my father | 四十路中年オカマLIFE

my father

父の日?今日?昨日?


そもそも

父がこの世にいた時ですら

父の日に何か渡した事があるのは、たしか子供の時にあったような気はするが

何をあげたかすら覚えていない。

ひょっとしたら何も渡してないかも…

父の誕生日には

何か渡した事はあったと思う。

何かは覚えてないけど

記憶の中で父が嬉しそうにしていた記憶があるから多分きっと何かをプレゼントしたのだろう。


父がこの世からいなくなり

1ヶ月半たった。


常に悲しいとか寂しいとかはないのだが


ふと思い出した時、父の日にはーみたいのを聞いたり見たりすると

あたしにはもう父はいないのだと


仲が良くも悪くもなかった。

あたしが産まれた時、長男だったし期待もあっただろう

第一子が男の子ていうのはめでたいめでたいと

親族に歓迎され

父もきっと嬉しかったんだと思う。


きっとあたしが物心つくまでは

父に可愛がられていたのだと思う。

 

物心つきだすと

あたしオカマなんで明らかに様子がおかしく

きっと父には理解が出来なかったんでしょう。


理解出来ないまま年月がすぎ


最後のほうに

父はあたしとコミュニケーションをとろうとしてくれてた。


ただ

お互いにコミュニケーションらしいコミュニケーションをいつとってたかも思い出せない位してこなかったから

上手くはいかず

あたしもつい面倒になっていた。


面倒くさがらずに

もう少しご飯いってあげてたら

良かったなぁと思うものの

まぁー出来なかったし

最後には関係は修復は多少されてたから

腫れ物に触るような親子関係からはかなり修復され

良くも悪くもない平常運転の親子関係までは

戻せたから

いいかなと




もう父はいないのだということは

少し寂しいです。

ケロッとしながらも

あたしも人の子でした。