独断と偏見で選ぶ スポーツ選書31-40位 | ともぞうのブログ 昨日の自分を超えてゆけ!

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読書日記 スポーツの育成システム、アフォーダンス、クオリア、ディープ・プラクティスについて勉強中です。

独断と偏見で選ぶ スポーツ選書100

2022/08/13更新

 

これまで読んできた3000冊近くの本の中から、お勧めの100冊を紹介していきたいと思います。

少しずつ紹介していきますので、順位はその都度、入れ替えます。

また、読んでいない本はランキング外ということで。

 

第31位 ピーター・ブラウン+ヘンリー・ローディガー+マーク・マクダニエル=著,依田卓巳=訳「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」(NTT出版)

当たりの本ですね。

 絶対に、一読することをお勧めします。

 付箋は50ヵ所以上に貼りました。

 

 交互練習、多様練習をすると、「判断力」がつくという結果が出ている。p60

 

 すべてを学習してから、次の段階に進むのではなく。

 ある程度できたら、次の段階の練習に入った方が、

 学習効果が高いということです。

 

 アンダーハンドパス→オーバーハンドパス→アタック→サーブ→ゲームではなく。

 

 アンダーハンドパス→簡易ゲーム、オーバーハンドパス→簡易ゲーム、アタック→ゲーム、サーブ→ゲームの方が良いという結論です。

 

実感としてはわかる気がしますが。

 研究結果として示されると、なるほどと思いました。

 

第32位 岡本浩一『「上達の型」を身につける』(ライオン社)

なかなか見つからなかった本です。
 買ってみて、薄いなって思ったのですが。
 スポーツを学習する上でとても大切なことが要約されている感じです。
 付箋が6か所あるというのは、とても素晴らしい内容だと思います。
 何度も読み返しながら、この本のエッセンスを学んでいきたいと思います。
 スポーツ指導者には、ぜひお勧めの本ですね。

 

第33位 岡本浩一『上達の法則 効率のよい努力を科学する』(PHP新書)

2002年刊行の本です。
 付箋を大量に使いました。
 運動を指導する人なら、ぜひ一読をお勧めします。
 手元に置いて、何度も確認したいですね。

 

第34位 岡本浩一『スランプ克服の法則』(PHP新書)

2004年刊行の本です。
 いや~、またまた当たりの本ですね。
 付箋を7か所は張りました。
 スポーツを指導する立場の人は、読んでおいた方がいいと思います。

 スランプに陥った時に、脱出するための方法などが書かれています。
 科学的というか、論拠がしっかりしているので。
 とても勉強になりました。

 スキーマという認知の枠組みの話。
 コード化があってはじめて大量の記憶が可能になる話。
 野球でいう素振りのような「ひな型トレーニング」という話。
 打者の鍛錬は素振りに始まり、素振りに終わるという話。
 バッティングの素振りの質の違い、イメージの豊かさという話。
 自我関与、いわゆるやる気があるという話。

 指導の際に、生かしていきたいですね。

 

第35位 児玉光雄『上達の技術 一直線にうまくなるための極意』(サイエンス・アイ新書)

 2011年に初版が刊行されています。今は改訂版が出版されているようです。

 かなりのヒットです。

 指導者たるもの、一度は読んでおかなければならない本だと断言できます。

 この本一つで、20か所近く付箋をつけました。

 絶対に、買いですね。

 

 アフォーダンスについて触れている指導関係の本は、珍しいですね。

 

第36位 西野精治「スタンフォード式最高の睡眠」(サンマーク出版)

 

 最近、当たりの本に出逢う確率が上がってきましたが。

 この本もすごいですね。

 実践できたら、残りの人生が変わると思います。

 

 このGWで運動、呼吸、睡眠についての本を読んだせいか。

 一気に自分を変えようと決意して。

 職場で座るための椅子をバランスボールにしようと購入し。

 有酸素運動のためのジョギングをするためのシューズを注文しました。

 そして、普段から呼吸法を変えて、意識するようになりました。

 

 健康について考える機会になりました。

 

 最初の90分の睡眠が大事。

 

第37位 甲野善紀,内田樹『身体を通して時代を読む 武術的立場』(文春文庫)

 

 ようやく、この内容の本を読んで、理解できるようになった気がします。

 ワクワクしますね。

 

第38位 北村勝朗『上達の原則』(CCCメディアハウス)

 

 あたりですね。
 スポーツの指導者なら、絶対に読んでおくべき本だと思います。

 

第39位 内田樹『私の身体は頭がいい』(文春文庫)

 

 付箋紙いっぱい。これは読みごたえありますね。何度も読み直さないとね。

 

第40位 ダニエル・ゴールマン=著,土屋京子=訳『FOCUS 集中力』(日経ビジネス人文庫)

 

 2017年の刊行です。

 マシュマロテストに関する記述が、詳細で分かりやすかったです。

 他にも、遺伝子のONとOFFの話や、パーフェクト・プラクティスに関する話が出てくるなど、最近の話題がてんこ盛りでした。

 この本を読むと、最近の話題がかなり理解できるかと思います。

 かなり科学的知見が網羅されていますので、個人の意見ではなく、実験の結果、確かめられていることが紹介されています。