ひといちばい敏感な子

この本の発刊に際しての

アーロン博士の思いの中の一節に

 

HSPは非HSPに比べて、ミラーニューロン系の働きも活発

 

と、あります。

 

ビアンカ・アセヴェドの研究で、HSPで特に活発に働くことが認められた脳の部位と協働して、他人の意思や気持ちを酌み取る助けとなることがわかった。脳のこの部位は共感を生む。

 

うれしい表情、悲しい表情、普通の表情を浮かべている写真を見せたところ、HSPは脳内の認知に関与する「島(とう)」が、そうでない人よりも活発に働いていた。

 

とも。

 

 

ミラーニューロンは、

20年ほど前にイタリアの脳科学者が発見した、神経細胞。

 

相手の動作を見ているときにミラーニューロンが発火し、

脳の中ではそれを自動的に真似ているというもの。

 

この神経細胞は「共感」と関連づけられていて、

 

ミラーニューロンの働きが活発なHSPは、

共感力が高い。

 

そして、特別に発達してるのではなくて

あくまでも「活発に働いている」ってことなんですね。

 

 

まぁ、この共感力の高さゆえに、

他者に影響を受けやすく、振り回されがちに思うけど...

 

こんなにミラーニューロンの働きが活発なんだったら、

 

どんなものなのか仕組みを知れば、

どうにかなるんじゃないか

 

と思って、

「ミラーニューロン」にとても興味を持ちました。

 

 

あ、

どうにかなるっていうのは、

 

その活発な働きを活かせないのかな、とか、

HSPが陥りやすい落ち込みのヒントがあるかも、とか

 

なにかあるかもしれない、ということです。

 

 

 

でもミラーニューロンの書籍って、

どれも専門性が高くて、

 

わたしに理解できるか、

いや、そもそも読めるかも自信がないものばかり。

 

でも知りたい。

 

 

そんなときに、目に入ったのがこちら

 

 

著者の大嶋信頼さんの書籍は、

別のものを読ませていただいたことがあるのですが、

 

そちらもミラーニューロンのことに触れていて、

 

で...なんとなく、

HSPが陥りやすいあれこれが書かれている!と思って、

 

興味深く読み進めたことがあったので、

購入を決めました。

 

 

書店で注文したのですが、

届いてびっくり。

 

結構な厚みのもので、

読めるかな...とさっそく不安に。

 

 

でもね、

 

「なぜこれまで、自己啓発本を読んでも変われなかったのか」という謎が、脳のネットワークシステムを知ることで解けていくのです。

 

という一文を見たとき、

すっごく興味を惹かれました。

 

 

「自己啓発本が物足りない」

 

HSPの勉強会でも出た話題で、

 

「その先を知りたいのに書いてない」

 

というような、

不完全燃焼みたいな感覚になることがあって

 

もしかして、この本にヒントがあるかも!と。

 

 

しかも、

最近は脳のしくみの勉強会に参加させていただく、など

 

脳に興味があるので、

より楽しみでもあります。

 

 

 

HSPが陥りやすいことが書かれている!と思った

大嶋信頼さんの書籍はこちら

 

あくまでも「陥りやすい」思考のクセであって、HSP(気質)とイコールではありません。

著書の中でもHSPであるとは書かれていませんのでご注意を。

 

 

 

 

 

HSPは他者からの影響を受けやすいから、

受けることに意識がいきがちだけど、

わたしだって誰かに影響を与えている。

 

自分が緊張していれば、周りも緊張。

自分がリラックスしていれば、周りもリラックス。

 

そんなに単純ではないかもしれないけど、

しくみを知ったら環境が変わるかもしれない?

 

そんなことをあれこれ考えながら、

読み進めていますニコちゃんマーク

 

 

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