銀行家の祖父が京都支店長だった時代に世話をした商社の律儀なオーナーがよく送ってくれていた「はれま」のチリメン山椒、

 

 

 

 

子供ながらにその鮮烈さと洗練度にいつも感心させられていたもんです。

 

 

大人になってからそれがかなり高価であること、類似品は数あれど味の点ではどれも「はれま」に敵わないことなどを知った。

 

 

ただし最近はその「はれま」のものも昔より少し甘くなった気がする。

 

 

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話は変わって、自宅の南側のお隣さんの敷地はうちより2mほど下がっている。

 

 

そのお隣さん敷地のうちとの境に3mほどの大きな山椒の木が立っている。

 

 

もうお分かりですよね、その木に実る山椒の実はほぼうちのもんです!

 

 

山椒に木には鋭いトゲがあって、木の上の方に成っている実を下から採ることはほぼ不可能なんだな。

 

 

いや、もちろん毎年その季節になると採ってお隣に届けるんですよ。

 

 

でも、取り残したぶんや成長が遅い実を少し頂くんです。

 

 

 

 

これを使ってちりめん山椒に挑戦。

 

 

たまたま京都に行った折に錦市場で手に入れた柔らか目のちりめんじゃこと、まだ大きく育っていない山椒の実を、水と酒で一緒に煮詰め、水分が少なくなってきたら醤油を入れてさらに煮詰め、ほとんど汁がなくなったらザルにあけて乾かします。

 

 

 

 

シロートなりに大変よくできました!

 

 

余計な甘みを加えてないやつって最近なかなか手に入らないしね。

 

 

「はれま」のは1500円/100g見当だけど、こちらは300円/100gくらいかな。

 

 

来年は1kgくらい作りたい。

 

 

まあ、その分お隣に届ける実は当然減りますが・・・

 

 

 

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