それではアリゾナ探鳥旅行記の始まり始まり。今回の旅行のメンバーは私を含めて4人、同じ会社の友人同士。旅立ちは11/24。そして帰国は12/4だったので、9泊11日という感じ。かなり長いけど、実は格安チケットの手配の関係。最初は現地7泊ぐらいで考えてたけど、その日程では飛行機がかなり高いのしか取れなかったわけで。現地での宿泊費とか経費を考えてもこの方が安く付いたので、思い切って休みをとったのでした。関空からまず大韓航空便でソウルのインチョン空港乗り継ぎ、ロサンゼルスでさらにユナイテッド便に乗り継いでアリゾナ州のツーソンへ。写真はちょっと照明の関係で見づらいけど、インチョン空港の搭乗口の表示。なんか日本語のも表示されていた。
TOMOの鳥にっき-incheonにて

これが乗った飛行機。関空-ソウル便は飛行時間も短いので映画とかのプログラムなし。機内食はでたけど。ソウル-ロス便は座席の前にそれぞれディスプレイが付いていて、好きな映画なんかを自由に見られるオンデマンド式。ところで大韓航空の機内食はきっとキムチが付いてくるに違いない!とか勝手に思ってたけど、そうでもなく洋食も選べた。往路は洋食、復路はビビンバを食べた。機内食全般にけっこう美味しい方だったけど、このビビンバがすごい美味しかったなー。
TOMOの鳥にっき-飛行機


ロスで乗り継ぎ便待ち中に。なんとなく「らしい」風景かなーと、建物の中から一枚。双眼鏡片手に外を眺めていると、ごく普通種ながらちょこちょこ鳥がいた。しかもハチドリも一種。ハチドリの中では普通種のアンナハチドリってやつだったけど、これで北米大陸3回目にして初めてみたハチドリだった。みんな花を求めて秋には南に渡ってしまうけど、仕事の関係でこの時期にしか行けないもんだから。あ、ちなみに写真は撮れませんでした。だってちっこいし素早いし・・・。
TOMOの鳥にっき-ロス


ユナイテッドの国内便は結構小さい飛行機だった。合計14時間ぐらいのフライトでようやくツーソンの空港に到着。でも時差の関係でまだその日の昼過ぎなんだな。時差といえばロスとツーソン間でも1時間の時差があるのに、日本とソウルはゼロなんだよね。なんか不思議。それはともかく、手続きや手荷物の受け取りを済ませ、ハーツでレンタカー(トヨタのカムリ)を借りて出発。私は知らなかったけど、ツーソンってアメリカの三大探鳥地の一つなんだって。ちなみに他の二つはテキサスとフロリダ。全米広しといえどもツーソン周辺でしか見られない種類も結構あるんだとか。今回の同行者の知り合いがツーソンに息子さん夫妻が住んでいるそうで、よく遊びに行って鳥も見ているんだそうで。いろいろ資料を貸してもらったりポイントを教えてもらったりして行った。

さて、初日はあまり時間もないので、市街地からほど近い(はずの)アグア・カリエンテ公園へ向かう。・・・けど遠い・・・地図の縮尺を日本と同じように考えてはいけないようですね。夕方近くにようやく到着。ここはアメリカワシミミズクが見られる場所と聞いていた。しばらく探していると、現地の鳥屋さんご夫妻に会う。「ここのヤシの木によくとまっているんだけど、今日はまだ見ていない」とのこと。夕方まで粘っていると、夕焼けをバックに電線に集合したオナガクロムクドリモドキの群れを見つけた。公園内の池周辺のガマの茂みが塒になっているらしく、どんどん入っていく。少しだけどテリムクドリモドキも混じっていた。そして池には・・・(当然ながら)アメリカヒドリがいっぱい。(^^;
TOMOの鳥にっき-塒入り


残念ながらワシミミズクは見つからない・・・が、同行者の一人がそれらしい鳥が飛んでいくところを見たらしい。よし、明日仕切り直しだー!ということで初日は終了。夕食は通りがかったデニーズで。でも海外旅行の時(特に時差が大きいとき)は変な時間に機内食を食べたりするので、大抵到着直後は胃の調子がいまいちだったりして、ほとんど食べずに済ませてしまった。そしてこの日はツーソン市街から少し外れたところにあるComfort Innに宿泊。ホテルの詳細なんかはまたあとでまとめて書くことにしましょ。