世の中の75%は「外向型」25%は「内向型」

 

「外向型」と「内向型」は

脳の回路の違いによる気質タイプの違いである

 

両者の最も大きな違い

・エネルギーの取り込み方

・刺激に対する反応、

・情報や経験に対するアプローチ

 

《外向型》

▶︎人と話したり外の活動からエネルギーを得る   

▶︎少しでも多く刺激を得たいと飛び回る

▶︎広く浅く経験を積み重ねていく

 

《内向型》

▶︎エネルギーをアイデアや感情など中の世界から得る

▶︎静かに自分と向き合うことで充電

▶︎深く経験することを好む

 

📖参考書籍 内向型を強みにする マーティ・O・レイニー

 

 

30項目で徹底解明

内向型人間のための自己診断テスト

 

内向性を調べるつぎのテストを、ストレスで消耗していない、くつろいだ気分の日にやってみましょう。

「自分がどうありたい」「そういう場合があるかどうか」ではなく、「ふだんの自分にあてはまるかどうか」で考えてください。

分析したり、深く考えたりせず、第一印象に従ってください。

 

設問には×で答えてください。

全部答えたら、○の数を合計し診断結果で、自分が内向型か外向型か確認してください。

 

(1)休息が必要なときは、グループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごすほうが好ましい。

 

(2)プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い期間を与えてもらうほうがいい。

 

(3)話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモを作る。

 

(4)概して、話すより聞くほうが好きだ。

 

(5)人から、物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。

 

(6)祝い事は、大きなパーティーを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。

 

(7)通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。

 

(8)たいていの人が気づかないような細かなことに気づく。

 

(9)ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気を感じる。

 

(10)何かすると言ったら、ほとんどの場合、そのとおり実行する。

 

(11)仕事に締め切りや緊急性があると、不安を感じる。

 

(12)あまりに多くのことが同時進行していると、朦朧としていしまう。

 

(13)何かに参加するかどうか決めるのは、しばらく見学してからにしたい。

 

(14)長期的な人間関係を築くほうだ。

 

(15)他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔されるのも好きでない。

 

(16)たくさんの情報を取りこんだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。

 

(17)刺激の多すぎる環境は好きでない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。

 

(18)匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。

 

(19)創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。

 

(20)たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。

 

(21)人を紹介するより、紹介されるほうが好きだ。

 

(22)人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。

 

(23)新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。

 

(24)人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。

 

(25)怖くて折り返しの電話をかけられないことがよくある。

 

(26)人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。

 

(27)ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。

 

(28)ちょっとした知り合いは、友達とは考えない。

 

(29)きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。

 

(30)周囲の人に、自分で思っているより頭がいいと思われて、驚くことがある。

 

 

診断結果

 

20〜30

完全な内向型。

したがって、あなたにとっては、自分のエネルギーの流れを維持する手段と、自分の脳の情報処理の方式を理解することがきわめて重要です。

あなたは、自らの考え、印象、希望、価値観を通して世の中と関わっています。

外部の環境に左右されてはいません。

 

10〜19

中くらいに位置します。

ちょうど両利きの人のように、あなたは内向的でも外向的でもあります。

おそらく、ひとりになりたいという気持ちと、外出して人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがあるでしょう。

したがって、自分が確実に元気づくのはどんなときなのかに留意することが、とても大切です。

あなたは、独自の考えや感情と他の人の基準の両方に基づいて判断を下します。

そのため広い視野が持てますが、ときに物事の両面を見てしまい、立ち往生する場合もあります。

エネルギーとバランスを維持するため、自分の気質を評価できるようになることが大切です。

 

0〜9

外向型寄り。

あなたは、他者の価値観や現実に照らして、判断を下します。

また、現実の枠のなかで働いて、変化をもたらします。

中年に近づき、体力が衰えてくると、人と会うのをちょっとやめて、ひとりになりたいものの、何をすればよいのかわからないという状態におちいり、驚くことがあるかもしれません。

孤独が必要になったとき何をするのが自分にとって最良なのか、思い出すすべを身につけるといいでしょう。

そのためには、あなたは内向型のスキルをもっと学び、外向型のスキルとのバランスをとらなければならない。

 

まだ内向型なのか外向型なのか確信が持てなかったら...

危機に際して、内にこもり、霧に包まれるように静けさに包まれてしまうなら、内向型寄り。逆に、自らを行動へと駆り立て、反応するなら外向型寄り。

どちらの反応にも、それぞれ利点はあります。

 

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📖参考書籍 内向型を強みにする マーティ・O・レイニー