昨年の秋にリニューアルしたサッポロ一番の天下一品どんぶり型カップです。もう何度も食べていますがこのブログではまだ扱って無かったのと、あと、一緒に天下一品の赤んこってり味が出ていたため、食べ比べのために両方買って来ました。
かつて地元にも天下一品がありました。が、その見た目からワタクシはてっきり博多ラーメンのお店だと思い込んでしまい、結局一度も行く事はありませんでした。地元って博多ラーメンの名店がいくつかありますし、ワタクシの青春のすりこみ、博多一番がどーんと鎮座しているため、興味がわかなかったんです。その天下一品が実は京都の鶏白湯の名店だという事は、地元にお店がなくなった後の事でした(苦笑)。だから実店舗でこいつをいただいた事はありません、なんと残念な事か。
カテゴリ的には鶏白湯という事になっていますが、こちらの場合、鶏白湯にじゃがいもなどを使った野菜ペーストを合わせているので、他店の鶏白湯とは別物といってもいいドロドロスープがウリのお店です。
では調理に入りましょう。フタを開けると小袋は3つです。かやく(チャーシュー、メンマ、ネギ)、粉スープ、液体スープです。かやくを麺の上に開け、お湯を注いで4分待ち、粉スープ、液体スープを注いでよく混ぜて完成です。液体スープの粘度が半端なく、混ぜるのが結構大変です。
液体スープを味見してみたんですが、煮干しの風味を感じました。が、原材料欄に魚介系の食材は見当たりません、気のせいかなぁ?再現レシピなんかも調べてみましたが、魚介系の食材に言及しているところはないですねぇ。
さてでは実食です。スープの濃度はさすがです。カップ麺の場合は食材を煮出したりするわけではないのでトロミは付け放題とはいえ、この位ドロドロさせていれば天下一品ファンも納得でしょう(笑)。まろやか、クリーミー、そして旨味たっぷり、こんな表現になるかな?
麺は加水多めのノンフライ麺です。実は2個いっぺんに作ったので調理プロセスに時間がかかり、若干柔らかめの仕上がりとなってしまいました。で、スープの粘度が半端なく麺をリフトすると大量のスープが付いてきて重くなり、麺が切れがちになりました(^^;。戻し時間は4分ですが、混ぜる時間を考慮すると若干前倒しで切り上げてもいいかも知れません。
麺77gとボリューム的にもたっぷりですし、粘度のあるスープ自体も胃袋にずっしりと収まります。本来なら一杯で満足できる出来だと思います、が、食べ比べのためもう一杯食べてしまうという(笑)。
次のエントリは食べ比べ編です(笑)。