・・・
・・・
遠いところから
聞こえる
えりちゃんの声に
気がつき
しばらく
休んで
さぁ~っ
下山っ。
(・・・ってそんなに登っていないけどね 笑)
あっ
この記事は
河口浅間神社
(その1)
からつづいてます。
母の白滝神社と滝
(その2)
そして
これからが
その3で~す。
滝までおりてくると
・・・アレッッ??
あの人
さっきたずねたおじさんじゃない??
滝のそばに
車がもう一台停車中。
滝への道をたずねた
おじさんが
いらっしゃるではないですか~。
テッテッテッテッ
『こんにちはぁ~っ 』
『いや~
滝をみるっていってたから
10分やそこらで
帰ってくるとおもってたんだけど
帰ってこないもんだから
車でも
ひっかかったんじゃないかっておもってね。
心配してきちゃったよぉ~。
はっはっは~。 』
えぇ~
それで
わざわざ
車をだして
きてくださったのぉ~っっ??
なんって優しいのかしらぁ・・・。
もう
その優しさに
涙ちょちょぎれちゃうっっ。
『わたしたち
この上までいってきたんです~っ。』
『おぉ~
そうかいそうかいっ。(笑)
この上に
もうひとつ滝があったろう??
そこは
わたしたちは
父の白滝ってよんでいるんだ。
この大きなほうが
母の白滝で
父、母の滝だよ(笑)』
『うわぁぁ~っ
すてきですねぇ~っ』
『今日は
水がすくないなぁ・・・。
もっと
水が多い日もあるんだよ。
ここはねぇ
冬は本当にきれいなんだ。
この滝が
ほとんどつららになって
凍るんだよ。
これがねぇ
本当にきれいなんだよ~。』
『・・・この坂
車で登ってこれるんですか??』
『大丈夫だよ。
ただ
タイヤはそれなりのやつね(笑)』
へぇ~
きれいなんだろうなぁ・・・。
みたいなぁ~っっ
『ここは
河口浅間神社の神事をするところなんだ。
ここの神事で
おにぎりをにぎるんだけど
ふつうのおにぎりがいくつかある中で
おにぎりの中に
この滝にある石をいれたものがあるんだよ。
それを
あたって
手にとって口にした人は
子宝にめぐまれる
っていわれているんだ。(笑)』
すごいっっ
本物の宝くじ?!(笑)
『昔はねぇ~
この三ツ峠に登る人も
多かったんだけど
最近はへってしまったんだよなぁ・・・。』
車にむかって
歩きながら
三人のおしゃべりはつづく。
『この滝までの周辺は
観光スポットになるように
みんなで桜をうえたんだよ。
これが咲いてくれたら
本当にきれいなんだけど
元気がないんだなぁ。。。
細くて
咲いてはくれないんだよなぁ・・・。』
よくみていると
細々としているけど
確かに桜の木が
きれいにならんでいる。
確かに
ここでこんなに桜が咲いたら
きれいだろうなぁ・・・。
それこそ
天国になっちゃうよぉ。
車にのりこみ
河口湖を見渡せる
スポットへ。
『この正面が
富士山だよ。
ここから
眺める景色は最高だよ。
富士山がどーんってでるんだ。
今は曇っちゃってるけど
この感じなら
もう少し待てば顔出すよ。』
・・・と
まっていると
うそのように
だんだん顔をだしてくる富士山。
ひぇぇ~
やっぱり
地元の方はすごいっっ。
『あの真ん中の小さな島は
蛇神様をまつってるんだ。
水がすくないときは
岩をとびながらわたれるよっ。(笑)
あとは
あのあたりに
ボートがあるから
こいでわたることができるんだ。』
へぇ・・・
い・・・
いってみたい・・・。
それにしても
坂道を下って
降りて通り過ぎるまで
見送ってくださった
おじちゃま。
親切な人との出会いがあると
何よりも
旅っていいなぁ~っておもっちゃう。
これこそ
愛をもっている人なんだなぁ・・・って。
ありがとう
おじさま。
また
天気がいいときに
この富士山の絶景をみにきます~っっ
そして
あの島にもっねっ
うふふふふっ