世の中の75%は「外向型」25%は「内向型」

 

「外向型」と「内向型」は

脳の回路の違いによる気質タイプの違いである。

 

両者の最も大きな違い

・エネルギーの取り込み方

・刺激に対する反応

・情報や経験に対するアプローチ

 

《外向型》

▶︎人と話したり外の活動からエネルギーを得る   

▶︎少しでも多く刺激を得たいと飛び回る

▶︎広く浅く経験を積み重ねていく

 

《内向型》

▶︎エネルギーをアイデアや感情など中の世界から得る

▶︎静かに自分と向き合うことで充電

▶︎深く経験することを好む

 

📖参考書籍 内向型を強みにする マーティ・O・レイニー

 

 

誤解されていることが多いのですが、

 

「外向型」であることと

「外交的」であることはイコールではないし、

※音が同じだから混同しやすい

 

「内向型」であることは

「内気」だとか「殻にこもっている」ということとはイコールではありません。

 

《内向型・外向型セルフテスト》

▶︎内向型・外向型《自己診断テスト(小テスト)》

▶︎内向型・外向型《自己診断テスト(30項目で徹底解明)》

 

 

外向型の傾向

 

◻︎さまざまな活動や人や場所や物からエネルギーを得ている。

◻︎長時間のらくらしたり、自己反省したり、ひとりでもしくはひとりの人を相手に過ごしたりすると刺激不足におちいる。

◻︎考えながら同時に話す。

◻︎結果のみに集中。

◻︎気持ちは自分の外へ向く。

◻︎人混みや活動を楽しむ。

◻︎さまざまな刺激で活気づく。

◻︎すばやく考え、行動する。

◻︎自己表現をする。

 

脳から読み解く外向型の行動パターン

外向型の脳は、刺激を収集し、短く速いドーパミン経路に燃料を補給するために外界をスキャンしている。

脳からの信号はフルスロットル・システム(交感神経系)へと送られるが、このシステムは体の特定の機能をコントロールし、外向型人間がどう振る舞うかを左右する。

 

脳が絶えず新しい刺激を求めているという点から見て


◻︎外に刺激を求める。長くひとりでいることを嫌う。

◻︎話しているときは、相手の反応を取り込むためによく目を合わせる。話を聞くときは、周囲で何が起きているかに注意するため、あまり目を合わせない。

◻︎話すのが好きである。また話術に長けている。注目や脚光をあびると元気が出る。

 

短いドーパミン経路に支配されているため


◻︎あと先考えずにしゃべる。聞くよりもよく話す。

◻︎短期記憶に優れ、すばやく考えられる。

◻︎時間制限のあるテストや緊張下でのテストに強い。

◻︎議論、新奇なもの、さまざまな経験によって活気づく。

◻︎スラスラとよどみなく世間話ができる。

 

交感神経系が優位なため


◻︎ストレス下ですばやく行動する。

◻︎体を動かしたり、運動したりするのが好きである。

◻︎エネルギー・レベルが高く、頻繁に食べる必要がない。

◻︎することがないと落ち着かない。

◻︎人生半ばで衰えたり、燃え尽きたりする恐れがある。

 

 

内向型の傾向

 

◻︎エネルギーをなかにためこむ。そのため、他人にわかってもらいにくい。

◻︎考え事に没頭する。

◻︎なかなか口を開かない。

◻︎人なかを避け、静けさを求める。

◻︎他の人が何をしているかを忘れてしまう。

◻︎人と会うことに慎重で、厳選した活動のみに参加する。

◻︎気軽にアイデアを出さない。多くの場合、周囲が意見を求めなくてはならない。

◻︎ひとりで、または、邪魔されずに過ごせる時間が足りないとイライラする。

◻︎慎重に考え、行動する。

◻︎表情や反応をあまり見せない。

 

脳から読み解く内向型の行動パターン

内向型の脳は、内的活動や思考がさかん。 

長く遅いアセチルコリン経路に支配されている。アセチルコリンはスロットルダウン・システム(副交感神経系)を作動させるが、このシステムは体の特定の機能をコントロールし、内向型人間がどう振る舞うかを左右する。

 

脳が忙しく働いているという点から見て


◻︎話しているときは、言葉をさがしたり考えたりすることに集中するため、あまり目を合わせない。話を聞くときは、情報を取り込むためによく目を合わせる。

◻︎その知識の豊かさで周囲を驚かせることがある。

◻︎注目を浴びるとしりごみする。

◻︎ストレス下や集団の中で、または、疲れが出たときに、どんより、ぼんやり、げんなりした様子を見せることがある。

 

長い長いアセチルコリン経路に支配されているため


◻︎考え事の途中から話だし、周囲をとまどわせることがある。

◻︎記憶力はいいが、その記憶を取り出すのに時間がかかる。

◻︎よく知っていることを忘れてしまうことがあり、自分の仕事を説明するのにしどろもどろになったり、一時的に使いたい言葉が出てこなかったりする。

◻︎いま頭で考えたばかりのことを、言葉にしたと勘違いすることがある。

◻︎眠ったあとは、アイデア、考え、感情がよりはっきりする。

◻︎書いたり、しゃべったりしないと、自分の考えがはっきりわからないことがある。

 

副交感神経系が優位なため


◻︎なかなかやる気が起きない、あるいは、動きださない。怠惰に見えることがある。

◻︎ストレス下での反応が遅い。

◻︎態度が穏やか、または、ひかえめである。歩いたり話したり食べたりするのが遅い。

◻︎タンパク質の摂取と体温を調整する必要がある。

◻︎エネルギーを回復するために休憩をとらねばならない。

 

外向型も内向型も気質のタイプです。

どちらが良い悪いというものではありません。

 

📖参考書籍 内向型を強みにする マーティ・O・レイニー

 

 

 

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