【外メシ】スパイスキーマカリー Bar RUDDY | 趣味カップ麺、朝食オートミール、時々ミュージシャン

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カップ麺は小宇宙、カップ麺は山崎(謎)
大腸ガンに2度罹患したので、腸活のため朝はオートミール食べてます

 

スパイスキーマカリー

相模大野カレーフェスティバル2025

 

昨晩の2店舗目、Bar RUDDYに来ました。こちらは相模大野駅前の本格的なショットバーです。スパイスキーマカリーでカレーフェスにエントリーしてます。カレーフェス参加店の中では数少ない深夜まで営業しているお店なので、毎回行きやすくて助かっています。毎回カレーフェスには凝ったカレーで参戦しているお店ですが、今回はキーマカリーです。
 
この店の一つ下のフロアにかつてピエットグリッドという、ワインや肉料理が美味いビストロがあり、通っていました。残念ながらコロナ禍で閉店してしまったのですが、その時のスタッフが系列店であるこのお店にいらっしゃるので、タマにしか行かないのに常連ヅラさせていただいています(笑)。
 
ショットバーなので、まずは一杯それっぽいカクテルを。今回はマティーニからスタートしました。マティーニはジンベースのショートドリンクで、キリっとしてスッキリしているのが特徴です。しかも昨晩は大好きなジン、タンカレーで作ってくれたし、しかもオリーブが2個付け(笑)。実はワタクシ、長年通っているモンクスでマティーニを頼む時、特別にオリーブを2個にしてもらってるんです(笑)。半分飲んだところで1個、飲み終わりに1個っていうのがワタクシのルーチンなので(笑)。
 

マティーニ

 
さあ、おまちかねのキーマカリーが来ました。ミニサイズなのでシメに最適です。辛さ抑えめなれど香り高く、そしてソテーした彩り野菜が鮮やかな一杯です。
 
実は今日、このお店に来る前からずっとカレーにどのお酒を合わせるか考えていました。考えながらカウンターに座ると目の前の棚にこいつがありました、ペルノー。ならばペルノーのロックでキマリです(笑)。
 
かつてフランスを中心に"アブサン"というニガヨモギなど香草系のリキュールがありました。水島新司のマンガ、"あぶさん"の名前の由来通り、安くて、そしてニガヨモギの成分の影響ですごく酔っぱらうという、呑兵衛御用達で大人気となったのですが、ニガヨモギの成分がよろしくないなどの理由で発売禁止になったいわくつきのお酒です。そしてニガヨモギじゃなくてアニスを使って同じような味に仕立てたのがペルノーというわけです。面白いのは透明なお酒なのに氷に注ぎ入れると白濁した黄色っぽい色に変化するんですね。女性と飲みに行った際などに語れるウンチクの一つです(笑)。
 
甘口で香草系の香りが強いペルノー、予想通りカレーによく合いました。スパイスを引き立てつつ、後味を洗い流してさっぱりさせてくれる感じです。これは新発見でした。
 

スパイスキーマカリー&ペルノー

 
ところで写真の後ろに映ってる白い瓶、これはたまたまディスプレイされていたものなのですが、これ、実は鹿児島県で作られているアブサンなんですよ。芋焼酎のベースになるスピリッツにニガヨモギ、アニスなどを漬け込んで作ってるんだそうです。ペルノーを注文したら後ろにアブサンが写ってたなんて、なんという偶然でしょうか(笑)。そんな出会いがあるのがこういうお店の面白いところです。
 
こちらのお店、通常はチャージ500円ですが、カレーを頼むとチャージがサービスになります。ったく今の時代、「お通し要らない、その分安くしろ」みたいな意見も支持される世知辛い世の中ですが、そもそもお通しってチャージだと思うんですよ。ところがチャージって無形の料金じゃないですか。日本人って場所やサービスなど形のないものに金を払う習慣があまりなかったと思うんですよ。だからチャージなんだけど"お通し"っていう一品に代えた、そんな事なのだと解釈しています。だったらお通し要らないって客には代わりにテーブルチャージを付けりゃいいんですよ(笑)。
 
えー、前の煮込み屋ミヤコでも結構飲んだ上に、こちらでも最後にブラッディマリーをいただきまして、翌朝の今、少し胃がムカムカしています(笑)。といいつつ、朝食はしっかりいただきましたが(笑)。