★奈良県のパワースポット★
～過去のブログと統合しています～
AMATERAS熊野ツアー
続いての聖地は～
天河大弁財天社 で～す
（天河神社）
ご祭神
市杵島姫命 他
ご神徳
弁舌 才智 音楽 芸術 芸能 財宝
水の神
住所
奈良県吉野郡天川村坪内107
行き方
下市口駅→「中庵住行」バス約1時間→「天河神社前」下車すぐ
大型バスを降りてから天河さんへは
見事なドッシャブリ。
景色に縦線がくっきり入るほどの
ジャージャーの大粒の雨。
どーやったってぬれる～ぬれる～。（笑）
浄化～浄化～
らんっらんっらんっ 
それにしても
天河さんって
本当にどこから行っても遠い。
とーっても行きづらいーーーっ！
でもさ
どうしてか
何年に一度か・・・。
あっ、天河さんに行きたい！！
って思うときが
訪れるんだなぁ。
多分・・・
10回以上は訪れているけど
毎回ね、
あぁ、そうだった～そうだった～
と思うような
変わらない
独特な空気感がたまらないの。
ぷはぁぁ・・・・。
・・・
・・・
凛とした空気
ひんやり
心が引き締まる。
神社だけど、
神仏習合の霊地って感じ
空気感で伝わってくるよ～。
神社なんだけど
どこかお寺みたい。
そして、水がキレイ。
天河にくると、いつもこの水分に癒される感じがするんだ～。
おっ
今日は
お隣にいらっしゃる
稲荷さま
独特な力強さ～～！！
失礼します・・・。
そういえば
今まで、ここ、挨拶したことなかったかも！
ペコリ。
わぁっ、太陽－－っっ
ひょーーっ
手水っ、手水っ
手水の水の気が
きもちいい～
冷たいけど～～
きもちいいよ～っ
ではっっ
今回はAMATERASツアーとして
御祈祷していただくことに・・・。
天河さんの御祈祷すごいんだよね～。
ドキドキ。
天河大辨財天社
天河神社の奥宮が鎮座する霊峰弥山は、大峯山系(世界文化遺産)の中央に君臨し、荘厳幽玄な山容を持ち水の精、木の精、土の精等神々の鎮まる神奈備信仰の大元とされ宗教的霊山の第一に挙げられています。
修験道開祖役行者は、弥山に於いて鎮護国家を祈念した時、天降る天女の神を辨財天と感得し、壺中である当社に歓請されたのが日本辨財天の初めとされます。
7世紀後半、大海人皇子は壬申の乱に際し、霊験あらたかな辨財天に戦勝を祈願し勝利を収め、壷中の琵琶山に天之安河之宮として社殿を造営、その後僧空海弘法大師等、貴顕高僧の参龍とする山内第一霊場となります。
又、能楽との関係も深く、世阿弥嫡男観世十朗元雅寄進の能面「阿古父尉」等能楽史上貴重な重要文化財が多く所蔵され、芸術芸能音楽の神としても篤く信仰されています。
天河弁財天社に祀られる市杵島姫命
仏教でいえば七福神のお一人弁財天
ヒンドゥー教では、サラスバティー
弁財天といえば
芸能の神様として知られている神様。
こちらは
日本の五大弁財天
（厳島神社、竹生島神社、天河神社、江ノ島神社、黄金山神社）
に入るんですよぉ～っっ
でもさ
この案内板みると
日本の弁財天発祥の地
という感じがするよね。
天河弁財天社は
大峯蔵王権現に先立って、
弥山の鎮守として祀られたのが始まりで
その昔役行者さまが、修行し
（天川村の大峰山を開山）
弘法大師さまも天河さんで修行された
（高野山の開山に先立ち）
ということは
なんだか、
大きな始まりの準備、というか・・・
その始まることに対して
神様の守護する力がすごそう・・・。
天河弁財天の奥社は
大峰山の「弥山」 標高１８９５ｍに
鎮座しているそうだよ。
さ～っ、階段をあがっていくと・・・
五社殿
龍神大神 弁財天の化身なる龍神の神
大将軍大神 八ツつの杜の内森木神社ご祭神
大日孁貴神 天照大御神の御別名
天神大神 菅原道真公
天地主大神 琵琶山の地主守神
と
天石
大峯弥山を源流とする清流は天の川にそそがれ坪内（壺中天）で蛇行し、その形は龍をしのばせる。
鎮守の杜、琵琶山磐座に弁財天が鎮まり、古くより多くの歴史を有す。
この地は『四石三水八ツの杜』といわれ、
四つの天から降った石
三つの湧き出る清水
八つの杜に囲まれし処とされ、神域をあらわす。
そのうち三つの天石（一つ石階段右、二つ五社殿前、三つ裏参道下行者堂左）を境内に祀る。
一社一社挨拶をして
特に今回強い気を感じたのが・・・
★龍神大神
ぐるぐる～
ぼわぁぁーーー
ワッと前から龍が飛び出てくるように
エネルギーが突き抜けてくる感じ。
強烈ーーーっっ
そして・・・
★大日孁貴
天照さまの別名とのことだけど・・・
ぐるぐる～
ぐる～ぐる～
あっ、あったかぁーーいよー。
この天照さま力がまた強い。
天照さまに例えるなら
荒御魂のほうのエネルギー。
祀られる神様で
こんなにも気が違うんだなぁ・・・。
ほへぇ。
さてっ、本殿へ～っっ
空が晴れてなくても
光がまぶしい・・・。
神様の聖地はどうしてこんなに眩しいんだろう。
目をつぶってもあけても
光に満ち溢れている感じ。
人でいうと、オーラが強いってなるけど
オーラも光。
きっと、生命力が強いってこういうことなのかもね。
ペコリッ
テテテッ
はぁぁ・・・・
ぐる～んぐる～
ジリジリビリビリ
サワサワ～～
谷を渡るような荘厳な風・・・
乾いた葉音が
響いてる。
わっ、ぶるぶるっ
身震い。笑
不思議。
肌にサワ～ッとふれる
冷たい空気
冷たいのに
肌に触れた瞬間
あったかく変わっていく。
細胞が洗われていく感じ。
色で例えたら・・・
カラフルとかじゃなく
厳かで、藍色とか、引きしまる色。
ここは
修験の地のような
神道と仏教の間に
神様がいらっしゃる感じがしちゃう・・・。
あっ
弁財天様って
ある意味そっか。笑
ご本殿があるのは
ここより高い位置で
見上げるような形で
階段の上にあるの。
手前には天河の大きな鈴が頭上にあって
辺りは清浄でキーンとした気。
パキ
パキ
ん？
パキ
社殿が軋んでる音？
なんだろう
この音・・・。
何か伝えられている？？笑
さてっ
祈祷のため、みなさんで椅子に座り
私は本殿までの階段を半分上がり椅子に着席。
最初にお祓い。
神職さんが祓いの大麻をもち
こちらにむけ
パサッ パサッ
ｻﾞﾜｻﾞﾜ～
サワサワサワ～
大麻からくる神風で
全身身震い～～。
すごい。
腕から肩、頭まで
しびれていくみたい。
～～～～～～
祈祷の祝詞が始まる。
天河さんの祝詞は、
鼻にかかった声で、言葉がはっきり聞こえる祝詞ではなく
音程もあり、歌をよむような感じ。
この前、高野山で維那さんがよんでいた
密教のお経？のようなものに似てるの。
言葉が言葉でなく
ある意味宇宙語のようにも
チベットのホーミーのようにも聞こえる。
気が揺れ動く。
歌のような祝詞にのって気がゆらゆらと
踊るようにまわってる。
その流れにのって
自分の体？意識までも揺れてしまいそう。
この音を聞きつつ、目をつぶっていると
違う世界というか、どこかへピューと
意識だけが飛んで行ってしまう・・・。
気付くと夢の世界というか
ハッ！て何度か意識的に戻るんだけど
すぐに、どこかに吸い込まれてしまう。（笑）
でも・・・
それが気持ちいい。
眠い・・・というか
寝ているみたい。
頭の中がこの気の感覚に
すっぽり入ってしまって・・・
神様の子宮に入った感じ。
泳いでいるの頭の中が
水の中をゆらゆらゆらゆら～気持ちよく浮かんでいて
浮かんでいるのに潜っているようで
なんだか・・・三次元の気から随分離れてしまったような
不思議な感覚。
そして・・・
玉串の奉納。
神職さんから玉串をうけとり
本殿のそばへ。
一歩一歩
階段をあがっていく。
ふぅ～
自分が歩いていることが
不思議なくらい。
なんだか意識があってなくて・・・
あぁ、歩いてる。
ボーとしてる
なんとも言えない
ふわふわした感覚。
ペコリッ
日本の平和
世界の平和
天河の大神様、どうぞよろしくお願いします。
玉串を奉納し
二拝、二拍手 一拝
神職さんが太古をたたいてくださり
みなさんと一緒に、30名分の柏手が本殿に響き渡る。
ぶわぁぁぁあ～～～～
前から押し寄せてくる神気。
私の体も通り抜け
勢いよくみなさんの元へ駆け抜けていく。
すごい。
天河の神様の気で
みんなが一つになってる。
一つの気・・・だ・・・。
・・・
・・・
席にもどると
神職さんの祝詞と太古の音、
なんだろうカスタネットのような音
ドン ドン ドン
心の中に魂の中へ響き
固まっていたものが全て流されていく。
神様と私の魂もみんなの魂も
一つで包まれて・・・
心があったかい、全身があったかい。
ボロボロボロ 
魂の奥へ奥へ
天河の大神様の力が前から後ろへ
階段を
川のように流れていく。
その神聖な川の中で
魂は浮かんでるの。
みんながこの空間の中で一つになってる・・・。
何もかも許されて、受け入れられて
子供のころ、ごめんなさいーと、素直に言えない時にやっと言えた
心が開放される、あの安堵感に似てる。
その後ってすごくスッキリするじゃない？
自分の気持ちに素直になれたとき。
素直・・・
何もなくてむき出しで
でもそれがいい。
・・・
・・・
ふと、思った。
自然に人のことを想えるときって
心が素直でいられるときなんだなぁ。
そして、人のことを想えるからこそ
また自分の心が豊かで楽になれる。
素でいられるって本当に幸せだね・・・。
・・・
・・・
天河の神様は尊い神様。
優しい気というより凛としていて
気高い神様なのに、どこか近くに感じる。
包容力がって、包み込まれてしまう。
なんだか、幸せでいっぱいだよぉ。
さてっ、
未だ夢心地ではありますが～
反対側の階段をおりていくと
小さいお社が。
中をみてみると・・・
あっ、
役行者さまだ～。
ぐるぐる～
ぐるぐる～
わおわお
ズシーンとした力強い重厚な力。
さすが・・・
修験道の開祖っっ。
あっ、
ここからはご本殿も見えるんだね～
琵琶山・・・
そっか。そっか。
階段を上がって
拝殿に向かうから
お山の上に社があったんだね。
案内板に
琵琶山磐座に弁財天が鎮まり
とあった
琵琶山だ。
磐座があるんだね～
あっ、 太陽っっっ
綺麗～
ご本殿に光があたって
神々しい・・・。
って
一瞬で、かげった。
寒っ。
天河さんって
私が訪れるときは
いつきても
曇りベースだなぁ。
たまに雨がちらほら
太陽は豆電球みたいに
雲からぼんやり見えて
一瞬、キラーン！って
太陽がでることがあっても
雲一つない晴天！！
って
天気にあたったことがないかも。笑
ぐるぐる～さわそわさわさわ～～
ひんやりと
引き締まる冷たい空気
あったかい空気が
時々入り混じって
気の渦潮みたい。
不思議だなぁ。
風も、太陽も、水、木も
この地面の、玉砂利も
みんな
繊細な光を放って
生きてるみたい。
天河さんにくると
この自然界の荘厳な光が
いつも
細胞の穢れを
拭いさってくれる感じがする。
そして
五感を開いてくれる。
離れがたいほど
いいところだなぁ・・・
さっ
今度は、役行者さまと反対側
社務所のほうへ
わぁぁあ～っ
熱を感じるようなお力。
こちらは
斎灯殿
大弁財天
市杵島姫命
不動明王
火之迦具土神
神変大菩薩尊
男性的！修行的！笑
不動明王様や、
火之迦具土神様を強く感じたみたい。
・・・っというわけで
天河弁財天社
弁財天様の光は
音楽 芸能 芸術 才能 財宝
だけでないような・・・
自然界の光と
神様、仏様
神道 仏教の奥深い
底力も秘めていて・・・
これだけの幅広い力があるから
感性を磨く
魂を磨く
感覚を呼び覚ますような力も感じる神社でした。
大事なことを始める時
大きな助けと導きになりそうな
そんな神社でもあります。