セラピストをしている友人から、

 

以前、お客さまに敏感な人がいて、

感情が高ぶる人がいたんだけど、

他にアドバイスできることあったのかな?

HSPの人は、

その特性とどう付き合うの?
対処とか考えてるのかな?

 

 

そう質問があり、

わたしなりに答えた内容を

友人がシェアしたほうがいいと言ってくれたので

今回お伝えできたらと思います。

 

 

ここからは友人へ送ったメールです。

 

他の方がどう考えているのかわからないけど、

わたしはHSPを特別だと思ってないから、

生きづらさへの対処なんかは、HSPではない方と同じだと考えてる。

 

脳の一部がそうでない人より活発に活動してるとは言っても、

脳や心のしくみは同じだから。 

 

人間って、

①刺激を感じる、反応する、

②経験からの記憶を処理、

③(①と②)が合わさってその刺激をどう感じるか出力

④行動(反応)など、だと思うのだけど、

 

HSPは①がそうでない人より敏感というだけだから、

②以降は生まれ持ったものじゃなくて環境とか経験でいくらでも変わる。 

 

まずは、

生まれ持った敏感さの反応と、

自分で選択できる反応、

つまり自分で選んでそうなっている反応を、

分けること、気づくこと、じゃないかなーと思う。

 

自分がどんなことに敏感で感情が高ぶるのか、

パターンを知ることかなって思うな。

 

ただの思考のクセかもしれないし、

HSPの敏感さゆえなのか、

または他の病気や障害なのかもわからないし、

物理的な対処で済むことかもしれない。 

 

パターンを知らないと、なんの対処もできないかなーと思う。

 

そしてそれに対して、

自分が本当はどうしたいのかを考えることだと思う。

 

五感のことだと、

例えばわたしは、寝ているときどんなに部屋が別でも、

家族が起きると起きてしまうので、耳栓をしたり、

光が入らないように部屋のドアの内側にもカーテンをつけたり、

 

蛍光灯の光が明るすぎるので、

部屋の電気は一段階柔らかい色にしたり、

 

意識してダウンタイム(ひとりで過ごす時間)を作ったり、

 

肌触りも香りも自分が心地いいと思うものをそばに置いたり、

 

嫌な人からは離れたり、

ときには怖くても自分の思いを伝えたり。

 

対処といったらそんな感じかな。

 

でもAちゃんならもう気づいていると思うけど、

自分にとって心地の良い空間を作ったり、

心地の良い人と過ごすのって、

 

何も敏感だから(HSPだから)じゃなくて、

そうでない人もそうすると思うの。

 

だから、

敏感だからって対処の方法が特別ってことはないと、わたしは思ってます。

 

唯一、しいて言えばだけど、

HSPの深い処理の感覚はそうでない人には、

考えすぎだよとか、まだ気にしてるの?と映ることが多いので、

 

同じ気質の人と出会って、

自分だけじゃなかったんだ、

気にしすぎなわけじゃなかったんだ、と知ることは、

 

HSP同士でないと、というのがあるから、

ならではの対処法、と言えるかもしれない?と思った! 

 

長い!!

わたしはこの長〜いメールを

友人に送りつけました。笑

 

友よ…

ひとことでスマートに説明するのが苦手なので許して。笑

 

 

メールの中でもお伝えしていますが

わたしはHSPならではの対処法はないと思っています。

 

HSPの方とお会いしていつも思いますが

十人十色です。

 

静かな環境で

読書をして過ごすことが好きな方もいれば

 

みんなでおしゃべりをしたり

どこかへ出かけるのが好きな方もいます。

 

音楽の趣味も好きな香りも

好みの季節も大切な方の好みも

 

HSPだからって

同じ人なんていませんよね。

 

何が苦手で何が好みか…

そこはHSPは関係ないんじゃないかなって思うので

自分だけの心地よさを大切にしてほしいなって思います。

 

 

でもそれがわからない!という方も

いらっしゃると思うんです。

 

ただ、

あなたの心地よさはあなたにしかわからないので

自分で探すしか方法はないんですね。

 

まず、

どんなことでも、自分に質問してください。

 

これ、本当にやりたくてやってる?とか

今、本当はどうしたい?とか

 

質問すると人は答えを探しはじめる生き物なので

 

すぐに答えが出なかったとしても

ふと数日後に「あ!」と気づくこともあったりします。

 

 

それから自分で工夫することです。

 

わたしだと

耳栓をしたり、部屋の内側にカーテンつけたりですかね。

 

洗剤とかシャンプーなどの日用品も

納得いくまであれこれ試して探します。

 

とにかく

いいな、と思ったものは試してみること!

 

取り入れてみようかな、と感じたものは

とりあえずやってみること!

 

頭の中だけで考えていても

実際に体感しないと本当の心地良さってわからないと思います。

 

ダメだったら他の方法を探せばいい。

 

わたしもまだまだ

自分の心地良さ探し中です。

 

 

みんなと同じでなくていいんです。

 

自分の心地よさは自分だけのものなので

周りがいいと言っていることが

あなたにとって心地の良いこととは限りません。

 

 

"HSPだから"としてしまうと

"自分がよりよく過ごすためにはどうしたらいいか"

という考えにはつながりません。

 

HSPだからではなく

自分はどんなことが心地良いと感じるのか

 

そこを大切にすると

自然と意識がそちらへ向かうので

気づくと自分を大切にできるようになっています。

 

それは自分を知ることにもつながるので

生きづらさから抜け出す一歩にもなります。

 

自分を知る方法はたくさんあるけれど

心地良さから自分を知り大切にするのもいいですよね。

 

 

自分の感じたことを大切にする

そんなあたりまえのことを

日常のほんの少しのことからでもいいので

まずはお試ししてみてくださいうふふふふ♪

 

 

丸Facebookページ HSPnavi

 

丸ますとも Twitter