東海道新幹線に乗るときはいつも新横浜に車を駐めるのと同じで、東北や北陸方面に新幹線で移動するときは、大宮駅の近くに車を駐めることが多い。

 

 

新横浜だと安い駐車場で一日700円くらい、この料金が24時間ごとに繰り返されるので、一泊だと1,400円、二泊だと2,100円ということになる。

 

 

(もちろん駐めた時刻より早く戻れば、つまり24時間以内なら700円のみです)

 

 

ところが大宮駅付近は安い駐車場でも一日1,500円くらいする上に、24時間を過ぎると通常料金に戻ってしまうところが多く、その通常料金は概ね1時間400円ほどなので、もしそんな場所に48時間駐めると11,100円にもなってしまうんです。

 

 

だから数少ない上限が繰り返される駐車場を探さねばならず、駅近くに空きがない場合は駅から10分、15分と離れた場所に駐めざるをえなくなる。

 

 

しかも世田谷方面から大宮駅に向かう時に使う中央環状線(通称、山手トンネル)外回りも、5号線の下りも事故が大変多く、そうなると出口が少ないこともあってめちゃ時間がかかるんですよね。

 

 

そんなわけでかなり早く出発して全てが順調だと、当然ながら時間をたくさん持て余すことになります。

 

 

1時間以上早く着いてまず思ったのは、「浮雨、長いこと行ってないなぁ」。

 

 

浦和にあるフレンチの要素の入った面白いお蕎麦屋さんです。

 

 

が、調べてみたら最近移転して昼の営業はやっていないらしく、しかもお酒を飲まないと蕎麦が食べられないって書いていある!

 

 

つまり私はもう一生ここのお蕎麦を食べることはないっていうわけですね。

 

 

でも頭の中は完全に蕎麦になっているのでとりあえず入ったのが「游山」という店。

 

 

 

 

こちらの「粗挽きせいろ」はかなり本気です。

 

 

 

 

玄挽きなので色は黒いけど打ち方は細め、若干歯にぬかる感じがあるのは茹で時間がすこし短めだからかしら。

 

 

でも噛んでいるとじわっと蕎麦の味と香りが出てきて甘みも充分でなかなかの美味。

 

 

ちゃんとした粗挽きは食べられる店が少なので、とても得した気分。

 

 

.

 

 

 

まだちょっと早いけど駅に向かおうと思ったらすぐそばにもう一軒蕎麦屋を発見。

 

 

 

 

「那須家 宗庵」というらしい。

 

 

それほど惹かれる外観ではないけれど、まだ時間もあるし今食べなければ一生来ることもないだろうと思うとやはり入っちゃうんだな。

 

 

この店の名物(と書いてあった)「くるみそば」です。

 

 

 

 

蕎麦は香りはあるものの、ちょっとひねたようなあまり上品ではない香りなんだけど、これがくるみ汁との相性抜群なんですよね。

 

 

濃くて田舎っぽいくるみ汁の味と、やはり田舎っぽい蕎麦の香りが合わさると、マイナス x マイナスがプラスになるように突然美味しく思えてくるんです。

 

 

余った時間を最高に有効活用できて満足、満足。

 

 

(危なく乗り遅れそうにはなりましたが・・・)

 

 

.

 

 

 

「明け方の更新」はランキングに参加しています。
 応援してくださる方は、
 ↓
ここ をポチッとお願いします。