今年の夏、つらい別れがありました。
ネコのミルさんが、
天国へ旅立ったのです。
15年、実家で飼っていたネコです。
わたしは別で暮らしていたので、
一緒に過ごしたのは10年ですが、
うつで、
自宅にいることが、多かったわたしは、
家族の誰よりも、一緒にいた時間が、
多かったんじゃないかと思います。
うつで苦しかったとき、
いちばん側にいてくれたのは、ミルさん。
ミルさんが、
わかっていたのかは、わからないけれど、
わたしがうつを卒業して、
通院が終了したのを確認してから、
ミルさんは旅立ちました。
ありがとう、ミルさん。
ミルさんが旅立つとき、
自分の家族ではないのに、
まるで大切な家族を見送るように、
目に涙を浮かべてくれた方がいました。
その方のおかげで、
ミルさんを安心して見送ることができました。
その方の涙が、存在が、
わたしを救ってくれたのです。
ずっとお礼を伝えたくて、
でもなかなかペンをとれなくて、
こんなに季節が過ぎてしまいました。
今月に入り、なんとなく、
14日にお手紙を書こう、そう思っていて、
そうしたら偶然にも、きのうは満月でした。
満月は感謝をするとき
そうだったんだ、
これも偶然知ったことでした。
そして、
ミルさんの月命日でもありました。
部屋から、
まるくてあかるい月が見えました。
本日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました^ ^