こぼれ話」にこぼれた話をもう一つ。

 

 

長崎で思い出すのはアンドレ・リュウというオランダのアーティスト。

 

 

 

 

2001年から何回か日本でのツアーをプロモートしたのだが、いつだったか公演を行う各都市ごとに子供の合唱団を手配してほしいという依頼があった。

 

 

その時に長崎で手配した混声合唱団をアンドレが大変気に入り、彼が毎年行っていったドイツでのクリスマスコンサートにこの合唱団を出演させたいということになり、20人ほどの子供たちを長崎に迎えに行ってオランダ〜ドイツまで連れていった。

 

 

長崎からの出発が早朝だったこともあり、私は前日の夕方に現地に入り、一人で自由なのをいいことに5軒もハシゴして食べ歩いたのだがそれはまあ別にいいんです。

 

 

その合唱団と過ごした1週間はとても思い出深く素晴らしい体験でしたが、そのハイライトは公演当日、1万人を超える観客と1億人を超えるヨーロッパ全土でテレビを見ている人たちの前で、5歳の男の子が「でんでらりゅう」を無伴奏で一人で歌い出すというスリリングなシーン!

 

 

万が一に備え、私はこっそり年長の団員の一人に「もし男の子がどうしても歌い出しそうになかったら、後ろで控えめな声で歌い出して」と保険をかけていた。

 

 

誰かが歌い出せば、きっと合わせて歌い出すだろうと思ったのだけど、でもその心配は全く無用でした。

 

 

ステージのセンターに立って、一人で堂々と歌い出す男の子の姿を見て、このリスキーな演出を思いついたアンドレのプロデュース力に心底感心したものです。

 

 

合唱団の最前列にはダウン症の女の子もいて、一生懸命歌う姿がまた美しかった。

 

 

実は、同行していた合唱団のリーダーが気を使って彼女を後ろの列の子と入れ替えた(実際、音程はかなり怪しかった)のだが、それに気づいたアンドレは珍しく強い口調で「私が決めるから余計なことはしないでください」といって前列に戻したのだ。

 

 

この公演の模様はビデオでも販売された(もう廃盤とは思うけど)ので、もし手に入ったらぜひ見てみてください。

 

 

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大島花子の新年初仕事はFM横浜「Travelin' Light」。

 

 

 

 

尊敬もし、仲のいい畠山美由紀さんの番組です。

 

 

 

 

主に花子さんの新譜「百日紅の木下で」の収録曲をバックに流しながらアルバムの話をしたのですが、美由紀さんが歌や話を聞きながらずっと涙を拭っていたのが印象的でした。

 

 

そしてそして、番組内で重大発表が!

 

 

3月4日に、花子さんのライブが決定しました。

 

 

何と、東京近郊では2年以上ぶりのライブです!

 

 

場所は丸の内コットンクラブ、詳細は決まり次第、順次SNSやオフィシャルページで発表しますので、どうかみなさま応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

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横浜でお昼ご飯となれば、やっぱり李園のトマトタンメン、

 

 

ではなく、ちょっと浮気して同じ李園の「ひき肉とモヤシのピリ辛ソバ」。

 

 

 

 

完璧で理想の味です!

 

 

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