HSPだと知って1週間。
本を入手したり、ネットで調べたり、
自分を確認する作業が、続いています。
HSPとは…
Highly Sensitive Personの略、
ハイリー・センシティブ・パーソンと読みます。
感受性が強く敏感な人のこと。
人口の15%〜20%、5人に1人はHSPだそうです。
HSPは生まれ持った特性で、病気ではありません。
自分がHSPだと知ったとき、
全部がつながって、腑に落ちたけど、
本当にそうだと、言い切っていいのか…
どこかで、疑っているわたしがいました。
HSPの繊細なイメージと、わたしのイメージが、
あまりにもかけ離れていたからです。
わたしの印象で、よく言われるのは、
スポーツやってそう、健康的、
強そう、積極的、はっきり言うなど、
「動」と「静」なら「動」
「攻」と「守」なら「攻」
自分でも、そのイメージが強いです。
わたしの勝手なイメージだと、
HSPは「静」や「守」だと感じました。
先日、心理士さんに、
外側のイメージは、とっても健康的だけど、
内側はとってもデリケートで繊細
そう言われたとき、思い出したんです。
そういえば、幼いころのわたしは、
今のわたしとはまったく違った、と。
引っ込み思案で、慎重で、怖がりだった。
両親は、そんなわたしが心配だったんでしょう。
ちゃんとしなさい、って、
うしろで様子を伺ってると、引っ張り出され、
決断が、少しでも遅いと、
はっきりしなさい、優柔不断ね、と言われ、
怖いのは、気のせい、神経質ね、と。
それ（繊細なこと）は、いけないことなのかな。
直さないといけないのかな。
そう感じとったわたしは、
直そうと過ごしていたのでしょうか。
小学生のころには、すでに、おてんばでした。
おてんばって、今使います…？^^;
男勝りな活発な女の子という意味です。
両親にも、何も言われなくなりましたし。
大胆であること、タフであること
潔くあること、強くあること
これがわたしの行動の基準、正義でした。
あまりにも極端、
いつの時代だよ、って感じですよね。
どんなに怖くても、
正義が正しいと、この基準にこだわり、
そうでありたい、なりたいと思い続けていました。
この基準がすべて。
自分の気持ちは、完全に無視。
でも、ここいちばんの大事な場面で、
熱がいっきに冷めるように、
スッと引いてしまったりするんです。
そんな自分のいくじのなさが、大嫌いでした。
いつも中途半端。
潔く進んでいたのに、
急に逃げ腰になって、勢いがなくなる。
大胆なのに怖がり、
強いのに傷つきやすい。
このバランスの悪さが、
ずーっとコンプレックスでした。
この話を、心理士さんとしていて、
気づきました。
わたしは、そうなりたいと願っていたものしか
見えてなかったし、見せてこなかった。
本当の自分は、なかったものとして、
ずーっと隠してきたから、
だからイメージにズレがあるんだって。
これがアンバランスの理由。
そして、
生きづらさのひとつが、わかりました。
なれないものになろうとしていたから、
苦しかったんだ
って気づいたんです。
うらやましいですよ。
大胆で、タフで、潔くて、強い人。
そうなりたくて、生きてきたから、
きっとずっと憧れですね。
だけど。
もう、ムリに
そうなる必要がないってわかりました。
繊細であることは
少しも悪いことなんかじゃない
でもね、ムリやりとはいえ、
ずっとそれで生きてきたから「それ」もわたしの一部。
今まで無視していた「繊細」な部分も、わたし。
どちらも大切にしていきたいですね。
HSPだと知ってから、
どんどんわたしに還る感覚が、嬉しい。
自分らしさ、あるがままって、
こういうことなのかな、って感じています。
本日も最後まで読んでくださって、
ありがとうございます^ ^