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食いしん坊のくせに、いわゆる和食・割烹料理の店をあまり知らない。



理由は簡単で、酒を呑まないと、間が持たないんですよ。



だって、小さな器にちょこっと出てきて、それを一口で食べちゃうと、次は10分後だったり・・・



別に悪口ではなく、むしろ味はとっても好きなんですが、自分からはちょっとね。



でも、人にご馳走になるなら大歓迎です。(ま、他の料理でも大歓迎だけど)



とくに、西麻布「とく山」のような名店なら尚更!



連れもあまり呑まなかったからなのか(あ、私の方が連れか・・・)、
比較的テンポよく、旬の素材を活かしたおいしい料理が出てきます。



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でもって、最後の松茸ご飯のお供に提供されたこのサンマ。



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目黒のサンマという落語、ご存知でしょ?



脂も腹も皮も骨も全部取り去って、パサパサの身の部分だけ出てくるくだりがあるけど、
ちょっと見は、それを連想させるような、何ともいえない出来上がり。



ところが、そこはさすがの老舗、これが美味しいのなんのって・・・



肝醤油を塗りながら焼いたこのサンマ、魚の持つ全ての美味しさが凝縮されて、
どの部分を食べてもニンマリしてしまう程、旨味と香りが素晴らしい。



まあ、だからって1人でまた行くかと言えばそれはどうかしら・・・



もし「さんまの肝醤油焼き定食750円」があれば行きますが。



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