27歳でうつ病になり、

3年間おつきあいしていた彼と、

29歳のとき婚約解消、

 

その数年後うつ病が悪化し、

精神病棟へ入院したり、

約2年間の外出NGな時代を経て、

 

うつ病を克服したとき

わたしは35歳になっていました。

 

わたしはアラサーと呼ばれる時代を

満足に経験していません。

 

 

結婚や出産を経験する年齢は、

現代では人それぞれで、

年齢幅も広がっているとは思いますが、

 

アラサーと呼ばれる時代に、

それらを経験される方も、

もしかしたら多いのではないでしょうか。

 

もちろんそれに限らないし

いいとか悪いとかの判断ではありません

 

結婚や出産だけでなく、

仕事でもそれなりの立場になりはじめたり、

 

いろいろな場面で人生を大きく決断する時期…

とも言えなくもないのかな…と。

 

 

そんな時代を満足に人と関わらずに

時間だけがすぎてしまったわたしは、

 

年齢だけは大人の女性で、

人生経験が全く追いついていない。

 

もしかしたら

とても未熟で子供っぽいと言えるかもしれません。

 

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わたしは現在36歳です。

 

この年齢になるとさすがに気になるのが

「わたしはお母さんになれるのか」問題。

 

わたしの周りには

40歳をすぎて出産を経験されている方も多く、

 

「まだ36でしょ。全然」と言われるけど…

 

30代になってから、

まともに人と関わっていないわたしからすると

 

年齢だけの問題ではないので、

ものすごくハードルが高かったりするのです。

 

 

お母さんになることはあきらめてはいないけど

余裕はないので楽観視はできない

 

といった感じでしょうか。

 

 

そして本屋さんで

こちらを手に取っていた自分がいました。

 

 

手に取ったはいいけれど、

購入するかはかなり迷いました。

 

購入するということは

「子どものいない人生」を決めてしまうようで…

 

 

でも「誰も教えてくれなかった…」

この一文に惹かれて購入。

 

 

そうなんですよね。

 

子どものいない女性の人生って、

誰も教えてはくれない。

 

どこかで子どもを産んで当然みたいなものは

多かれ少なかれあると思うんです。

 

だから教えてほしかった。知りたかった。

 

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”子どもがいないからわからないでしょ”

 

ごもっともだけど、

そんな言葉に傷ついたり、

 

”女性として子どもを産まないのってどうなんだろう…”

 

そんな何気ない言葉に

心の深いところがぐっとえぐられたり、

 

”独身子なし女性は寂しい”

 

そんなイメージに

自分がいちばん縛られてしまったり。

 

子どもを産むことがすべてではないと思いながらも、

そんなモヤモヤが自分の中に存在します。

 

 

著者の方の言葉にもありましたが、

 

”子どもがいないことは

 センシティブな問題でタブー視されてきた”

 

そうなんですよね。

簡単に語れることじゃないからこそでしょうか。

 

 

ただ、

 

たとえ子どものいない人生であったとしても

タブー視されるような人生ではなく、

 

子どもがいてもいなくても、

変わらない幸せを感じる人生でありたい。

 

そんな人生のヒントを見つけられるかも…

 

 

お母さんになれるのかなれないのか、

それはまだわからない。

 

でも自分自身でもタブー視してしまう、

そんな人生にはしたくないな、って思います。

 

なれてもなれなくても、ね。

 

この本にこのタイミングで出会ったのも

何か意味があるのかな…

 

そんな思いで読んでいます。

 

 

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