今月31日に大腸がんに伴う、大腸を切除する手術のため、今朝から入院しました。手続きや薬剤師、麻酔医師、担当看護師などからの説明が終わるとすぐお昼になりました。いよいよ入院食の始まりです。
今日のところは何の食事制限もなく、普通の米飯食です。いやあ、率直に言って量も内容も味付けも寂しいです(笑)。今年は2月に入院してますし、毎年のように内視鏡をやってたので食事制限にも慣れてるので、寂しいご飯ってのも織り込み済みですけどね。
こういう時は、ホントにちょっとづつ口に入れ、よく噛み、そして味わい、なんなら食レポを脳内でしたりして(笑)、とにかく時間をかけていただくのが満足のコツです(笑)。今日もそうしました(笑)。
メインディッシュは白身魚の煮付け、副菜に白菜の煮物、冬瓜の煮物、と、おかずは全部煮物(笑)。それにご飯、デザートに桃の缶詰、ヨーグルト、そして番茶というラインナップです。まあ、ザ·入院食ですね(笑)。
煮魚は多分タラだと思うんですが、最近は知らない深海魚もあるので確信が持てません。まあ、美味しきゃ何でもいい(笑)。甘みはなく薄い醤油味で、薄味なれどとてもいい味です。骨も丁寧に取られているし、一切れも大きい。これをほんのちょっとづつ口に入れ、そしてしっかり噛んで飲み込む、2回に1回位、ご飯もちょっとだけ口に入れる、こんな単純な繰り返しをしているとなんか幸せな気分になるのが不思議です(笑)。
白菜はちょっと酸味を感じる、煮魚より醤油が強いつゆで煮込まれています。固い芯の部分が多く使われています、これは多分、噛み応えを演出しているように思いました。逆に冬瓜は非常に柔らかく、こちらは塩味であっさり炊かれているのが対照的でした。
それにしても桃の缶詰なんて前回いつ食べたか覚えていない位久しぶりてす。これもゆーっくりいただいて、ヨーグルトもしっかり味わって、最後に番茶もありがたくいただいて、20分は時間をかけました(笑)。
やっぱ入院食だから寂しいんだけど、その範囲で一応工夫はされているな、という料理でした(笑)。
いただいた直後にもう夕食が楽しみです(笑)。