九州が誇る永遠の二番手、サンポーの新作!
サンポーは佐賀県のメーカーで、九州ではあのマルタイとシェアを争っています。本当に二番手なのかはわかりません(笑)。ただ、ワタクシがスーパーでバイトしていた高校生の頃に既にマルタイ棒ラーメンが売られていたのに対し、サンポーが関東進出したのは比較的最近で、二番手というのはそういう意味です。しかしオーソドックスなマルタイに対して非常に個性的な商品が多く、強く印象に残るメーカーです。ここはめいっぱいの親しみを込めて「永遠の二番手」とさせていただいております、褒めてます(笑)。
九州って実はローカルラーメンメーカーが非常に多いんですよ、ついでに言えば醤油メーカーも非常に多い。面白いですよね、狭い商圏でなぜこんなにたくさんのメーカーが成り立つのか。そういえば沖縄って、沖縄でしか活動していないミュージシャンがすごく多いんですよ。これも同様で、どうやれば狭い商圏で商売が成り立つのか、非常に興味深いところです。
そんな九州のメーカーのサンポーです。関東進出直後は100均やマイナースーパーでの扱いが多かったのですが、最近は大手スーパーでも見かけますね。これはスーパーベルクスで買って来ました。
さて「ねぎ博多豚骨」です。フタを開けると先入れの「粉スープ」と、後入れの「かやく」「後入れねぎ」の3袋が出てきます。で、粉スープにも一般的なインスタントラーメンに入ってる形状のネギが結構多めに入っていて、そして後入れねぎはカットされた白ネギ、さらに後入れかやくの袋は透明で、小ネギしか入っていません、博多といえば万能ねぎですが、そうは書けないんでしょうね、ブランドだし(R)だし(笑)。そんなわけで、具はネギだけトリプル!、潔いにもほどがある(笑)。
元々博多豚骨ラーメンにネギは非常によく合います。いわゆるネギラーメンのようなラー油を絡めた白髪ねぎではなく、万能ねぎが一番ですね。山盛りにしてもいい位です。このねぎ博多豚骨ラーメン、まさにそんな感じですね。もしペヤングだったら「ねぎMAX」って命名する事でしょう。
スープは割とあっさりめの豚骨白湯、若干塩が強いです。塩味が強いのは大量のネギに合わせてでしょうか。ひと口に博多豚骨といっても、様々なタイプがあります。一蘭や一風堂は濃厚ってイメージなんですが、本場の博多ラーメンは割とあっさりしたものが多いと思います。ワタクシがよく行く相模原の博多一番もあっさり目です。そしてこのねぎ博多豚骨ラーメンはそれよりもさらにあっさりしているっぽいです。でもそれがいい、後口もさっぱりしていて、非常に食べやすい一杯になっていました。そういえばサンポーも外れがないな~。
さて実はバンドメンバーからの帰省土産でマルタイを中心に九州限定のカップ麺をいくつかいただきました。新商品優先で食べていますが、九州限定カップ麺もちょいちょい混ぜていきますよ~。