「食在広州」という言葉どおり、

広州にはうまいものがいっぱいあるというイメージしかない。
随分と長く中国には行っていないが、凄まじく変わっているのだろう。
ということで、広州という言葉に惹かれて、田町の広州市場にやって来た。







店の間口は広く照明も煌々としている。あまり、ごちゃごちゃした装飾も無く、広東語の赤い品書きが目を引く。





メニューは、ワンタンを中心に一品料理から麺料理がラインナップされており、いずれもお手頃価格だ。
○ 広州肉汁雲呑麺 ¥870を注文。
注文時に、スープ味を塩か醤油か聞かれるので、醤油とした。
大きなラーメン鉢には、大きな雲呑が十個、麺を覆っている。





さすが、このビジュアルは雲呑を売りにしているだけあるな。
雲呑以外では、シンプルに反切りのゆで玉子とメンマが乗っているが、雲呑のインパクトが大きく何も気にならない。
さらに、
雲呑の食べ方をレクチャーしてくれる。
雲呑をレンゲで掬い、カウンターに置かれている調味料をお好みで付けて食べるとのこと。おすすめは、食べるラー油に酢を垂らすとのことだ。
仰せの通り、雲呑にラー油と酢を振りかけて食べると、確かにうまい。念の為、にんにく醤油と塩生姜ダレでも試してみた。
自分の好みとしては、にんにく醤油、塩生姜、ラー油の順番で気に入った。
ピロピロ雲呑皮とぎっしり詰まった肉ミンチは量とおいしさ共に満足した。というより、これ以上の量であれば食いきれない。



細いとの相性も良かった。