備忘録*当日 | とみぃ’s diary

とみぃ’s diary

育児日記のつもりではじめたブログ。
あきっぽい私にしてはなかなか続いてるなぁ。
いつか冊子にして大切に保管したい。
そして最後は私と共に棺桶に入れて欲しいな。

という自己満足な日記。
ふはは~

2月1日
手術日。
8時半に光希を保育園に送る。
光希、珍しく泣く。しがみついてくる。なになに。保育園に飽きたんかな?(笑)

その後、電車と徒歩で病院に向かう。タクシー代をけちる。
11時すぎに診察。
胎芽はもう見えない。胎のうだけ少し育ってた。
前処置をしてもらう。
恐れていたラミナリア、予想してたより痛くない。びっくり!
ほんまこの先生すごいわ。
過去四人の先生方に股をひらいてきたけれど、この先生がダントツ内診うまい!!
ラミナリア入ってること忘れる程。
恐れていた前処置はあっさりと終わる。



11半点滴開始。
なかなか血管が出ない&針がささらない。憎らしいかな我が血管よ。
3回目にしてやっと成功。腕は穴だらけ。一時間ずっと血管を探し続けたかな。はぁ。地獄。怖い。

3時からの手術までぼけーっと過ごす。
点滴が気になって寝れないのでずっとYouTubeで上沼恵美子と小籔のラジオをきく。
基本、毒吐きな人間なんでこの二人大好き。

3時頃看護師さんがきてくれて注射と座薬をしてくれる。
いよいよかと思うと急に涙が溢れてきた。
すぐにふいたけど、何でか止まらなかった。びっくりした。
看護師さんがずっと優しく声をかけてくれる。
『頑張ったね頑張ったね。家族の前でずっと明るくしてたんやね。大丈夫やでずっとそばにいるからね』
って。
もうたまらんかったよ。
割りと、意外に精神的には落ち着いて今日を迎えられたかなぁと思ってたけど。
ただ光希のおかげで気が紛れてただけやったみたい。
それが決壊。5分程やったけどえひえひしちゃったよ。
寄り添う声かけにはほんと弱い。力がふっと抜ける。

しかし、この看護師さん初め会ったときはクールな感じで愛想ないやんけと思ってた。ごめんなさい。めっちゃ優しい。大大大好きです。ずっと手を握ってくれてて嬉しかった。

手術室で麻酔が入る。
意識完全ぶっとぶかと思ってたけど、この病院の方針は無駄に麻酔をかけすぎないということらしい。
うとうとボケーっていう感じでぼんやり意識はずっとあった。

途中、いたい!いたい!と言った記憶もある。生理痛ぐらいの痛さを2、3回感じたけれど、あっという間に終了。

ぼんやり移動ベットで運ばれてベットに移動させられたのもちゃんと覚えてる。
お腹も全然痛くないし、このままうとうと寝てしまいたかったけど、点滴が気になって寝れない。
体はふわふわしてる。

すぐに意識もはっきりしてきたんで携帯いじったり雑誌を読んだりしながら病室でのんびり過ごす。

お腹は全然痛くないし、血も全然出てこない。とても丁寧にキレイに処置してくれたんだろうなぁ。
本当に先生に感謝。看護師さんに感謝。

最後の診察で先生が取り出した胎のうを見せてくれた。胎芽は小さすぎて分からないらしい。
いきなり、当たり前のように見せてきてびびった。
濁った透明なゼリーみたいなのがバラバラしてあった。ガーゼに乗ってる状態なんでもう球体ではないらしい。

何とも言えない不思議な感覚。
私の赤ちゃんが入っていた部屋。
すごく生々しくて、神秘的で、神々しくもある不思議な世界。
生命の衝撃。



ふと思ったけれど

あの日以来今日まで1度も出血がなかった。
そして、あの日エコーをしてもらってなければ赤ちゃんの心拍を見ることはできなかったのじゃないかと思う。
あの弱々しくて今にも消えてしまいそうなたよりない心拍を。
『お母さん、また会いに来るから待っててね。』


待ってますよ。待ってますよ。
お母さんは早く会いたくて待ってるよー!
絶対帰ってきてね!
世界一幸せな家族を用意して待ってるからねー!


さ、つわりもなくなったし夜中やけどケーキとチョコをおつまみに、有吉とまつこの毒吐きを見よう。
あー妬み嫉み僻み最高(笑)