HSPは人の気持ちがわかる、

そう表現されますよね。

 

HSPとは

HighlySensitivePersonーエレイン・N・アーロン博士HPー

 

わたしがHSPだと知ったのは、

お世話になっている心理士さんに、

「HSPですね」と言われたことがきっかけです。

 

いくつかされた質問のひとつに、

「人の気持ちがわかったりしませんか?」

というものもあり、

 

「わかるというより、

 怒ってるなーとか、元気ないなーとか、

 人の顔色を伺ってしまうんですよね。」

 

そう答えると、心理士さんは

 

「HSPは

 表情や声のトーン、話の間、しぐさから、

 人の気持ちを察してしまうんですよ」と。

 

「それって、

 わかるって言っていいんですか?」と、

当初からそうとうひねくれてるわたし...

 

心理士さんは、

 

「わかるというのが

 適切な表現かははっきりしないけど、

 あとでやっぱりそうだったんだ!ってこと、

 よくありますよね。」

 

とおしゃっておりました。

 

 

こんなやりとりがあったので、

わたし自身も、人の気持ちが「わかる」と、

表現しておりましたが、

 

何人かにHSPを説明していくうちに、

「わかる」って...なんか違うかも...

 

と、思うようになっていました。

 

 

「わかる」って

見えないものが見えたり感じたりする、

 

どこか特別な能力のように、

受け取られてしまうときもあるんですよね。

 

だからこそ、違和感を覚えたし、

 

「わかる」って

相手の痛みとか辛さとかを、

 

自分も感じているからこその言葉のように思えて...

 

わたしそこまでわかってるかなぁ、と。

 

 

だけど、他に適切な表現が見当たらない。

 

 

ふと、

 

「わかる」より「気づく」のほうが、

なんとなくしっくりきたので、考えてみることに。

 

まぁ、わかると気づくは類語ですが、

気づくのほうが、わかるよりも手前の段階のような気がする。

 

 

HSPの特徴として

「些細なことに気がつく」というのがありますが、

 

おそらく、

 

「あれ、いつもと感じ違うな機嫌悪い?

「今日、元気ないな体調悪いのかな

「〇〇と伝えたら、表情曇った迷惑かな

 

と、気づく

そして、相手の気持ちを察する

その後、察したことに沿って行動を始める。

 

 

「察する」は「わかる」ではなく「推測する」

 

 

結局、心理士さんが言っていたように、

 

表情や声のトーン、話の間、しぐさから、

「察している」んですよね。

 

なので、「わかる」とは違うのかな、と。

 

 

あとで「やっぱりね」ということは多いけど、

そのときに絶対の確証はないから、

「わかる」と言い切れない、というのもあります。

 

表現するなら、

 

「人の微妙な変化に気づく(変化を察する)」が、

わたしとしてはしっくりくるな、と思いました。

 

 

HSPは情報収集の結果だと思うので、

「わかる」でも間違いではないけれど、

「推測する」のほうが近いようにわたしは思います。

 

 

おそらく、「わかる」は、

エンパスの方の感覚のほうがしっくりくるかもしれないですね。

 

教えていただいた感覚で、

「相手の感情が自分に入ってくる」というのがありました。

 

感情が入ってくる、

その感情をご自身で感じている=わかる

 

なのではないかと考えました。

 

 

これはあくまでもわたしの感覚ですので、

絶対だとは言いません。

 

だけど、言葉の響きや意味に、引っかかりやすいのも、

HSPの特徴のように感じるのですがいかがでしょうか。

 

わたしは、

 

他に併せ持つ気質や、環境や経験で変わるものは、

HSPの気質とは言えないと、感じています。

 

このあたりのことは、また改めます

 

 

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