エースコック 一蘭 炎 | 趣味カップ麺、時々ミュージシャン

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カップ麺は小宇宙、カップ麺は山崎(謎)

エースコック 一蘭 炎

 

週末、いつものウェルシアに行ったら新発売商品が数多く並んでおりまして、端から端まで買ってきました(笑)。で、まずは一時期話題になった一蘭カップ麺、これの期間限定品、炎、ホノオ!

 

実は一蘭ってお店には一度も行った事ないんですよ。近くにあるし、出先で店の前を通る事もありました。が、ワタクシ、行列が何よりキライなんです(^^;。近くの店では駐車場に車を止めながら行列を見つけて踵を返しました。出先で通りが掛かった時も行列を見つけると他の店に行ってしまいます。

 

さらに福岡ラーメンに関しては他のどんな美味しい店で食べても、必ず地元の博多ラーメンのお店に行きたくなってしまうのです。そこは地域でも一番の老舗で、40年以上通っているお店です。まだ関東で福岡ラーメンが根付く前、豚骨ラーメンといえばうまかっちゃん位しかなかった頃に初めて外食で食べた博多ラーメンなんです。鳥が産まれて最初に見た動くものを親だと思い込むように、あるいは男性が初恋の人をいつまでも忘れられないように、そこの博多ラーメンが私にとってのオリジナルなのです(笑)。一風堂に行っても博多天神に行っても、翌日は地元の博多ラーメンが食べたくなってしまうのです。恐らく一蘭でも同じだと思います。そんなわけで、一蘭の店舗についてはまだ未体験なわけです(笑)。

 

そんな中、3年ほど前に一蘭のカップ麺が出ました。具が何も入っておらず500円っていう麻生太郎もびっくりな値段(笑)。だがしかし売ってるカップ麺は食わないと気が済まないワタクシ、速攻買ってきていただきました。普通のカップ麺の2倍美味しかったんですが値段も倍なので釣り合ってマス(笑)。そしてその頃ネットのあちこちで読んだ一蘭カップ麺の試食提灯記事に「黙って出されたらお店のものと区別がつかない」っていう記述を鵜呑みにして、あー、だったらもうお店に行かなくてもいっかー、と今に至るわけです(笑)。以上、「一蘭と私」でした(笑)。

 

でもって3年ぶりの一蘭カップ麺、頂きました。「あえて具材を入れておりません」とフタに書かれています。"あえて"って便利な言葉ですね(笑)。どんな事でも"あえて"を付けると、考え尽くしてこうしました、って事になるもんね。「あえて飲み過ぎてみました」とか「あえて寝坊したんです」とか、みんなも明日から使おう(笑)。ま、とはいえこの「具材無し」って判断には一定の理解をします。色味なんかもちゃんと考慮したカップヌードル系ならともかく、一応入れました的な小さなチャーシュー、木の皮みたいなメンマなんかは入ってても嬉しくないし下手すると邪魔になるもんね。なのでここは"あえて"だと認めましょう。

 

そして極細なのに4分という戻し時間長めの麺、独自製法の専用麺な匂いがプンプンします。実際のところ縮れも少なく、博多ラーメン特有のクキクキした感じもうまく再現できてると思います。

 

さて今回は"炎"という事で辛口です。てっきりスープはレギュラー版と同じで、赤いタレが多かったり別物だったりするのかと思ったら、粉スープも液体スープも両方辛味が付いておりました。唐辛子ベースですが、発酵した雰囲気もあります。でもコチュジャンや豆板醤とはちと違う。ストレートでありながら旨味やニンニクなどの香辛料を足して熟成させたって感じですね。しっかりとした辛味で、ココイチでいえば5辛位かなぁ。

 

トータル、やっぱりよくできています。"あえて"具を入れないこだわった体や500円っていう値段も併せ、「他と比べるんじゃねえ、一蘭が通るぞどけ」的なメッセージが伝わってくるこのカップ麺は普通のカップ麺の倍美味しいです(笑)。

 

関係ないけど、原材料欄を見ると食材数はスープより赤いタレの方が多いんだよな、だから辛いのが苦手だからって赤いタレは使わなきゃもったいないですよ(笑)。

 

エースコック 一蘭 炎 原材料