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狛江のOREG-A-YUTAKA (オレッグ ア ユタカ)の坦々麺がなぜ美味しいのか、冷静に分析しながら食べてみる。
ペースト状のゴマが新鮮で酸化した臭いが全くない。
包丁で細かく切った肉によくある中国山椒とも日本の山椒とも違う独特の素晴らしい刺激と香りがある。
多少太めの麺が濃度のある味の濃いスープとよくマッチしている。
キクラゲが肉厚の高級品。
全ての材料がこれでもかというくらい惜しみなく使われていて贅沢感が強い。
まあ、よく他店で食べる普通の担々麺との差異を言葉にするとこんなところかな。
でも、言葉では言い表せない味が実は一番大事なんです。
ありきたりに言ってしまえば「愛情」でしょう、「わざわざ食べにきてくれたお客さんに少しでも美味しく食べてもらいたい」と言う気持ちです。
これ、気にしているととてもよくわかるんですよ。
例えばファミレスで食べるとそれがまったくないことに気付くし、「どうだ、旨いだろう、参ったか!」と言う気持ちで作ったものは美味しくても楽しくないんです。
と言うわけで、麻婆豆腐と坦々麺は「オレッグ ア ユタカ」へ。
(もしBGMがうるさかったらそう告げればすぐに下げてもらえます)
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普段の生活圏にあるとんかつ屋はほとんど行ったつもりだったんだけど、まだこんな老舗が残っていました。
柿の木坂にある「福長」です。
ランチのロースかつ定食は1400円、場所柄からはリーズナブルかと思います。
薄めの肉は決して嫌いじゃないんだけど、薄い肉ところもの剥がれやすさの相乗効果でちょっと食べにくい。
揚げ油は植物系のようだけどちゃんとコクがあっていい感じです。
特に特徴はないけれど住宅街にあるとんかつ屋としてはこう言う普通がいいんです。
それにしても何十年もやっていそうなこの店、何で今まで気付かなかったんだろう。
まあ、見た目が寿司屋か割烹料理屋っぽいので見過ごしてたんでしょうね。
気合い、入れ直さねば!
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