞窟の中は無限大なのでは・・???
入口から先へは
宇宙とつながってしまうような・・・
そんな気分がしてしまう。
すごい聖地なんだなぁ・・・。
・・・
・・・
なんとなく
今回はこの洞窟には入れないな。
手前がいい、
そんな感覚。
洞窟の中はもちろん見えないから
どうなっているのかさっぱりわからない。
興味があって
みてみたい。
でも・・・
気になるっちゃなるけど・・・
今の私、ここまで~っ!!
そう感じた。
最後に手をあわして
階段をおりていくと・・・
んん?
なんだか
あったかい気が。
ビリビリビリビリ
階段の下に・・・何か声かけられているような??
タッタッタッ
うにゃあぁああぁ~
なんだこりゃぁ~
洞窟の入り口ではなくて
階段の下にある
この岩穴に・・・
吸い込まれるように
引き込まれる。
ぐるぐる~
ビリビリ~
わっ
ここにも、神様いらっしゃるではないですかぁぁ~~~
・・・
・・・
ふぅ~ 失礼します。
緊張しながら
磐穴にむかって歩いて行くと
わああぁ・・・。
自分一人が通れるような幅の狭い
岩と岩の隙間。
岩が寄り添ってうまれたような洞窟。
形は少し違うけれど
中は、沖縄の斎場御嶽の△の岩のミニバージョン。
中・・・まだ・・・中・・・
だって、先はそんな深くなさそうだけど
暗くってみえないよぉ。
外が明るいからかなぁ
目がなれなくって、暗い。
ドキドキ
ドキドキ
岩の間にはさまれると
そこはあったかい。
外のあたたかさとは
また違う。
ぐるぐる~
ぐるぐる~
ぶわああぁぁ~~~ん
わっ?!
あっつっ
あったか~~いっっ
ひゃぁぁあぁあ~っっっ
尋常でない熱がっ
奥のほうからボ~ンッと押し寄せてくる。
えぇ~っ
どうして?!
洞窟だから・・・向こう側は壁なのに・・・
どこから・・・??
ご神気とともに
パァァ~ッと洞窟内が明るくなる。
うそ・・・ん。
光が入ったように
洞窟の中が美しく照らされているかのよう。
えぇ・・・
思わず、後ろから洞窟を照らされているんじゃないかって
確認するように後ろを振り返る。
・・・
・・・
さっきまで見えなかった洞窟が
隅々まで明るくみえるよぉ。
はぁ・・・。
これこそ
神様・・・だぁ・・・。
強い瞬発力があるエネルギーが
頭の中を吹っ飛ばすかのようで
ぐる~んぐる~ん。
起きあがる
起きあがれる
生まれる
そんな感覚かしら・・・。
体があったかい気の力で
ボッとアツくなり、手のひらまでジンジンして
頭の中はウワンワンまわってる。
『赤ちゃんのようなあたたかさだね』
赤ちゃん・・・
赤ちゃんが泣くときって
真っ赤っ赤で、爆発するようにエネルギーを発しているけど
やさしくあたたかい。
命そのものって感じ。
そんな感覚かなぁ・・・。
・・・
くまや洞窟。
やっぱり全体が神様の岩っすぅ~~~