日清 名店ジャンク 山頭火 豚骨塩ヌードル | 趣味カップ麺、朝食オートミール、時々ミュージシャン

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日清 名店ジャンク 山頭火 豚骨塩ヌードル

名店ジャンクシリーズ、最後は旭川発祥のチェーン、山頭火です。パッケージには「火頭山」とありますが、こちらのお店のロゴが右から左に書くからです。

 

よくトラックの横に会社名などを書く場合、右から書く場合があるじゃないですか。あれは走行しているトラックを横から見た時に読みやすいように、という理由だそうですが、山頭火は移動しないのでそういう理由ではないですね(笑)。そういえばたまたま今日、Xで「ぎょうざの満州」のトラックの写真が出て来まして、社名が逆書きになってるんです。でもよく読むと「州満のうざょぎ」になってるって写真(笑)。実際にありそうだし、あっても気づかなそうです(笑)。

 

山頭火には行った事がありません。前にも書きましたがBSE騒動の頃、渋谷の新南口近くに取引先があり月に何回かその辺に行っていました。周辺には美味しそうなお店がたくさんあったのにも関わらず、その並びの一番奥の方にあった、当時唯一牛丼を提供していたチェーン店の神戸ランプ亭に行かざるを得ず、他の店に全然行けなかったって話なんですが、この並びに山頭火があって、スルーする事をいつも残念に思っていたのです(笑)。もしBSE騒動なんてなかったら、ワタクシはとっくに山頭火のラーメンを食べていました(笑)。

 

さて一般的に北海道は札幌が味噌、函館が塩、旭川が醤油と言われていますが、こちら山頭火は塩ラーメンがメインとなっているようです。ただしスープは豚骨(+魚介)、だからこの名店ジャンクも豚骨塩となっているわけですね。

 

さてフタを開けると粉スープが大量に入っていて麺が見えません。粉スープを寄せてやっと見える位。極細の平打ち麺で、名店ジャンクすみれと同じ5分戻しですが、でも見た感じすみれとは色の印象が違います。こちらの方が加水率高めなのか、下味が違うのか。いずれにせよこってりしてる予感があります。

 

お湯を注ぐ時に注意です。このカップ麺、麺の密度が高く、ケトルややかんでお湯を入れる場合、ゆっくり注がないとお湯がしみこむ前に上部の線までお湯が達してしまい、結果お湯が少ない状態での調理となってしまうと思います。ここはコーヒーでも淹れるつもりでゆっくり慌てず注ぎましょう。

 

5分待って添付のネギ・ガーリックオイルを入れて実食です。一風堂よりも白っぽいスープですが、濃度は高いです。少し焦げたネギと黒胡椒の香りがします。一方、スープには魚介も使われていますが、匂いは全然感じません。味的にも魚介感はなく、非常に抑えた使い方になっているのでしょうね。

 

豚骨といっても博多のような白濁した感じはなく、油分による軽い濁りといった感じですね。そして黒胡椒のすっとした香りが非常によく合います。

 

味も名店ジャンクシリーズの中では一番塩加減が甘く、あっさりしています。

 

5分戻しの極細麺はやはり加水率高めな食感です。固めだけどぷつっとキレが良い、なかなかの出来でした。

 

というわけで、名店ジャンクという割にはジャンク感があまりありません。でも味わいは一番複雑で、まとめるのが一番難しかったのがこの山頭火ではないかと、なんとなく思います。

 

名店ジャンクシリーズ、「雑うま」なんてパッケージに書かれていますが、結構濃度の高いスープなのに溶け残りが全くないし、麺の戻りムラもなし。カップヌードル並みにカップ麺としてのしっかりした基本性能を備えているし、相当工夫して作られたのではないでしょうか。「雑」だなんてとんでもない、看板に偽りあり、ですよ(笑)。

 

名店ジャンクシリーズ、AFURIとか中本とか、他店の追加投入を期待します!

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