飛び飛びだった連休を無理矢理つなげて長野の山小屋に篭ってました。
信濃町というところです(写真は昨年秋のものです)。
50年以上前、高校生の頃に行き始め、大学時代は年の半分くらいを過ごした町です。
その50年前、既にあった「一茶食堂」。
神山ロッジも花屋食堂もなくなってしまった今、野尻湖のワカサギフライを食べられる唯一のお店で、ご主人は野尻湖の漁師さんの二代目です。
ところがですよ、今年はワカサギの成長が悪く、フライにできるような大きさのものが全く獲れないんだそう。
仕方なくチキンカツ定食を注文したら、なにやらオマケがついている。
これ、ワカサギのかき揚げだ!
5cmほどのワカサギ20匹ほどと玉ねぎのシンプルなかき揚げ
でも美味しい!
別に知り合いでもないのにご親切にありがとうございます。
聞くところによると、このサイズのワカサギは沢山捕れるんだけどこれ以上のサイズのものがいなくて、プランクトンの不足が原因ではとのこと。
ちなみに昔はいなかったブラックバスがワカサギを食べてしまうので、それを見越してより多くの稚魚を放流しているため、数だけはいるんですね。
ブラックバスが繁殖しだした当初は駆除にも乗り出したけど、なかなか追いつかない上にバス釣りの人たちが続々と押し寄せて、その人たちに売る遊漁券の収入がバカにならない額なため、現在はこのような措置をとっているのだそう。
まあ、昔から日本人が大好きな「鯉」だって実は外来魚だったり、生態系は否応なしに人為的に変えられていくもんなんでしょうね。
せめて、弱いものにも生きる権利を与えていきたいもんです。
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