ヒンドゥー、仏教の聖地 インドの旅
第７回
インドは気をつけなくちゃいけないことも・・・★
その日の夜は
寝台列車で移動。
ここがねぇ
ホームレスの方々のたまり場となっていて
歩くのが正直怖かった・・・。
どうしていいのか
わからないほど
たくさんの人がお金お金とよってきて
目をあわせるのがつらいほど。
線路は列車のトイレがそのまま線路にながれてしまうので
駅全体ドブのような匂いで
タオルで口を押さえずには通れない。
かなり衝撃的・・・だったなぁ・・・。
しかもね
びっくりはつづく。
列車が到着したのは
出発予定時間より一時間おし。
日本では考えられないでしょう？！
宮古時間ならぬ
インド時間があります。
そして
まだまだびっくりなのが
到着時間。
朝の6時半に到着する予定がついたのは
昼12時ごろ。
ええええぇ・・・・
とつっこみどころ満載。（苦笑）
あらためて
日本ってすばらしいなぁって感じます。
そして
まだまだまだ・・・
ここでは大きな事件がありました。
寝台列車は二段ベットになっていて
カーテンがかかっているんだけど
夜中にトイレにいったときに
一緒にいった人のお金がぬすまれてしまったの。
お坊さんなんて３５万・・・。
わたしは
バックを枕にして寝ていたんだけど
同じ人がウロウロしているのがカーテン越しに感じられて
怖くて眠れなかったんだ。
そしたら
バッ 
いきなり中をうかがうように
インド人によりカーテンをあけられ、
『きゃあぁなに！？』
声にならない悲鳴をあげたら
その人は逃げていったんだ。
もぅ～
いろんな意味で心臓バクバクで・・・。
眠れなかったよぉ。
それで
翌朝、その一人がお財布がないことに気づき
3人も、盗まれたことが発覚。
お坊さんは
目覚めは二階ベットからおりるときに
カーテンがかかってる鉄の棒が真っ二つにおれて
ドッシーン
ものすごい勢いでお尻からおちたのに
『あぁ～携帯がっ携帯がっ』
・・・って
必死にさがしてるのは
電池パックがとんでった携帯。
『もぅ～あんたなにしよぉ～とぉ～～～』
一階でねていた夫婦である
お坊さんの女性がびっくり。
みんな大笑いして
めでたしならよかったけど・・・
その後
お金がないことに気づいたんです。
夜中もお坊さんは
体があつくなり寒くなりを繰り返し眠れなかったんですって。
『神様が教えてくださっていたんだね』
なんとまぁ・・・。
『お金でよかったじゃない。
体が無事だっただけで、感謝感謝。』
そう、そうだね。
奥さまのいうとおり
みんな怪我はなかったの。
そして
一人はパスポートも手帳ごと
最初なくなっていたんだけど
見事お金がぬきとられた状態でベットの下からでてきたんだ。
不幸中の幸い。
よかったぁ・・・。
あっ
そうそうっ
インドから帰るときに
一応被害届をだすために
3人は警察署に行ったんだ。
そして戻ってきたら・・・
『いや～
びっくりしたよ。
前世の映像が見えてね
3人は、腕を拘束されて、つれていかれるんだよ～。
前世でおれたち悪いことをして
つかまっているんだよ。
前世のカルマの解消が
お金だったんだね。
ははは・・・。』
にゃぁ～んとぉぉ～～～～
そんなこともあるんですかぁ～？！
ひょええぇ～っっ。
まぁ～
そんなことはポイッと、わすれましょう・・・。うん。
さぁ～
お次の場所は・・・
ローマ帝国につくられた
アグラ城で～すっ。
地図はこちら
中に入るなり
おっも・・・い・・・。
お城って場所によってだけど
私、苦手なところが多いみたい・・・。
その土地の因縁というか
エネルギーがそのまま残っていたりして・・・
王様がいたところは
ほとんどいろんな念で頭が痛く足が重くなっちゃう。
ははは。
みてみてっっ
ダージマハルだよぉ～～～っっ
ダージマハルには
このアグラ城の王様の妃さまが
眠っておられるのよね。
キレイ・・・。
子供のころ夢でみたお城って
あんなイメージだったなぁ・・・。
あぁ・・・
それにしても、体が・・・おもたい。
結構笑ってるけど
実は次にいくお寺さんの神エネルギーに期待してますぅ。（笑）
体さんはやく軽くなぁれ～
・・・というわけで
つづいては
Tirupati Balajee Temple
ピルパタバランジーヌ寺院へ。
ここにいらっしゃるのは
ヒンドゥー教３最高神の一柱
（創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊神シヴァ神）
世界の保護と維持を司る
ヴィシュヌ神
日本でいうと千手観音様のような存在なんですって。
ここは女性の神様だけど
とても底力があるようなエネルギー
でもニコニコやさしさを感じる～。
うっつくしぃ～
眺めているだけで
うれしい。うれしい。
・・・っとまぁ
さっきの具合悪かった
重たさはどこへやら。
ご挨拶をおえると
全員生き返ったイキイキ顔に。
『やっぱり城より寺院はいいねぇ～っっ』
ははは～っっ
みんな感じることは一緒だね。（笑）
うぅ～んっ
体が軽い軽いっっ
インドの寺院って
日本のお寺の落ち着き方とはまたちがう。
日本のお寺は
どちらかというと、しっとり落ち着く空間。
心に降りていくというか・・・、自分を見つめ直すのにいい。
でもインドの寺院は
お香も、上にあがるような香りで
スゥ～として、ハッカを舐めたあとのような気分になる。
はぁ～スッキリする～といった感じ。（笑）
だから、ちょっと神社のような・・・雰囲気もあるの。
インドの寺は
本当に体がクリーンになって・・・
外は空気が悪いけれど
お寺は不思議なほど空気がおいしいよ～。
ふひぃ～
さてっ
（創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊神シヴァ神）
破壊と再生
入口はピンクでかわいかったけど
中の柱は真っ赤。
このお寺にいらっしゃるシバ神は、
仏像ではなく絵。
シバ神の力は
建物の赤色を
炎のような熱く強いエネルギーに変える
男性的な力をもってるよぉ・・・。
ちょっと蔵王様に近い・・・。
強く逞しく怖く、
見ていると身が引き締まる仏様。
でも・・・どこか惹かれちゃう。
慈悲深さを感じて・・・。
『シバ神は、黄泉がえりと出発
誕生 再出発だよ。』
・・・っとお坊さん。
やっぱり、シバ神は
すごいお力をお持ちなのね。
さぁ～てっ
お参りがおわったあとは
お待ちかね
おっかいっもの～
おっかいっもの～