先日、初マラソン日本記録を出した、國學院大・平林清澄の記事が出ていて、読みました。
これを読んでいて感じたのは、本人の感覚の中では、
アフォーダンスの世界観が分かっているのだろうということでした。
アフォーダンスというのは、環境が与えてくれる情報とも言えます。
靴に合わせるのか。
走りに合わせるのか。
これまでも、道具の進化によって、スポーツの世界は変化してきました。
スピードスケートの世界での、スラップスケートの登場や。
水着のレーザーレーサーが出た時。
記録が一気に進んで。
衝撃を受けたことを覚えています。
今は、長距離界で厚底シューズの進化が止まりません。
シューズに合わせた走り方をするのか。
走りにあったシューズを選ぶのか。
難しいところです。
少なくとも言えることは。
脚に合うとか、合わないとか。
そうした自分なりの感覚を大切にすることです。
有名選手が履いている。
それは履きたいですね。
でも、合うかどうかは分からない。
履いてみて。
合うかどうかの判断をしなければならない。
靴と地面と。
そして筋肉と。
走る自分と。
タイムと。
あらゆる感覚を研ぎ澄まし。
あらゆるモノと会話しながら。
道具を大事にしていくと。
自分にあった靴に出会えるのではないかと思います。